定年退職後の地方移のススメ。体験談をもとに定年後の移住を考える
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
- 老後は地方でゆっくり暮らしたい
- 都会の喧騒から距離を置きたい
- 人生100年時代と叫ばれるような昨今、老後の暮らしに不安を感じる
そう考えている方も多いでしょう。
地方の歴史や文化、その地域でしか見ることができない街並みなど、年齢を重ねるごとに興味が湧いてくるもの。
また、将来のお金の面で不安が一切ないという方はいないでしょう。
特に定年を過ぎた60代では、約6割が「不安がある」と回答しています。
しかし、地方移住を通して、ご自身の理想の老後の暮らし方を手に入れた方もいらっしゃいます。
これまで、定年を迎え移住した方や、早期退職制度を活用して移住された方へインタビューを行いメディアでご紹介してきました。
そこで、この記事では老後の地方移住のメリットや楽しむコツ、どの地域を選べばよいのか、注意点も解説していきます。後半には老後の移住も安心なおすすめの自治体5選も紹介していますので、最後までぜひお読みください!
定年後に移住するってどうなの?
定年退職後の移住は良いタイミング
移住には何かきっかけが無ければ、スムーズに進みません。
例えば、移住の目的を決めたり、仕事(職場)を辞めて新たな仕事を見つけたり、お金のハードルを克服したり、住まいを探したり・・・etc。
考えることも多いため、何かきっかけや移住する理由・目的が無ければ先に進まないのです。
定年退職や、早期退職を機に移住をするというきっかけは、絶好のタイミングでしょう。
定年後に地方へ移住するメリット5選
それでは、さっそく定年を迎えた方や老後を迎えた方が、田舎ライフを送るにあたって、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
田舎の自然の中で落ち着いた暮らしを送れる
現在、都市部で生活の拠点がある方にとっては、都会ならではのストレスや忙しさから開放されやすいでしょう。
具体的には、人混みや騒音、車の混雑や渋滞、都会であれば飲食店に入るのにも順番待ちが必要です。
移住する地域によっては、交通機関の混雑や人混みとは無縁な環境で、静かで暮らしやすい落ち着いた暮らしを送る条件が揃っています。
新しいコミュニティが生まれる
都会で生活をしていた人にとって、「地方は人間関係が煩わしそう」や「干渉されるのイヤ」という声も聞こえてきそうですが、田舎は確かに人間関係が密になりやすいです。
なぜなら、人口の少ない地方では、人との関わりを濃密にすることで仲間意識を醸成し、無意識的に何かあった時に助け合える関係を築いておこうとするからです。また、「よそもの」を排除したり、見慣れない人間を警戒したりということが意識的ではないですが、考え方としては受け継がれています。
つまり地方における人間関係の濃さは、必要だったからこそ残ってきているものなのです。
少し考え方を変えると、いったん信頼関係を築くことができれば、これほど心強いことはありません。地方暮らしで解らないことや相談、困りごとといったことを率先してアドバイスをくれたり助けてくれるでしょう。
例えば、少し出かけるからペットを見ておいて欲しいや一緒に地元の喫茶店に行って談笑したり、おすすめのお店なんかも紹介してくれるでしょう。
場合によっては仕事の紹介など、人脈や新しいコミュニティも広がりやすいですよ!
地方移住で生活コストが抑えられる
都会は便利な分、物価も家賃も割高です。
地方では物価が安いので、食料品などの生活コストを下げられます。
また、夜遅くまで開いている飲食店やお店も少なかったり、仲の良い友人もリセットされるため誘惑が少なく、結果として外食や娯楽費、交際費が激減します。
自治体ごとの支援制度を利用すれば、住まいだけでなく引っ越しにかかる初期費用も節約できます。
移住で収入が減る、あるいはゼロになる方もいらっしゃると思いますが、工夫次第で生活コストが現在と比較して大幅に下がるのでぜひ一度シミュレーションしてみてはどうでしょうか。
健康的な生活が送ることができる
田舎は良くも悪くも、やれることが限られます。具体的には、下記のようなことは、楽しむ頻度が減るでしょう。
- 飲食店での外食
- 居酒屋で遅くに晩酌
- 大型商業施設でショッピングや映画鑑賞
その反面、地元の産直市場などに新鮮で格安の野菜や生鮮食品が揃っているので、自炊が増えたり、天気が良いと自然の中を散歩したくなるという声もあります。また、夜遅くまで営業しているお店が少ない分、夜はやることが無く都会で暮らしていたころより、間違いなく早く寝ることができるでしょう。
東京都から山梨県北杜市へ移住した方の体験談
「移住する前よりもりすっかり早寝、早起きになった」と語る先輩移住者。
現在は小鳥のさえずりを聞きながら6時台には起床し、夜10時台には就寝する生活スタイル。
毎日規則正しい時間帯に食事を摂ることが出来るようになったおかげで、外食もほぼなくなり、生活習慣病の数値が正常値になったり、体重の大幅減量にも成功されています!
参考:早期退職し東京都から山梨県北杜市へ移住したご夫婦のライフスタイル
息子・娘夫婦やお孫さんを田舎に呼べる
地方で暮らすことで、今より大きな部屋や戸建ての住宅が手に入りやすいでしょう。
地方では、人がどんどん減ってきて、空き家や使用されていない土地などが多く、地価が必然的に安くなるためです。
そのため、息子さん・娘さん夫婦、お孫さんをご自宅に招きやすいでしょう。
都会の自宅では数泊するにも手狭だったり、息子・娘夫婦も豊かな自然を楽しむことはできません。
結果的に、滞在期間や頻度が短くなったり、少なくなったり、ゆっくりと過ごせなかったり・・・・。
田舎暮らしであれば、身体や心をゆっくり休める機会にもなるでしょう。訪問がちょっとした旅行になり、お孫さんにとっては自然豊かな環境から良い刺激になります。
定年後の移住の進め方
おすすめはプチ移住・二拠点生活
そのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験や二拠点生活のスタイルで暮らしてみることを強くお勧めします!
二地域居住は50~60代が望む地方移住のスタイルで、「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」によると、シニア層(60代の男女)で二地域居住をしてみたいと回答した人は32.5%と他の年代より多く、人気があることが分かります。
二地域居住は今の生活拠点を残したままで地方移住できるので、これまでの生活スタイルを急激に変えたくない方には、はじめやすい地方移住でしょう。
プチ移住・二拠点生活をする際のポイント
その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。
できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。
例えば、夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない!そして、冬は暇!
といったことや、
想像以上に雪が降って、寒すぎで暖房も全然効かない!雪かきしなければ、車でどこにもいけない!みたいなことが起こる確率をぐっと減らせますよ。
定年後に地方移住を充実させるコツ
老後での地方移住を充実したものに変えるには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょう。
先輩移住者の体験談も交えて、ご紹介していきます。
田舎の価値観を受け入れる
地方移住でやってはいけないことの1つに「都会の感覚を持ち込む」というのがあります。
別の表現に置き換えるならば、お客様気分が抜けていないといえるでしょう。
都会と田舎に優劣はありません。
インフラが整っているかいないかの違いなのです。
都会の感覚を引きずっている人が言いがちなNGワードに「東京では○○なのに」があります。これは間違いなく田舎で嫌われる言動です。
「東京の便利な生活がいいなら、なぜここにきたのか」と反感を買いかねません。
移住で失敗したくなければ、田舎は都会より劣っているという考えを捨ててください。
自分からその地域を好きになる努力が必要です。
大阪市から愛媛県東温市へ移住した方の体験談
近所付き合いといっても、基本的に挨拶と軽い雑談のみです。
地域によっては町内会や消防団への参加が義務付けられているらしいです。私たち夫婦は移住者ですから、はじめはこちらが何者でどこから来たのかというコミュニケーションは積極的に取るようにし「怪しくないですよ」というアピール?は大げさにしておりました(笑)。
参考:半ば勢いで大阪市から愛媛県に移住した岡さんの穏やかな暮らし
地元の方と積極的に交流しない
田舎暮らしをするなら、地域のコミュニティに溶け込む必要があります。
助け合いや共同意識なくして生きていけないといっても過言ではありません。
「そんな大げさな」と思うかもしれませんが、場所が変われば生活スタイルも違うのです。不便だからこそお互いに協力し、持ちつ持たれつの関係性を築く。
たとえばおすそ分けの文化がわかりやすいですね。買い物に行くのが大変な土地に住んでいると、ご近所からもらった野菜のありがたみを実感するでしょう。
最初は住民に警戒されるかもしれません。しかし諦めずにこちらから相手の懐に飛び込んでください。
笑顔で挨拶したり、作業を手伝ったりするうちに受け入れてもらえる可能性があります。
東京都から群馬県沼田市へ移住した方の体験談
最初、地域の人からは、都会から来たことを珍しがられました。
名刺代わりにと、猪や熊の肉を持って来てくれた人もいます(笑)。高齢者ばかりの地域なので、50代の私が一番年下。
考え方に世代の壁もありますが、そこはしっかり話し合いながら、乗り越えていきたいです。
参考:さまざまな体験を通して地域との関係人口を増やしていきたい
老後を最高のものにするための移住先の選び方
ここでは、実際に移住先を探す際にどのようなことに気を付けて移住先を選べばよいかについて解説します。
【公共交通機関】年齢を重ねても暮らしやすいか
移住後とても住みやすく、気に入りそのまま物件を購入し・・
「気づけば、免許返納のタイミングに・・・。」
こういったタイミングは、地方で暮らしていたら遅かれ早かれ訪れます。
先輩移住者の方の多くは、その点は割り切って、移住先に骨をうずめる覚悟では無く、より暮らしやすい環境を求めて引っ越しをすればよいという考え方の方もいらっしゃいます。
しかし、公共交通機関が発達している地域に住むことは安心感につながります。
病院や役所、スーパーにバスや電車を使って気軽に行ける環境であれば、老後の暮らしにおける不安はぐっと減ります。
東京都から山梨県北杜市へ移住した方の体験談
やはり車が無いとここでは住みにくい環境です。市が運営しているデマンドバスも運行はしておりますが、事前予約が必須で少々使いにくいところもあり、ゴミ出しにも町の中心部まで移動する必要があり、やはり車に依存してしまう事になります。私たちも高齢者世帯となりつつあるわけで、今後の課題として残りそうです。
移住を検討されているなら、まずは「こんなはずじゃなかった」と、移住してから後悔するより、現地へ赴いて納得いくまで地元の不動産屋さんからいろいろな情報をお聞きする事はもとより、できるならばその土地で店舗を構えているレストランや喫茶店のマスター。現地に一泊し宿泊したオーナー様にお聞きするのもいいかも知れません。とにかく日々の暮らしぶりなど生の声を聴くのが一番かと思います。
参考:早期退職し東京都から山梨県北杜市へ移住したご夫婦のライフスタイル
【医療体制】病院や診療所、福祉制度が整っているか
高齢になると、1番の不安は健康面。
万が一のときに備えて、病院や診療所・福祉制度が整っている自治体への移住がおすすめです。
健康な方でも、定期的に健康診断を受けることができる病院が近くにあることや、介護・福祉サービス、自治体の制度などもチェックしましょう。
特に、持病を持たれている方は、特定の科が備わっている病院がある移住先を選びましょう。
移住後、物件を決める際などには、総合病院や地域のクリニックなどの所在地や軒数をチェックしましょう。
【趣味・環境】趣味や人間関係を楽しめる環境があるか
移住先での暮らしを充実させるためには、趣味を楽しんだり、生き生きとやりたいことに取り組んだり、挑戦できる環境が必要です。
趣味を重視するなら、公共のプールや体育館、運動公園、交流施設、図書館などがあるエリアがおすすめです。
仕事を続けたい場合は、今までに培った経験やスキルを生かしたり、やってみたい仕事にチャレンジできたりする場所を見つけよう。
老後の移住も安心なおすすめの自治体5選
ここからは、老後の移住も安心な自治体を紹介していきます。
老後の移住におすすめのまち 山梨県北杜市
北杜市は、約4.5万人が暮らしており、八ヶ岳をはじめとする様々な自然を身近に感じることができます。
日本名水百選でもある源流からミネラルウォーターが作られており、その生産量は日本トップクラス。
日本の飲料メーカーによって広大な山々が丁寧に管理されています。
なんといっても、日本でも有数の山々の景観を身近に感じられる環境は何物にも代えがたいでしょう。
一方で、ある程度の利便性を兼ね備えている点も住みやすいですね。
暮らしのデータ | 数 |
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病院 | 2院 |
診療所 | 21か所 |
歯科診療所 | 21か所 |
図書館 | 8か所 |
鉄道の駅 | 7駅 |
北杜市の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
老後の移住におすすめのまち 北海道北見市
北見市は、北海道の東部に位置しており、東京羽田空港から最寄りの女満別空港までは、1時間45分とアクセスはまずまず。
「田舎と都市機能が融合した、子どもから大人まで誰もが安心して暮らせるまち」をキャッチフレーズに、移住者への子育て支援、ワークライフバランスの充実へ向けた取り組みなどを行っています。
また、北見市は、北海道の豊かな自然を楽しむための観光地としても有名で、毎年多くの観光客が訪れています。
シニア向け支援制度
介護用具貸与、家族介護用品支給、食の自立支援・配食サービスなど支援制度があります。
特に食の自立支援では、食事の支度が困難な高齢者に対し、配食サービスを提供し、高齢者の健康で自立した生活を支援しています。
暮らしのデータ | 数 |
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病院 | 14院 |
診療所 | 68か所 |
歯科診療所 | 55か所 |
図書館 | 8か所 |
鉄道の駅 | 10駅 |
北見市の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
老後の移住におすすめのまち 長野県佐久市
佐久市は、軽井沢町、御代田町、小諸市、立科町と隣接しているまち。
約10万人が暮らし、2021年〜2022年にかけての人口増加数は、長野県内でNo.1と今アツいエリアです。
豊かな自然と穏やかな気候が育む食文化や、温泉、美しい星空など魅力満載です。
シニア向け支援制度
健康増進事業を行っています。この制度では、40歳以上の市民の方へ健康増進に関する取り組みの費用の一部を負担し、壮年期からの健康づくりと、生活習慣病などの疾病や介護を必要する状態になる前の予防策を支援しています。
暮らしのデータ | 数 |
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病院 | 7院 |
診療所 | 76か所 |
歯科診療所 | 54か所 |
図書館 | 5か所 |
鉄道の駅 | 7駅 |
佐久市の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
老後の移住におすすめのまち 鹿児島県いちき串木野市
新幹線の駅がある薩摩川内市のお隣にあり、比較的交通の便も良好です。
また、鹿児島空港からも高速道路で1時間だったりで、老後に九州だけでなく全国へ旅行したい方にとってもおすすめの場所です。
かつては金山と遠洋マグロ漁業で栄えていた歴史があり、照島海岸やちりめんじゃこなど海に関する観光地やグルメが多いのも特徴です。
シニア向け支援制度
健康増進事業を行っています。この制度では、40歳以上の市民の方へ健康増進に関する取り組みの費用の一部を負担し、壮年期からの健康づくりと、生活習慣病などの疾病や介護を必要する状態になる前の予防策を支援しています。
暮らしのデータ | 数 |
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病院 | 6院 |
診療所 | 27か所 |
歯科診療所 | 15か所 |
図書館 | 2か所 |
鉄道の駅 | 3駅 |
いちき串木野市の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
老後の移住におすすめのまち 兵庫県淡路市
淡路島は兵庫県の最南端、四国と本州の間にある瀬戸内海に浮かぶ島。
東京23区ほどの大きさを占めますが、人口は約4.3万人。
大手企業が本社機能の一部を淡路島に移転したことでも有名になりました。
本州から四国へつなぐ大鳴門橋が架かり、神戸空港から約1時間、大阪駅からも車で約2時間とアクセスの良さが人気の秘訣でしょう。
海と温泉とおいしい新鮮な食材を楽しめますが、淡路市の人口は微減となっています。また、65歳以上の高齢者が人口の約40%を占める町でもあります。
シニア向け支援制度
プール・温泉の利用料を全額支援(無料)年間一人6回利用できる制度や、外出支援サービス事業では、リフト付き車両等の移送用車両で自宅と医療機関との間を送迎してくれています。
軽度生活援助事業では、外出時の援助、買い物、自宅の整理・整頓など、介護保険でのホームヘルプ以外の軽易な日常生活上の援助を行っています。また、福祉タクシー利用助成では、タクシーを利用した際の乗車料金やコミバスの回数券購入の際に、料金の1/2(100円単位)を助成します。
暮らしのデータ | 数 |
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病院 | 4院 |
診療所 | 41か所 |
歯科診療所 | 22か所 |
図書館 | 3か所 |
鉄道の駅 | 0駅 |
淡路市の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
全国の人気移住スポットはこちら
この都道府県でなければダメ!というこだわりがある方も多いと思います。
でも、全国色々な地域の情報収集をされたい方は、各エリアごとのランキング記事も参考にしてみて下さい!
【東北エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【北関東エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【首都圏エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【北陸エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【甲信エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【東海エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【近畿エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【中国エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【四国エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【北部九州エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【南九州・沖縄エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
【2023年全国版】移住におすすめ人気の町21選!住みたい田舎を見つけよう!
はじめての移住計画を立てる際の注意点
移住をして後悔しないために。ここからは、移住で失敗しないための注意点を解説します。事前に移住前に考えて注意ポイントをクリアして移住を進めて下さい。
こちらの記事では、ご自身の移住が「失敗だった!」と語る方のリアルなインタビューの内容を掲載していますので参考までにどうぞ!
家族にきちんと相談し勝手に決めない
家族に良く相談せずに移住という重要な決定をしてしまうと、移住後にお互い不満がたまってしまいます。きちんと、お互いに理解と納得をしたうえで、移住を決めましょう。
パートナーも、ご自身で決めた実感があれば不便や不満なことがあっても乗り切れるでしょう。
個人的には、経済的な支援のみならず行政が出産〜育児〜高校くらいまで、その時々で相談できる窓口や一貫したサポートがあると、子育て世帯に寄り添ってくれているなぁという印象を受けます。
特に子育て世帯の読者の方へチェックして欲しい自治体の支援や子育て環境のチェックポイントをまとめた記事はこちら!
仕事を見つけて移住すると失敗が少ない
移住にお金の問題はつきもの。
移住前に、仕事を見つけておくと安心して移住を決断できます。
理想は、リモートで業務ができる職種や会社の雇用が決まること。安定した給与や保障などもあるので、リスクを最小限に抑えることができます。
地方には都会と比べて企業も少ないので、求人もぐっと少なくなります。その場合は、起業やご自身で生計を立てる手段を考え無ければならず、その土地の暮らしを楽しむことができないかも・・・。
しかし、田舎には田舎特有の、1次産業(農業・林業・漁業)などで働く選択肢があります。人手が足りていない田舎では、歓迎されるとともに、経験としては面白いかもしれません。
参考記事:移住成功の秘訣は仕事探しにあり!地方で仕事の探し方や転職の方法など徹底解説
光熱費が地方によっては倍以上になることも
特に、ガス代が地方によっては大きな差があります。
理由は、インフラ面で都市ガスが普及しておらずプロパンガスを利用するケースが多い地域があるから。また、雪国で都市ガスが普及していない場合は、倍以上の費用がガス代だけでかかってくることもあります。
地域選び・物件選びの際は特に注意が必要です。
参考記事:地方移住のデメリット11選!先輩移住者の失敗事例から学び移住の現実を知ろう
お試し暮らし体験をしておく
そのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験をしておくことをおすすめします。
その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。
できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。
例えば、夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない!そして、冬は暇!
といったことや、
想像以上に雪が降って、寒すぎで暖房も全然効かない!雪かきしなければ、車でどこにもいけない!
みたいなことが起こる確率をぐっと減らせますよ。
参考記事:お試し移住(暮らし体験)は必須!注意点や種類や申請手続きについても解説
終わりに
都会の喧騒を離れ、「いつかは地方へ」そう思っているなら、その気持ちを忘れないように持ち続けることも大事です。
・「はっきりしていない!」
・「現状の働き方では無理!」
そんな方に向けてライフスタイル診断ができるようになりました。LINEから簡単に診断できるのでぜひ使ってみてくださいね!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。