関東エリアのおすすめ移住先ランキングベスト10|東京でも田舎暮らしできる?
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
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そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
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【全国版】移住先におすすめのまち
2023年、都会の喧騒から一歩離れた、心安らぐ「住みたい田舎」をご紹介します。
電車で1時間とは思えない豊かな緑、四季の移ろいを感じられる小さな村々、そして都会とはまた違った歴史的な背景…。
このランキングを通して、近くて遠い首都圏の隠れた魅力を再発見しましょう。
日常からの小さな逃避を求めるあなた、首都圏の意外な一面に触れ、新しい生活の質を手に入れてみませんか?
未知の美しい風景との出会いが、ここにあります。
首都圏エリア おすすめの田舎ベスト10
今回は月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した、「2023年版第11回 住みたい田舎ベストランキング」の結果を参考に紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
1位 いすみ市(千葉県)
千葉県南東部に位置しているいすみ市。市の中心部にある大原駅から東京駅までは特急で約70分と利便性もよく多拠点生活先としても良い立地。
山と海に囲まれたこの町は、2023年版「住みたい田舎ランキング」においても首都圏エリア総合1位を獲得。
農業と漁業が盛んで、夏にはマリンスポーツを楽しむ方も多く訪れるいすみ市。サーフィンなど趣味を満喫したい方にはもってこいの場所といえるでしょう。
そうした“田舎暮らし”に適した条件を活かし、自治体全体で移住者を増やす取り組みが行われています。
いすみ市では、お試し移住体験を支援する制度があり市内での暮らしを体験したうえで、移住や2拠点生活先として検討を進めることをおすすめします。その他、市での起業や創業に対してのサポートが手厚く市内の空き家の活用や、創業に必要な融資の利子を補助する制度などがあります。
いすみ市(千葉県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
2位 山北町(神奈川県)
神奈川県山北町は、山や川が近く緑が豊か。そのため町内では車が必須の環境です。
町内にはJR東海御殿場線山北駅があり、駅周辺は自然があふれるのどかな住宅街で、昭和レトロな雰囲気が漂う街並みです。また、山北町役場をはじめ公民館などの公共施設、飲食店や地元のスーパー、個人商店、金融機関などがコンパクトに集まっていますが、大きな商業施設や娯楽施設は町内にはありません。
交通アクセスは、山北駅から主要な駅である、国府津駅まで約23分、小田原駅まで約30分。しかし、本数は1時間に1、2本と本数が少なく、都心部に出る場合は乗り換えが必要になります。
移住者支援として、やまきた定住相談センターがありオンラインでも相談を受け付けています。その他、空き家バンク、新築祝い金最大20万円、お試し住宅「ホタルの家」といった暮らしを体験できる施設もあります。
山北町(神奈川県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
3位 小川町(埼玉県)
埼玉県小川町は埼玉県の中央部にある約3万人が暮らすまち。
小川町では地酒や建具、和紙などの伝統産業に関連するスポットが多くあり、古くから続いている伝統的な歴史を体験できます。都会では体験できない歴史情緒を感じながら、静かな暮らしを送れるでしょう。
特に交通利便性が優れており、町内の小川駅から電車1本で池袋駅から約70分、東京駅から約100分で到着します。保育園も6園整備されており、待機児童は0となっています。さらに小児科のある医療機関は町内に6か所存在しており、子育て世帯も安心して暮らすことができる環境です。
住まいに関して、空き家改修補助制度があり、移住者向けに最大40万円の給付を受けられます。また、都心へのアクセスも良いため、都心部への通勤を行う方へ通勤者座席指定券購入費補助(1か月あたり最大7,500円)、結婚新生活支援事業補助金が最大60万円の補助金が受けられます。
小川町(埼玉県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
4位 鴨川市(千葉県)
鴨川市は人口は3万2千人ほどで、南房総の温暖な気候と豊かな里山の景観が残っています。
鴨川の棚田は都心から最も近い全国の棚田百選に選ばれています。鴨川市は移住者も多く、すでに移住者のコミュニティが形成されているので馴染みやすいかもしれません。
交通の利便性は、特急わかしお号通っており都内への移動も比較的便利です。東京は約2時間、新宿でも約2時間20分で移動可能です。車での移動もアクアラインで約1時間30分ほど。路線バスやコミュニティバスも運航しているため、県内、県外ともに移動しやすいです。
自然が豊かで、都市部とのアクセス性も兼ね備えながらも、水と緑に囲まれて生活したい方には良い環境でしょう。住まいに関して、住宅の取得費用を最大60万円を支援しています。市が空き家バンクも運営しているので、市内の良い空き家が見つかるかもしれません。
鴨川市(千葉県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
5位 加須市(埼玉県)
加須市は約11.2万人が暮らす”とかいなか”なまち。都心までのアクセスも良いですが、日本三大河川の利根川が市内をゆったりと流れており比較的自然も豊かなまちです。
交通利便性は、JR宇都宮線と東武鉄道が通っており、加須駅をはじめ栗橋駅や花崎駅新古河駅などがお主な駅です。電車では上野駅や浅草駅まで約70分でアクセスできる距離感にあり、車での移動も東北自動車道をはじめ国道が数本走っているため70分程度あれば都内まで出れる距離感です。
市内には「ビバモール」という複合型商業施設をはじめ「カインズモール」には蔦屋などの書店やスーパーも入っているので日常生活に便利です。市内での移動は車が無ければ不便でしょう。
住まいは、住宅リフォーム補助金が最大30万円のほか、物件取得時の固定資産税優遇制度もあります。子育て面でも、中学校卒業までの医療費が無料であったり、お子さんの一時預かり支援、子どもの臨時預かりといった支援、(0歳~2歳)の保育所・保育料が無料、かつ公立幼稚園が県内で一番多いため共働き世帯も安心して子育てできる環境です。
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6位 多古町(千葉県)
多古町は、都心からは約70kmの距離にあり、車で約70分で都心へアクセスできます。
町内の移動や買い物には自動車が必須ですが、都心のみならず成田空港も近いため国内外のあらゆる場所へアクセス可能な好立地です。
交通の利便性もありながら、昔ながらの田園風景と美しい里山を残す緑豊かな自然あふれる点が特徴。都心にも近く、のんびり田舎生活が楽しめる多古町は、ほど良い田舎感が魅力です。
住まいに関しては、住宅の購入に奨励金が交付されたり、リフォームを行うと経費の一部が補助されます。また、農業が盛んなまちでもあるため、新たに農業に従事したい方へ1人あたり年間150万円を最長5年間給付しています。子育て世帯に対しても、奨学金返済免除制度や、病児保育事業。幼保一元化による子育て支援(待機児童はゼロ)、小中学校給食費助成、高校生までの医療費無償化など手厚い支援が盛りだくさんです。
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7位 館山市(千葉県)
館山市は、約4.5万人が暮らしバスや電車を使って都心部まで不便なくアクセスできるため都内からの観光客も多く訪れます。
館山駅から千葉駅まで行けば、総武線を介して東京方面へ、市内には路線バスがあり、そのほかにも高速バスを使えば千葉や東京、羽田空港、そして横浜に行けます。
館山駅周辺から郊外へ少し車を走らせると、そこには豊かな自然が残り、昔ながらの里山の風景あり、年間を通してさまざまな花が咲き誇ります。自然を堪能できるスポットがいくつかあり、代表的なものは「県立館山野鳥の森」、「平砂浦海岸」周辺で、海水浴場水質調査で最高ランクのAAランクに認定されるほど。
館山市は、市全体が移住者に協力的で館山市公式ホームページでは、移住の流れがわかりやすく記載されており、それぞれの段階で同市によるサポート体制が整っています。それぞれの移住スタイルに合わせて住まいを提案してくれるサービスもあるので、多拠点生活を考えている方も安心して住まい探しなどをできるでしょう。
住まいに関して、館山市への子育て世帯の移住者へ月額の家賃の2分の1(上限2万円)を1年間にわたって助成してくれる制度があります。
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8位 君津市(千葉県)
君津市は、東京湾アクアラインにより東京駅まで約57分、横浜駅まで約50分、羽田空港まで30分と都心へのアクセスが良く、電車は東京や横浜に直通で行ける総務線快速が君津駅始発であり、ゆったり通勤・通学ができる環境で、都心へも通勤圏内という点が嬉しいですね。
君津市内には南房総の山々だけでなく、海にも一部面しており自然やレジャーを楽しめるスポットも豊富です。都市と地方の魅力をもっているため、自分らしい暮らしや生活が実現できるかもしれません。
そんな君津市には、中古住宅を購入した際に最大70万円、県外で働きながら市内に移住し、引き続き県外で勤務する方の引っ越し費用とテレワーク導入の費用について、最大10万円の補助があります。
ひとり親家庭の世帯には、家賃などへ充当できる住宅手当を支給していたりと、移住後に最もお金のかかる住まいに関する支援が手厚いです。
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9位 南房総市(千葉県)
南房総市は、自然豊かな観光エリアでもあります。
緑や紅葉で囲まれた渓谷や250ヘクタールを超える牧場など、自然が豊富な地域です。
交通利便性は、ハイウエイオアシス富楽里という道の駅から、東京駅まで約70分、横浜駅まで約80分、羽田空港約65分、千葉駅まで約75分でアクセスできる高速バスが運行しています。高速バスを利用する際は、道の駅の無料駐車場に車を停める方が多いです。車での移動も快適で、東京・横浜方面へは首都高速~アクアラインを経由し、千葉方面へは、京葉道路~館山自動車道~富津館山道路を経由し移動できます。
南房総市には移住を考えている方へ、「IJU Cafe」という無料のオンライン相談窓口が用意されています。また、中々1歩が踏み出せない方へ、移住体験会やトライアルデュアルライフといったお試し移住施設を無料で貸し出しています。その他、子育て支援制度や、医療費等も手厚く支援しています
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10位 栄町(千葉県)
栄町は、東京都心へ45km、成田国際空港へは10kmの位置にありどちらも車で気軽にアクセスできる距離感です。
そんな町には、利根川や印旛沼、里山など自然豊か。
あまり聞いたこともない方が多いかもしれませんが、国際観光モデル地区に指定されおり、町内には国の史跡に指定されている龍角寺古墳群・岩屋古墳などの歴史のあるまちです。
住まいに関して、町内に住宅を新築・購入した方へ最大30万円、リフォームに対しても最大10万円の補助金があります。移住する世帯でお子さんがいる場合は、お子さん1人につき10万円の「移住者子ども加算金」や新婚世帯にはアパート等の家賃・引越し費用を最大30万円補助してくれます。
栄町(千葉県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
全国の人気移住スポットはこちら
首都圏エリアで週末田舎暮らしを堪能したい!というこだわりがある方も多いと思います。
しかし、全国色々な地域の情報収集をされたい方は、各エリアごとのランキング記事も参考にしてみて下さい!
はじめての移住計画を立てる際の注意点
移住をして後悔しないために。ここからは、移住で失敗しないための注意点を解説します。事前に移住前に考えて注意ポイントをクリアして移住を進めて下さい。
こちらの記事では、ご自身の移住が「失敗だった!」と語る方のリアルなインタビューの内容を掲載していますので参考までにどうぞ!
家族にきちんと相談し勝手に決めない
家族に良く相談せずに移住という重要な決定をしてしまうと、移住後にお互い不満がたまってしまいます。きちんと、お互いに理解と納得をしたうえで、移住を決めましょう。
パートナーも、ご自身で決めた実感があれば不便や不満なことがあっても乗り切れるでしょう。
個人的には、経済的な支援のみならず行政が出産〜育児〜高校くらいまで、その時々で相談できる窓口や一貫したサポートがあると、子育て世帯に寄り添ってくれているなぁという印象を受けます。
特に子育て世帯の読者の方へチェックして欲しい自治体の支援や子育て環境のチェックポイントをまとめた記事はこちら!
仕事を見つけて移住すると失敗が少ない
移住にお金の問題はつきもの。
移住前に、仕事を見つけておくと大変安心して移住を決断できます。
理想は、リモートで業務ができる職種や会社の雇用が決まること。安定した給与や保障などもあるので、リスクを最小限に抑えることができます。
地方には都会と比べて企業も少ないので、求人もぐっと少なくなります。その場合は、起業やご自身で生計を立てる手段を考え無ければならず、その土地の暮らしを楽しむことができないかも・・・。
しかし、田舎には田舎特有の、1次産業(農業・林業・漁業)などで働く選択肢があります。人手が足りていない田舎では、歓迎されるとともに、経験としては面白いかもしれません。
参考記事:移住成功の秘訣は仕事探しにあり!地方で仕事の探し方や転職の方法など徹底解説
光熱費が地方によっては倍以上になることも
特に、ガス代が地方によっては大きな差があります。理由は、インフラ面で都市ガスが普及しておらずプロパンガスを利用するケースが多い地域があるから。また、雪国で都市ガスが普及していない場合は、倍以上の費用がガス代だけでかかってくることもあります。
地域選び・物件選びの際は特に注意が必要です。
参考記事:地方移住のデメリット11選!先輩移住者の失敗事例から学び移住の現実を知ろう
お試し暮らし体験をしておく
そのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験をしておくことをおすすめします。その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。
できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。
例えば、夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない!そして、冬は暇!
といったことや、
想像以上に雪が降って、寒すぎで暖房も全然効かない!雪かきしなければ、車でどこにもいけない!
みたいなことが起こる確率をぐっと減らせますよ。
参考記事:お試し移住(暮らし体験)は必須!注意点や種類や申請手続きについても解説
終わりに
都会の喧騒を離れ、「いつかは理想のライフスタイルを叶えたい」そう思っているなら、その気持ちを忘れないように持ち続けることも大事です。
・「はっきりしていない!」
・「現状の働き方では無理!」
そんな方に向けてライフスタイル診断ができるようになりました。LINEから簡単に診断できるのでぜひ使ってみてくださいね!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。