magazine

【北陸エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング

目次

【北陸エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング | 二拠点生活

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」

そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!

政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。

 
読了目安:3分30秒
 
 

北陸地方、雄大な自然伝統が織り成す楽園。

2023年、四季折々の美しさを湛える北陸地方の「住みたい田舎」を厳選紹介します。

金沢の古き良き街並み、積雪の美しい村々、そして海の幸を満喫できる港町…。

このランキングを通して、北陸の秘められた魅力と多彩な顔を一緒に探求しましょう。

新たな生活の舞台を探すあなた、北陸の風土に身を任せ、季節の移ろいとともに新しい暮らしを紡いでみませんか

ここには、新たな日常との出逢いが待っています。

北陸エリア おすすめの田舎ベスト10

今回は月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した、「2023年版第11回 住みたい田舎ベストランキング」の結果を参考に紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

1位 南砺市(富山県)

南砺市
南砺市は、約5万人が暮らす自然豊かなまち。

市域の約8割森林のため、どこからでも山々の雄大な景観を眺めることができます。

県都の富山市石川県金沢市、世界遺産の白川郷で有名な白川村飛騨市と隣接しているため、車で移動すれば大型商業施設を利用できます。

生活環境は、市内の一部が特別豪雪地帯にも指定されるほど冬の降雪量が多い特徴があります。そのため、道幅は広く整備されており、高速のICも市内3か所にあるなど、車があれば近隣の都市へ足を伸ばして買い物レジャーを楽しむことが可能です。電車の駅も多数ありますが、利用者は少なく本数も多くないため車が必須でしょう。

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の助成とやまっ子子育て応援券の支給(※1)、不妊治療費の助成、出生祝い金一律10万円の支給、多子世帯の保育料等の軽減、延長保育・休日保育・病後児保育などのサービスがあります。

住まいに関して、住宅の取得費用を最大50万円補助する制度があります。また、空き家の賃貸時や清掃費用に対しても補助金が出ます。

南砺市(富山県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

2位 佐渡市(新潟県)

佐渡市
佐渡市は、東京の1.4倍の面積に約5万人が暮らす新潟県の離島です。

島の中央には穀倉地帯が広がり、田植え直前には鏡のように水面に空が映り、秋には黄金色の稲穂が波打つ、四季折々に美しい情景が見れ、年間約100名が移住しています。

離島と聞くと「不便なのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、地元のスーパーをはじめ、全国チェーンのお店が密集している場所や病院が6つ島内に点在していたりと日常生活には全く困りません。そのうえ、温泉新鮮な魚介類を楽しめます。

子育てに関して、妊婦補助出産祝金をはじめ通院・入院ともに18歳になるまでのお子さんは無料。第2子からは保育料・幼稚園授業料が無料になります。保育園・幼稚園の数も島内には29カ所あり、待機児童という言葉は無縁です。

また、民間住宅などの家賃を1年間、最大月額2万円まで支援する家賃補助や、最大で50万円となるリフォーム補助もあります。時期によっては地域おこし協力隊の募集も行っています。

佐渡市(新潟県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

3位 三条市(新潟県)

三条市元町にオープンした図書館等複合施設『まちやま』

三条市元町にオープンした図書館等複合施設『まちやま』



新潟県三条市は約10万人が暮らし、新潟県の中央部にあり東京からアクセスも良いため人気のエリアです。

特に三条市は、金属製品製造の中小企業が多く、世界に誇れる技術を持ったものづくりの街。そのため、就職先も見つかりやすいかもしれません。日常生活での買い物や交通利便性について、不自由は無いでしょう。

三条市は、アウトドアを楽しめるスポーツ施設が充実している点や、農業と特産品づくりに関するプロジェクトが盛んで、移住者だけでなく新しいことにチャレンジしたい若者を応援する風土があります。

また市では教育環境に力を入れています。2021年には三条市立大学が設置され、図書館などの複合施設の「まちやま」が最近オープンしています。

このように子どもの教育環境生活環境に市全体で力を入れているのです。

支援体制は、空き家のリフォームなどに最大50万円の補助金や、賃貸住宅の家賃補助制度では1年目月額上限5,000円、2年目月額上限10,000円、3年目月額上限20,000円と対象者であれば補助金が受け取れます。

三条市(新潟県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

4位 坂井市(福井県)

坂井市
坂井市は約9万人が暮らす”とかいなか”なまち。

都市機能と自然が調和し、居住・教育環境が充実しており都市部に比べて生活費や家賃が安いのも特徴です。また、お年寄りの社会参加率が高く、生きがい・健康づくりも盛んなまちです。

美しい山々や海岸線をのぞむロケーションはもちろん、まちを流れる九頭竜川・竹田川によって育まれた自然豊かな環境も魅力的ですが、まちには公園も多く、子育て世帯に人気の「エンゼルランドふくい」では親子で楽しめる施設もあります。また、子育て支援センターもあるので、同年代の親御さん同士での情報交換子育ての相談も気軽にできる環境。

移住支援では、農業・漁業・海女など1次産業に挑戦したい方に手厚いサポートがありおすすめ。子育て世帯には、子ども高校3年生までのお子さんの医療費が無料という点は嬉しいです。

坂井市(福井県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

5位 白山市(石川県)

白山市
石川県白山市は、約11万人が暮らす自然豊かなまち。

市域全体が「大地の公園」を意味する日本ジオパークに認定され、アウトドアや自然の中で暮らしたい方にはおすすめのまち。山・川・海の豊かな自然に恵まれた白山市は、温泉・登山・キャンプ・海水浴・スキー・パラグライダーなどアクティビティが充実しており、休日のお出かけスポットには困らないでしょう。

また、小松空港へバスと電車で約30分、金沢駅まで市内の駅から約30分以内でアクセスできるため、ショッピングも気軽に楽しめますよ。全国各地へのアクセス性が高い点は魅力です。

支援制度は、移住者が住宅を取得する際、定住促進奨励金として最大80万円。住宅ローンを組んだ際は、最大30万円が支給されます(※市内のエリアによっては最大100万円)。その他、空き家バンクや空き家のリフォームにも補助金がでます。

子育て面では、18歳未満のお子さんの医療費が無料となります。

白山市(石川県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

6位 氷見市(富山県)

氷見市
富山県氷見市は、約5万人が暮らす伝統が大切に受け継がれているまち。

氷見市は獅子舞は有名で、現在も一つの区域に数えきれないほどの獅子舞団体が残っています。獅子舞の魅力をイベントなどで発信し、日本のみならず世界に向けて氷見の獅子舞の伝統を紹介しています。

漁港が近いということから、海の幸にも恵まれている氷見市。シーズン中の寒ブリ水揚げ量は、1日300本近くになり、牡蠣も有名。四季を問わずおいしい魚が都会のスーパーでは考えられないお安い価格で手に入るでしょう。

電車で氷見市内に入るには、JR氷見線の電車に乗り換える必要があります。車では国道415線沿いを通るのがおすすめ。主要の観光名所は駅から徒歩10~20分と少し離れた場所にあるので、車での移動が便利です。

住まいに関する支援が手厚く、マイホームを建てる際は最大100万円がでます。また、住まいに隣接土地を購入(売却)した際も補助金がでます。

氷見市に転入した人向けに1世帯当たり10万円の応援金を支給しています。

氷見市(富山県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

7位 能美市(石川県)

能美市
石川県能美市は、加賀平野のほぼ真ん中にあり約5万人が暮らしています。

豊かな自然環境伝統工芸、市内には国内トップレベルの技術を持った企業が数多く集積しています。また、いしかわ動物園や辰口丘陵公園など緑や自然を感じられる場所も多数ある一方で、金沢駅のアクセスも良い点が特徴。

市内の基本的な交通手段は車です。土地の価格が比較的安く、広い土地を購入しやすいため、敷地の広い家屋を建て、複数台分の駐車場を設けることも可能です。広いスペースを活かし、家庭菜園やバーベキュー、ペットと暮らすなど家族で楽しむライフスタイルが多いようです。

教育環境は、能美市に暮らすかたのアンケート調査によると「子育てにかかる費用の支援」「子育て支援施設、保育施設の充実」などが満足している点として挙げられており子育て環境が整っています。

住まいに関して、市内で住宅を新築する方へ最大220万円の奨励金が交付される制度があります。また、新婚世帯には、住宅取得やリフォーム、家賃へ最大30万円、空き家のリフォームに対しては最大50万円の補助金がでます。

余談ですが、筆者である私は能美市の公式ラインアカウントを登録しており、毎日のように地域のイベント情報台風・地震といった天災に関する連絡などが届き、市民と行政が近い印象を受けています。

能美市(石川県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

8位 長岡市(新潟県)

長岡市
新潟県長岡市は、県内第2位の約27.5万人が暮らすまち。

産業が発展して市内で働く人も多くいる一方で、山と海の2つの豊かな自然環境にも恵まれています。日本海側初の国営公園である「国営越後丘陵公園」をはじめ、冬はスキー、夏は海やキャンプ、天気の良い時にはハイキングなど季節ごとに違った楽しみ方ができる点も魅力。

生活環境は、コンビニやスーパーなどの小売店から、大型ショッピングモールまでバラエティー豊富です。深夜まで営業しているスーパーもあり、共働き世帯も安心です。市内には長岡駅をはじめ多数駅が点在し、電車やバスといった公共交通機関は発達しているため通勤・通学も便利でしょう。

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の助成があります。また、出産・育児をするすべての妊婦さんにお祝い金5万円を給付しています。

住まいに関して、空き家を取得した方へリフォームなどの費用を最大50万円助成する制度があります。また、住まいを購入した方へ、固定資産税を半額最大3年間(子育て世帯は5年間)支援しています。

長岡市(新潟県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

9位 十日町市(新潟県)

十日町市
新潟県十日町市は、新潟の中でも多く雪が降るエリアで約5.3万人が暮らしています。

東京からも約2時間でアクセスでき、自然も豊かで温泉地としても人気があります。山間の中にひっそりある温泉郷で気軽に温泉を楽しめるでしょう。

十日町市は、田舎まちなので大型の商業施設などはほぼありません。しかし、他の地域にはない豊かな自然があり、夏は青々とした田んぼが広がり秋には山が赤く色づく紅葉が、冬にはふわふわのパウダースノーでウインタースポーツも楽しめます。

十日町市では、特に子育て支援に力を入れており子育ての相談場所となる子育て支援センターや、季節・天候に関係なく親子で遊べる児童センター「めごらんど」といった施設があります。

また、学校教育には地域の声を積極的に取り入れ、十日町市ならではの魅力を学ぶ活動も実施。新潟県南部で開催される「大地の芸術祭」を活かした英語教育や、学校給食に地元の食材を使用する食育など、特色ある教育を受けられます。

十日町市(新潟県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

10位 魚津市(富山県)

魚津市
富山県魚津市は、富山湾北アルプスに囲まれた自然豊かなまち。

約4万人が暮らすこの町は、朝採れの新鮮な魚介類が普通のスーパーに並ぶなど、食文化の豊かな場所としても知られています。

市街地には地元のスーパーや全国展開の飲食店、ドラッグストア、家電量販店、衣料品店などがそろっており、買い物には困りません。商店街は4つあり、お祭りやさまざまなイベントが楽しめますよ。大型の商業施設や娯楽施設は少ないです。また、市内の移動は基本的に車となるでしょう。子育て環境は、保育所11か所、幼稚園3園、認定こども園5園あり待機児童の数は0人です。

魚津市では、住まいをはじめ子育て支援も手厚く、移住者を積極的に受け入れています。転入者住宅取得支援では、最大40万円(※子育て世帯に対しては、一律で10万円が加算)の補助金が受けられます。

多子世帯では保育料の軽減制度や、お子さんの医療費助成があります。また、東京圏・中京圏・関西圏に住んでいた方の移住に関しては、最大10万円の補助金があります

魚津市(富山県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

全国の人気移住スポットはこちら

北陸エリアで日本海側の海の幸を堪能したい!というこだわりがある方も多いと思います
しかし、全国色々な地域の情報収集をされたい方は、各エリアごとのランキング記事も参考にしてみて下さい!
意外と飛行機を使えば、甲信エリアより東京までの移動時間が短かったりしますよ。

はじめての移住計画を立てる際の注意点


移住をして後悔しないために。ここからは、移住で失敗しないための注意点を解説します。事前に移住前に考えて注意ポイントクリアして移住を進めて下さい。

こちらの記事では、ご自身の移住が「失敗だった!」と語る方のリアルなインタビューの内容を掲載していますので参考までにどうぞ!

甘くみるな!私の地方移住が「失敗」だったと振り返ってみて思うこと

家族にきちんと相談し勝手に決めない

家族に良く相談せずに移住という重要な決定をしてしまうと、移住後にお互い不満がたまってしまいます。きちんと、お互いに理解と納得をしたうえで、移住を決めましょう。

パートナーも、ご自身で決めた実感があれば不便や不満なことがあっても乗り切れるでしょう。

また、いろんな支援の制度があるのは分かったけど、どのポイントに絞ってチェックすれば分からない方も多いでしょう。
個人的には、経済的な支援のみならず行政が出産〜育児〜高校くらいまで、その時々で相談できる窓口一貫したサポートがあると、子育て世帯に寄り添ってくれているなぁという印象を受けます。

特に子育て世帯の読者の方へチェックして欲しい自治体の支援や子育て環境のチェックポイントをまとめた記事はこちら

仕事を見つけて移住すると失敗が少ない

移住にお金の問題はつきもの

移住前に、仕事を見つけておくと大変安心して移住を決断できます。

理想は、リモートで業務ができる職種や会社の雇用が決まること。安定した給与や保障などもあるので、リスクを最小限に抑えることができます。

地方には都会と比べて企業も少ないので、求人もぐっと少なくなります。その場合は、起業やご自身で生計を立てる手段を考え無ければならず、その土地の暮らしを楽しむことができないかも・・・。

しかし、田舎には田舎特有の、1次産業(農業・林業・漁業)などで働く選択肢があります。人手が足りていない田舎では、歓迎されるとともに、経験としては面白いかもしれません。

参考記事:移住成功の秘訣は仕事探しにあり!地方で仕事の探し方や転職の方法など徹底解説

光熱費が地方によっては倍以上になることも

特に、ガス代が地方によっては大きな差があります。理由は、インフラ面で都市ガスが普及しておらずプロパンガスを利用するケースが多い地域があるから。また、雪国で都市ガスが普及していない場合は、倍以上の費用がガス代だけでかかってくることもあります。

地域選び・物件選びの際は特に注意が必要です。

参考記事:地方移住のデメリット11選!先輩移住者の失敗事例から学び移住の現実を知ろう

お試し暮らし体験をしておく

北海道の大自然で移住するならココ!北海道への移住の魅力とおすすめの町 |二拠点・移住マガジン|二拠点・移住ライフ大学
そのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験をしておくことをおすすめします。その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。

できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。

例えば、夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない!そして、冬は暇

といったことや、

想像以上に雪が降って、寒すぎで暖房も全然効かない!雪かきしなければ、車でどこにもいけない

みたいなことが起こる確率をぐっと減らせますよ。

参考記事:お試し移住(暮らし体験)は必須!注意点や種類や申請手続きについても解説

終わりに

北海道中札内村の有名な桜の景色と田舎の道
都会の喧騒を離れ、「いつかは理想のライフスタイルを叶えたい」そう思っているなら、その気持ちを忘れないように持ち続けることも大事です。

また、今後どのようなライフスタイルを送りたいのか
・「はっきりしていない!」
・「現状の働き方では無理!」

そんな方に向けてライフスタイル診断ができるようになりました。LINEから簡単に診断できるのでぜひ使ってみてくださいね!

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
 
そんな方には「個別の30分無料移住相談」がおすすめ!
 

公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います

JOIN US!

会員登録するとできること