関東圏の2拠点生活おすすめエリア10選。デュアルライフの開始までの具体的な手順も紹介
目次
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二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
都会の便利さと、郊外の静寂。関東圏で両方の魅力を手の中に収める2拠点生活が今、都市型の新しいライフスタイルとして急上昇中です。
この記事で、関東エリアの中でも特におすすめの10エリアをご紹介します。
都会と田舎、それぞれの良さを組み合わせた生活を夢見るあなたに、新たな門出のステップをご提供します。
関東エリアの2拠点生活おすすめ地域10選
さっそく、関東で二拠点生活におすすめのエリアをご紹介します。
条件は東京駅から各種交通手段で2時間30分圏内にあるエリアです。
二拠点生活(デュアルライフ)するうえで、移動時間は短いに越したことはありません!
しかし、ある程度遠い距離でなければ、非日常感が得られませんよね。
さまざまな観点から、あなたに合ったエリアが見つかる手助けとなれれば幸いです!
関東圏のデュアルライフおすすめ① 長野県軽井沢町
言わずと知れた避暑地・別荘地として有名な街です。
人口約2万人の小さな都市ながら、古くから国際交流が盛んで「国際観光文化都市」に指定されています。
東京まで新幹線で1時間。普段は静かで自然豊かな軽井沢町で暮らしながら、用事があるときには東京に簡単に出かけることもでき、2拠点生活には最適です。車でも東京駅から約2時間30分で移動できますが、休日の渋滞には注意が必要です。
軽井沢は、昔から著名人や有識者、文化人に愛されてきた町。軽井沢ならではのアートや歴史に関することが多く、知れば知るほど面白くなりハマる方も多いのだそう。
また、新しいお店もどんどん増え続けており、まちにはパン屋さんやおいしい洋食屋さん、お洒落な雑貨屋さんなどなど。もちろん、温泉もあります。
注意点は、都心の物価と比較してもほとんど同等です。なので、生活費は少し高めに見積もって、資金計画をしっかり立てておくことをおすすめします。
軽井沢町(神奈川県)の病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報はこちら
参考:東京と軽井沢で二拠点生活(デュアルライフ)をしている宮川さんのライフスタイル
関東圏のデュアルライフおすすめ② 千葉県長生郡
千葉県長生郡は一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町の5町1村からなります。
長生郡全体で人口は約15万人、千葉市から30km圏内、都心から60km圏内と車でのアクセスは便利です。
長生郡の特徴はなんといっても、南に広がる九十九里浜!太平洋に面しており全国的にもサーフスポットとして有名で世界大会なんかもこの周辺で行われています。
サーフィンやSUP、ウィンドサーフィンなども楽しめるため、マリンスポーツ好きにはたまらく嬉しい環境でしょう。
しかし、海沿い特有の塩害による錆や、住居の劣化、常に風が強く洗濯物が大変だったりというデメリットもあるようです。
情報収集しながらどのエリアにするか慎重に決めていきましょう!
各市町の病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報は下記の市町名をクリック!
一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町
参考:海好きにおすすめの町10選|海のある暮らしのメリットやデメリットも解説
関東圏のデュアルライフおすすめ③ 千葉県鴨川市
鴨川市は旧鴨川市と旧天津小湊町が合併して誕生しました。
人口は3万2千人ほどで、南房総の温暖な気候と豊かな自然が特徴です。
都心までのアクセスも良好で、特急列車で約2時間、車でもアクアラインを通り約1時間30分程度で到着します。
海水浴場も数か所で開設されているので、夏場は海水浴も人気です。マリンスポーツや釣りを楽しめるほか、子どもも喜ぶ水族館「鴨川シーワールド」もあり、一日中楽しめます。
また、鴨川市は昔ながらの里山の風景を残した町並みで、都心から最も近い棚田百選にも選ばれています。
鴨川市(千葉県)の病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報はこちら
参考:~本当の豊かさを求めて~ 東京と鴨川で二拠点生活をされている神向寺さんの里山ライフ
関東圏のデュアルライフおすすめ④ 千葉県南房総エリア
南房総エリアは、特急わかしお号と特急新宿わかしお号が通っているため、都内への移動も便利です。
東京は約2時間、新宿でも約2時間20分で到着するため移動でのストレスも少ないでしょう。
車での移動もアクアラインや房総スカイラインの利用で、便利なだけでなく素敵な景色を楽しみながらドライブができます。
路線バスやコミュニティバスも運航しているため、県内、県外ともに移動しやすい地域です。
南房総エリアの大部分は海に面していますが、実は小高い山々も魅力の1つ。南房総からは富士山が見えるスポットがあったり景観も抜群!
自然豊かな観光地やちば眺望100景にも選定された、清澄寺「旭が森」や魚見塚展望台など壮大な景色を眺められるスポットも多数あります。
南房総エリアは上記の図のように、複数の市と町を含めて呼ばれています。上述した鴨川市も含まれていますね。
房総半島は、日本列島のほぼ中央、関東地方の最南部に位置しておりコロナ渦以降特に注目を集めた自然豊かな土地です。
病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報は下記をクリック!
南房総市、館山市、富津市
参考:東京と南房総市で二拠点生活をしている河西さんのライフスタイル
関東圏のデュアルライフおすすめ⑤ 神奈川県伊豆エリア
伊豆エリアの魅力は自然でしょう。伊豆半島は海に突き出す半島なので、たくさんのビーチがあります。
また、自然が豊富な伊豆は、南北に山があり春と秋は、桜や紅葉といった四季折々の色づく草木に癒されるでしょう。
東京駅から伊豆エリアの熱海までは、新幹線で約50分、車で大体2時間程度ですが、休日の渋滞には注意が必要です。
気象庁では下記のようなの区分けとなります。
伊豆エリア:熱海市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町
気になる市町村をクリックすると病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報が表示されます。
関東圏のデュアルライフおすすめ⑥ 神奈川県湘南エリア
サーフィンの聖地として名高い湘南は、都心から1時間程度で移動できるアクセス良好な街。
また、湘南エリアには徒歩2分で海に行ける賃貸物件も多くあるので、サーフィン好きならずとも、海を間近に感じられる憧れのライフスタイルを手に入れられそうです。
湘南エリアは、「藤沢」「茅ヶ崎」「平塚」「二宮・大磯」の4エリアを今回は湘南エリアと記載しています。
関東圏のデュアルライフおすすめ⑦ 神奈川県鎌倉市
神奈川県鎌倉市は、日本有数の観光地であり、豊かな自然が魅力です。
横須賀線を使えば、東京まで約1時間で通勤圏内です。通勤圏内なので、都内へ毎日通勤しながら2拠点生活も可能です。
東京の高級住宅街とは違った、鎌倉独特のステータスを感じられる魅力ある街です。
鎌倉市と言えば、「大仏」が有名ですね。
鎌倉市に住めば、週末には歴史的建造物が多く残る場所でゆっくり散策が楽しめます。歴史好きな方にとっては移住やデュアルライフにも適していますね。
平日は通勤やテレワーク、週末は観光地巡りやマリンスポーツを楽しむことができます。
鎌倉市(神奈川県)の病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報はこちら
関東圏のデュアルライフおすすめ⑧ 神奈川県足柄郡箱根町
箱根町は箱根駅伝でも知られる、東京箱根間往復大学駅伝競走のコースとして使用されている町です。
人口は1万1千人ほどで、温泉や観光地は休日多くの人で賑わっています。
箱根町は都心に最も近い観光地として有名で、東京まで約70分で移動ができます。
「箱根ターンパイク」や「芦ノ湖スカイライン」などの有料道路も通っており、箱根町のキレイな景色を見ながらドライブが楽しめます。
箱根町は、富士屋ホテルのある宮ノ下、箱根ユネッサンのある小涌谷、お土産屋が並び観光客で賑わう箱根湯本、絶景スポットやパワースポットが多い芦ノ湖、黒たまごで有名な大涌谷やミュージアムが多く芸術を堪能できる仙石原、大文字焼きで有名な強羅など数々の観光スポットがあります。
エリアそれぞれに温泉地もあるため、一日の疲れを癒すのにも最適。日帰り温泉も多い箱根町はまさに大人から子どもまで楽しめます。
箱根町(神奈川県)の病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報はこちら
関東圏のデュアルライフおすすめ⑨ 栃木県那須塩原市
栃木県那須塩原市は、栃木県の北部にある街です。
観光地で有名な「那須高原」の玄関口となっています。観光客が多く訪れる栃木県那須塩原市は、温泉や自然のアクティビティが充実しており、大人から子供まで楽しめるでしょう。
温泉は、「塩原温泉」と「板室温泉」があり、特に板室温泉は効能の高さから「下野の薬湯」として知られています。
ハイキングや登山のコースも数多くあり、自然をたっぷり堪能できます。
平日は新幹線50分程度で都心に通勤したり、週末は那須塩原で自然を満喫するライフスタイルも実現可能です。
那須塩原市(栃木県)の病院やスーパーなど暮らしに関する街の情報はこちら
関東圏のデュアルライフおすすめ⑩ 東京都奥多摩
東京都の奥多摩は人口約5,500人の小さなまちです。
奥多摩は東京都とは思えないほど自然が豊かで日本一の巨樹本数と日本百名山のひとつ雲取山、多摩川源流があります。
また、二拠点居住したいエリアランキングで2位にランクイン(出典:リクルート住まいカンパニー「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング調査」より転載)するなど、その自然に注目が集まっています。
自然豊かな反面、日常生活には少し不便さも。電車は30分に1本で、東京都心での暮らしに慣れている方は驚くかもしれません。
また、日用品などを購入する際は車で20分程度移動することもしばしば。
しかし、その不便さも休日のトレッキングや山登り、釣りに川遊び、家庭菜園などができる環境には代えがたいかもしれません。
奥多摩町(東京都)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
全国で人気のエリアはこちら
都心へも気軽にアクセスしたい!という方も多いと思います。
しかし、全国色々な地域の情報収集をされたい方は、各エリアごとのランキング記事も参考にしてみて下さい!
意外と飛行機を使えば、東京までの移動時間が短かったりしますよ。
【東北エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【北関東エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【首都圏エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【北陸エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【甲信エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【東海エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【近畿エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【中国エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【四国エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【北部九州エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【南九州・沖縄エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【全国版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
二拠点目のエリアを探す際のポイントやコツ
住みたい移住候補地を決める
情報収集は抜かりなく実施してください。もちろん、「南紀白浜でサーフィンをしたい!」といった明確なやりたいことや目的、移住したい土地があれば、それに越したことはありません。
ただし、基本的な移住先を決める際のチェックポイントもしっかり参考に吟味してください。
候補地を選ぶポイント
・ 近くに病院があるか
・ お子さんがいる場合は塾や学校はあるか
万が一の事態を想定し、近くに大きな病院がある土地に住むと安心ですね。お子さんがいるご家庭なら、教育環境のリサーチもお忘れなく。
大きな失敗を避けることができるでしょう。
二拠点目の物件を探す際のポイントやコツ
二拠点生活をする際に最もお金がかかるところは住居です。
住居を契約する際は大きく3つの選択肢があります。
②物件を購入する
③物件シェアのサブスクリプションサービスに加入する
工夫次第では二拠点生活の住居費を大幅に抑えることができるのです。 通常の賃貸物件でも地方は安価で、単身者であれば月々2万円程度の物件もあります。長期滞在ができるホステルやゲストハウス、民泊物件では、月々1.5万円程度から宿泊できるところも珍しくありません。
2拠点面の物件を賃貸する場合
二拠点生活のためにマイホームを建てると費用がかかります。
マイホームにこだわらず賃貸物件を探せば、二拠点分の家賃を払うとしても家計がやりくりできる可能性が高くなります。
・ 土地が合わない場合、拠点を変えやすい
・ いろいろな拠点を試すことができる
物件を賃貸する際は、今みなさんが住まわれている家と同様に民間企業の出している物件検索サービスを利用すれば良いでしょう。
二拠点目に住まう頻度が多くない(月のうち1〜2週間ほど)なら、定住する場合と比べて住居の劣化スピードも遅くなります。そのため、オーナーや不動産会社と家賃交渉ができる余地もあるでしょう。
賃貸での二拠点生活を実践し、仕事の関係で都心で滞在する場合はホテルを予約されている方も一定数いらっしゃいます。
その方のインタビュー記事はこちら
2拠点目の物件を購入する場合
家の購入はリスクが高いため、慎重に行うようにしましょう。
多額の資金が必要ですし、1年〜2年住んだ後に「やっぱり違った」と思うかもしれないため。場所によっては、売却も上手くいかない可能性があります。
お試しで近隣の物件を賃貸で住んでみたり、購入を考えている物件を1〜2ヶ月住んでみたりと慎重に選ぶようにしましょう。
2拠点目に空き家を活用する場合
二拠点生活は、受け入れる地方にとってもメリットがあります。
都市部からの流入によって「人材不足の解消」「経済効果」「コミュニティの活性化」などの効果が期待されており、政府機関によって積極的な推進が行われているのです。
こうした理由から、自治体によっては、二拠点生活の支援制度がある場合も。
たとえば、長野県では県内の55の市区町村において、最大で100万円の補助金制度が設けられています。
そのほかにも、空き家を活用した住宅の整備、リモートワークの環境整備など、さまざまな自治体が特色ある取組みを行っているのです。
そのため、拠点を持ちたいエリアを絞り込めたら、自治体のホームページなどで利用できる制度を調べておくといいでしょう。
物件シェアのサブスクリプションサービス
シェアリングエコノミーの浸透や民泊合法化、また地方物件の価格低下などを背景に民間企業から多数の物件をシェアできるサービスが提供されています。
サービス | 月額会費 |
A社 | 5.0万円 |
B社 | 8.2万円※30日間MAX滞在プラン |
C社 | 3.0万円+共益費1万円 |
2拠点目として思いっきり自由に自分の私物を置くことはできませんが、お試し期間の長期滞在先として活用してみるのも検討してみて下さい。
二拠点生活(デュアルライフ)のデメリットや注意すべきこと3点
デュアルライフに挑戦しようと考えたら、以下で説明する3つのポイントを心掛けてください。
一時的な情熱に駆られて見切り発車するのは厳禁です。
お試し滞在は必須
二拠点生活を実行に移す前に、必ず現地に滞在して住み心地を体感しましょう。
「住んでみたら、想像していた生活とはかけ離れていた」という状況も考えられます。
理想と現実のギャップは、できるだけ早いうちに埋めておくべきですね。
参考:お試し移住(暮らし体験)は必須!注意点や種類や申請手続きについても解説
地域住民と積極的に交流する
都市圏と地方都市では、人付き合いの流儀が異なると心得てください。
東京では近隣とのつながりが薄く、密な付き合いは少ない傾向にあります。かたや田舎では地域一帯が知り合いだらけ。強固な人的ネットワークが形成されています。
そこに都会から来た人がなじむのは大変かもしれません。
自ら地域住民の輪に入るくらい気持ちがあると安心でしょう。
往復時間と交通費を考慮する
交通費については、デメリットで述べた通りです。それと同じくらい重要なのが、往復にかかる時間。
目安としては、現在の住まいからできる限り2時間以内で行ける場所を選びましょう。
ほどよい距離でないと2拠点生活実践者いわく、次第に足が遠のいてしまうみたいです。
都会と田舎の良いとこどり!関東で二拠点生活を楽しもう
この記事では関東エリアにお住まいの方に向けて、二拠点生活(デュアルライフ)におすすめな地域を紹介しました。
もちろん、良い物件と巡り合うか?だったり、ご家族の仕事の状況やお子さんの進学などタイミングがあると思います。
また、2拠点生活をはじめてその土地が気に入れば、「移住する」方も多くいます。自分に合わなければ、また引っ越せば良い!くらいの感覚で、楽しみながら二拠点目を探してはいかがでしょうか。
物件の購入は焦らず、しっかり長期滞在をしたうえで住まいをどうするか決めましょう。
終わりに
都会の喧騒を離れ、「いつかは理想のライフスタイルを叶えたい」そう思っているなら、その気持ちを忘れないように持ち続けることも大事です。
また、今後どのようなライフスタイルを送りたいのか
・「はっきりしていない!」
・「現状の働き方では無理!」
そんな方に向けてライフスタイル診断ができるようになりました。LINEから簡単に診断できるのでぜひ使ってみてくださいね!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。