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せなぴーご家族が袖ケ浦市と東京で二拠点生活後、袖ケ浦市に移住をしたきっかけ

目次

せなぴーご家族が袖ケ浦市と東京で二拠点生活後、袖ケ浦市に移住をしたきっかけ | 二拠点生活

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ご家族のプロフィール

奥様は埼玉県で生まれ育つ。学生時代に美術を専攻し、ロンドンで4年間アートとデザインを学び、その後ジュエリーデザイナーへ。旦那様は、東京都で生まれ育ち現在は都内で飲食業を営む。2010年に袖ケ浦市の別宅を購入したことを機に、東京と袖ケ浦市での2拠点生活を開始された。2020年のコロナ禍には、手狭になった都内の自宅を離れ、袖ケ浦市に移住。奥様は3人のお子さんを育てるかたわら、袖ケ浦市に住む子供たちに向けて、好奇心や表現の多様性を育むアートワークショップを主催している。

袖ケ浦市で二拠点生活をはじめたきっかけ

袖ケ浦市で2拠点生活をはじめるに至ったのはなぜでしょうか?

旦那様:海沿いでの暮らしにあこがれて別宅を探し始めたのがきっかけです。海が好きだったので東京から2時間圏内で通える静かな港町を条件に物件を探しました。いろいろな候補地を巡り、最終的には横須賀市と袖ケ浦市に絞りましたが、アクアラインを利用して都心まで1時間圏内というアクセスの良さと、海が間近に見える物件が見つかったので袖ケ浦市にしました。

2010年に袖ケ浦市に別宅を購入された当時はどんなまちだったのでしょう?

旦那様:今は駅も綺麗に整備されていますが、当時の駅周辺はほとんど田んぼでなにも無かったですよ。

奥様:袖ケ浦駅には自動改札はなく、私たちの家の方面への出口もありませんでした。現在は駅の周りも新興住宅地として開発が進み、ファミリー層も多く移り住んで活気も出ていますが、当時は海が近い田舎まちのような雰囲気でした。

どのくらいの頻度で袖ケ浦市を訪れていたのでしょう?

旦那様:月に1~2度くらいでした。今でこそ海が近くにある暮らしが当たり前になりましたが、当時は海でサーフィンやSAPなどを満喫し、東京に帰りたくないな~と思っていました。

奥様:夫は袖ケ浦の海の家が楽しくて、くるくる踊りながらモップ掛けをしたり、壁紙を剥がして、ペンキを塗ったり、趣味の荷物も運んだりしながら、2拠点生活を満喫していました。

2020年コロナ禍に袖ケ浦市へ移住

別宅購入から10年後に袖ケ浦市へ移住を決めた背景を教えてください!

奥様:移住する前は渋谷区の代々木上原に住んでいました。間取りは2DK、広さ約40平米と家族5人で暮らす私たちには手狭になりました。子供たちが大きくなると洋服やおもちゃも増え、その他生活用品も溢れ出し、家が片付かないストレスに悩まされ…。当時は袖ケ浦に住むことを考えていなかったので、住みやすそうな世田谷区辺りで戸建ての物件を検討し始めました

旦那様:世田谷区に物件も見つけましたが、駐車・駐輪スペースがなかったり、部屋数も少なかったりと理想的な物件がなかなか見つからず…。袖ケ浦の別荘に移住してもよいかなと思いました。

奥様:長男が卒園するタイミングに合わせてと思い2020年に移住を決めました。

袖ケ浦市への移住前にまずしたことは園選び。子育てのしやすさは抜群。

袖ケ浦市へ移住を決めてからどういった準備をしましたか?

奥様:まずは園選びを真っ先にしました。小学校は公立であれば受け入れてくれますが、幼稚園・保育園はそういう訳にはいかないので。なのでまずは、どんな幼稚園・保育園があるのか探しました。

奥様:袖ケ浦市で見つけた幼稚園は、園庭も広くて園内を草履で過ごすような方針もあり、のびのび育つ環境だなと思いました。また、外部の英語講師の方が来たり、音楽指導に力を入れてカリキュラムも充実していたり、送迎のバスも充実したところを選びました。

袖ケ浦市での子育て環境についてはいかがですか?

旦那様:東京では危なくて子供たちを自転車に乗せられなかったのですが、袖ケ浦市では安心して子供たちを遊ばせることができます。袖ケ浦市は子供にとっては天国のような環境で、渋谷区での暮らしは大人の都合でつくられたものなんですよね。

移住先を決めるうえで「移住者が多い」は重要

移住前に不安だったことはありましたか?

旦那様:私たち大人よりも、子供たちが新しい環境でも大丈夫かな?とは思いましたね。

奥様:子供たちもまだまだ小さかったので、気にすることもあまり無かったです。10年弱袖ケ浦市で2拠点生活をしていて、町のことも知っていたので不安よりは希望の方が勝っていましたね。また、2020年頃には首都圏から袖ケ浦市への移住者が増えているという話も聞いており、小学校の児童数も増えているようだったので、“自分たちだけがよそ者でない”という安心感はありました。

奥様:また、外の方が来てくれることで新しい価値観が持ち込まれたり、人間関係の広がりも期待しました。

あまりにも閉鎖的で村八分みたいなことは怖いですもんね。

奥様:最近のニュースで、移住者は都会の風を吹かすな!という発言をしている自治体がありましたが、袖ケ浦市はそんなことはなく、ご近所の方々もとても快く迎え入れてくれました。

移住ではなく引っ越しという感覚が近い

袖ケ浦市に移住を決めたときは一生ココに住むみたいな心づもりなのでしょうか?

奥様:大好きになって住み始めた袖ケ浦ですが、子供たちはいずれ家を離れるでしょうし、今後のことはまだ分かりません。

旦那様:状況に合わせて、住む場所も変えていく必要があると思います。なので、新築でローンを組むという住まいの買い方は避けました。

「〇〇ちゃんのママ」という一人称以外で広がった人間関係

袖ケ浦市に移住されて新しい人間関係やコミュニティは広がりましたか?

奥様:昨年の暮れからお子さん向けのアートの活動と情報発信をはじめたことがきっかけで、袖ケ浦や木更津で私のように子育てをしながら、活動されている方々との輪が広がるようになりました。

奥様:子どもを通してのお付き合いだと「〇〇ちゃんのママ」と呼ばれたり、話題が子ども中心になりがちですが、自分の夢ややりたいことを語れる仲間もできました。

東京ではそういった人間関係は広がりづらかったのでしょうか?

奥様:東京はイベントやアクティビティが充実していたので、わざわざ私が新しいことをやりたいとは思わなかったでしょう。袖ケ浦に住み始めて子どもたちのアートを通じた表現活動の場が、まだまだ発展途上だと思い現在の活動を始めました。

たちにもアートを通じた表現の場を

ただでさえ子育てで大変だと思うんですが、どういう思いで現在の活動をされているのでしょうか?

奥様:袖ケ浦は学習やスポーツ、音楽などの習い事の環境はあるのですが、絵画、造形教室は少なくて…。子どもたちの中には、絵を描いたり、モノを作ることに興味がある子もいるはずなので、そういう子たちにもっと自分の好きなことや、やりたいことができる環境を作りたいと思いました。

アートワークショップを主催されている上で大切にしていることは何ですか?

奥様:ずっとジュエリー業界にいたので、まさか自分が子ども向けのアートのワークショップをやったりアート教育について考えるなんて思ってもいなかったので、勉強中です。

奥様:ただ、子供たちに教えるというよりは、子供たちの創造性を引き出すことが私の役目で、あくまで「表現の場」を提供することを意識しています。自由に表現すること、創造することは、大人も子供も関係なく対等だという点も大事にしていますね。なので私はお子さんや保護者の方には「先生」ではなく「せなぴー」と呼んでもらっています(笑)「先生」と呼ばれることで上下関係を作りたくなかったのです。

袖ケ浦でのライフスタイル

袖ケ浦市ではどのような日常を過ごされていますか?

奥様:袖ケ浦周辺は自然豊かで、のどかなだけでなく、木更津アウトレットのように洗練された都会的な要素も感じられるので、その両方を堪能しています。

旦那様:袖ケ浦市に移住してからは1日中海に行くなんてことは無くなりましたね。海がある生活が当たり前になったので。でも毎日、夜中に海沿いをバイクで走っています(笑)

奥様:私はどちらかというと海より山派なんです。夏は袖ケ浦から車で約1時間の君津で川遊びをしたり、山に行ったり。そこも気に入っています。

移住前後で日常生活に変化はありましたか?

旦那様:実は移住後の方が外食に行く頻度が増えたと感じています。移住前に住んでいた代々木上原にはお洒落なお店がたくさんあったんですが、子供どもたちを連れて外食は行きづらかったです。でも袖ケ浦市では飲食店に駐車場もついているので、海に遊びに行った帰りなんかは外食していますね。

奥様:市内にある「ゆりの里」という産直市場でよく買い物します。地元の生産者さんが作った農作物は新鮮で、スーパーよりリーズナブル。地元の方が作ったパンや焼き菓子をいただくのも楽しみの一つです。

都内にはどのくらいの頻度で出ていますか?

奥様:都内には月に1回ほど。友人と会ったり、子どもたちと美術館や舞台を見に行くこともあります。

旦那様:都内で仕事があるので月に2回ほどですね。

最後にこれから袖ケ浦市へ移住を検討している方へ

読者の方へメッセージがあればお願いします!

旦那様:袖ケ浦へ1度来てみたら絶対に気に入ると思います。自然もありながら田舎過ぎず、都心まで1時間で出られるのは魅力です。ぜひ我が家にも遊びに来てください!

奥様:袖ケ浦海浜公園から見える夕景が私にとっての癒しでお気に入りスポットなので、ぜひ見て欲しいです。

奥様:2019年から袖ケ浦に住むことを意識し始めましたが、それまでは自分が千葉県民になるなんて思いもよりませんでしたし、現在はアートのワークショップを始めましたが、当時はこんな活動をやるなんて自分のライフプランにはありませんでした。

奥様:ごく最近、心理学者クランボルツ教授の「計画的偶発性理論」というのを知りました。「将来の目標を決めてキャリアを積んでいく」という従来の考え方ではなく、「あえて明確なゴールを持たない」ようにしています。そうすることで予期せぬチャンスと遭遇し、行動や努力で新しいキャリアにつながるということ。移住後の暮らしがまさにそうでした。今後もどんなことに遭遇するのかとてもワクワクします。

せなぴーさまInstagram:@chibafornialife

せなぴーさまブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/chibafornialife

袖ケ浦市の職員さんに市の魅力を聞きました

プロフィール

袖ケ浦市 企画政策部 秘書広報課 主任主事
柿本 健さん

生まれも育ちも袖ケ浦市の柿本さん。現在、袖ケ浦市の広報担当として市のHPやSNSを通じて袖ケ浦市の魅力を発信されています。また、全国の自治体でも珍しいTik Tokでの情報発信を行っており、市の地域活性化に取り組まれています。

袖ケ浦市の魅力

都心へのアクセス性の良さが最大の魅力だと思います。高速バスを利用すると羽田まで22分、品川駅まで40分足らずで移動できます。バスの本数も多く必ず座れるので通勤中にパソコンを開いて仕事をしたりひと眠りすることもできます。

袖ケ浦市の子育て・教育環境

高まる幼児教育・保育ニーズに対応するために、認定こども園1ヵ所、幼稚園3ヵ所、保育所14ヵ所、小規模保育事業所5ヵ所、家庭的保育所1ヵ所、事業所内保育所1ヵ所(令和5年4月現在)で保育を実施しています。

また、本市では読書教育を推進しており、令和3年度の県内公立図書館サービス指標で、人口1人あたりの個人貸出冊数県内5位、蔵書冊数県内2位と力を入れています。また、「図書館を使った調べる学習コンクール」に参加しており、令和3年度まで自治体別の優秀賞以上の入賞を23年連続して全国一を達成しています。

そのほかにも特徴的な取り組みとして、青少年育成事業「そでがうらわんぱくクエスト」があります。この取り組みは、市内の小中学校の子供どもたちが数日にわたり、子供どもたちだけで市内を歩いて野外泊をしながら生活するというハードな内容なのですが、非日常体験を味わう中で強くたくましい心が育ち、忘れられない思い出や、かけがえのない友情が生まれています。「そでがうらわんぱくクエスト」は、地域の方々の協力なくしては実施できません。ありがたいことに、この取り組みを毎年のように継続して行うことができており(令和2~3年は中止)、地域の方々が地元で育つお子さんを見守る環境が、袖ケ浦市にはあると感じています。

移住を考えている方へメッセージ

近年東京、神奈川からの移住者がとても増えています。袖ケ浦であれば、都市部ではなかなか持つことができない大きな庭付きの家に住むことも可能です。個人的には、テレワークやリモートワークがメインの方にオススメ街ではないかなと感じています。

いきなり、移住というかたちではなく二拠点生活というスタイルもいいも思います。

まずは一度遊びに来てほしいです。

皆さんが理想とするライフスタイルが、この街で待っています。

袖ケ浦市への移住・定住のご相談窓口はこちら

移住相談窓口 袖ケ浦市 企画政策部 企画政策課
住所 千葉県袖ケ浦市坂戸市場1-1
電話 0438-62-2327
公式サイト 袖ケ浦市 公式サイト そでがうらアンバサダー:袖ケ浦市特設サイト「そでがうらアンバサダー」では、せなぴーさん他、袖ケ浦市に関係する様々な人の「リアル」な声をお届けしています。 ぜひ、アンバサダーサイトもご覧ください!

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
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