神奈川県横須賀市から沖縄県宮古島へ移住された、さわさんのライフスタイル~離島暮らしの魅力と注意点もご紹介~
目次
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この記事を読んでいるあなたは、漠然と「田舎暮らしに興味がある!」「自然豊かな田舎に住んでみたい!」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。
さわさんの移住ライフから、あなた自身の理想のライフスタイルを叶えるヒントが見つかると思います。
さわさんのプロフィール
1989年神奈川県横須賀市生まれ、横須賀市23年間を過ごす。旦那様と地元横須賀市で出会いその後宮古島へ移住。現在は宮古島のゲストハウスTENOWAYAをオープンし、宮古島を旅しに来た人々との交流の場を創っている。
ゲストハウスTENOWAYAのinstagramはこちら
移住の背景ときっかけについて
Q:移住された理由は何だったのでしょうか?
当時付き合っていた彼の意向で移住する事を決めました。現在の旦那さんですね。
Q:なぜ数ある場所から宮古島を選ばれたのでしょうか?
彼がワーキングホリデーに行っていた事もあり、最初の移住先候補はオーストラリアでした。
私は実家も出たことがなかったので、当時は海外に住むという事が考えられず、国内で気に入る場所を探しました。
移住経験をした今なら海外も考えられますけどね。
宮古島を選んだきっかけは、私も彼も数日でこの島に魅了されたからです。見たことの無い海のきれいさ、この島で出逢った人がとっても優しくて、なにより酒場が豊富。私達は、お酒を飲む事が好きなので最後の条件が合わない場所には住めないんです。笑
Q:どのような手順で移住先を宮古島に決められたのでしょうか?
移住先を選ぶ上での絶対条件は” きれいな海の近くに住む “という事でした。
当時の私達は、きれいな海=沖縄だったので、2ヶ月程かけて沖縄を見てまわりました!
お金も無かったので、全部は見れませんでしたけど…..。まずは沖縄本島、北部、石垣島、竹富島、西表島。西表島はとっても気に入りました。
しかし、これまた大事な条件の” 酒場 “が少なく、移住先にはあと一歩届かず。
なかなか思い描く場所に出逢えず、最後に辿り着いたのが宮古島でしたね。到着してすぐに嵐に見舞われ、1週間泊まっていた宿から出られませんでした。
やっと晴れ、海も落ち着いた頃に宿のオーナーさんが海に連れて行ってくれました。
この時、海のきれいさに驚いたことをよく覚えています。
その後はゲストハウスを転々とし、色々な方から宮古島での生活についてお話を聞きました。
宮古島への移住を決めたのはこの1ヶ月後くらいでしたが今思うと、この時点でほとんど心は決まっていたんでしょうね。
そんなこんなで、この島の人々のあたたかさや、海のきれいさに惹かれ、お試しで1ヶ月間のゲストハウス生活をしてみることに!
彼はお世話になっていたゲストハウスのお手伝いスタッフ、私は居酒屋のバイトを見つけ移住体験をスタートさせました。
節約生活だったので、お休みの日は手作りのハンバーガーを作って自転車で40分程かけてお気に入りのビーチへ行ってましたね。今考えるとありえない事ですが、当時はそれを楽しんでやっていましたよ。1ヶ月間本当に沢山の出逢いがありましたね。
期間が終わる頃には、またこの島に帰って来たいと思える程充実した毎日を過ごしていましたね。
この時の旅が移住先に宮古島を選んだきっかけの旅でした。
宮古島での住まい探しについて
Q:宮古島ではどのように住まいを探されたのでしょうか?
1ヶ月間お世話になっていたゲストハウスに遊びに来ていた方からの紹介でした。
古い物件でしたが、あたたかみのあるとっても素敵な物件。大家さんも優しい方で、ドアノブにお裾分けの野菜が掛かっている事も多々ありました。
Q:物件探しのポイントや気を付けるべきことなどありますか?
最初はゲストハウスやシェアハウスでの滞在がおすすめですね。
選び方としては現地に住んでる人の出入りがある場所。そこで過ごせば、自然と友達が増えていきます。移住先での友達作りとっても大事ですよ〜!
一人暮らしだったとしても、事前に探すのはあまりおすすめしませんね。この島では、私達の様に紹介などといった話がよくあります。
知り合いが住んでいた事があれば色々話も聞けますし、安心です。
移住後の仕事探しについて
Q:宮古島ではどのようにお仕事を探されたのでしょうか?
1ヶ月間滞在していた際に、働かせて貰っていた居酒屋さんに戻りました。その他にも何箇所か紹介で入りました。
色々な業種で働くと、また違ったコミュニティができるのでおすすめですよ!
Q:ゲストハウスTENOWAYAをオープンされた背景を教えてください
ゲストハウスをやってみたいという彼の意向に賛同し始めました。
とてもラッキーなことに、移住して10日後に今の場所を借りられる事になりました!移住後すぐに始めるつもりはありませんでしたが、そう簡単に見つかるものではないとも思ったので、移住1年目から挑戦する事を決めました。
あの時の判断は間違いなかったですね。
Q:TENOWAYAの運営にあたってはどのような想いがありますか?
今、宮古島には多くのゲストハウスが存在します。
ただ泊まるだけの宿泊施設ではなく、実家のようにのんびりと、また帰って来たくなるような温かさのあるアットホームで唯一無二のゲストハウスを目指しています。
又、TENOWAYAには当時の私達と同じ様な境遇の子達が沢山集まります。そんなみんなが、より自分らしく宮古島での生活を送れるようにアドバイスもしています。
観光で滞在してくれた方にも、私達が大好きなこの島の魅力を味わって貰える様、それぞれの目的に合った旅を提案していけたら良いなと思っています。
読んで頂いてる皆様も宮古島に訪れた際には、是非一度体験しにいらして下さいね!
離島暮らしの魅力と注意点について
Q:宮古島ではどのようにして日々を過ごされているのでしょうか?
最初の1、2年は1時間でも余裕があれば海に通っていましたね。これでもかというくらい、太陽を浴び本当に真っ黒でした。
今では海のある生活に慣れ、お休みの日に行くくらいですが、それでもやっぱり海の景色がきれいで何度見ても写真は撮ってしまいますね。カメラロールは、同じ様な海の写真でいっぱいですよ。笑
仕事面ではゲストハウス以外にもやりたい事を見つけ、毎日楽しく忙しく過ごしていますね。充実の毎日なのであっという間に日々が過ぎていきます!
Q:宮古島での暮らしの良い点について教えてください
美しい自然がある事です。海のきれいさももちろんですが、星空がきれいだったり、高い建物がないので空が広かったり、ご緑も沢山あります。
地元にいる時は、その日が晴れなのか雨なのかくらいしか気にしていなかったのですが、宮古島に来て風の強さや、潮の満ち引き、夕陽の時間などを気にする事が多くなりました。
自然がより身近になりましたね。
近年、観光地化が進み大型のホテル建設のラッシュが続いていたりもしますが、この美しい自然を皆んなで守っていきたいと思っています。
Q:離島暮らしだからこそ感じる不便さや悪い点はありますか?
良くも悪くも噂はすぐに広まります、まぁ真っ当に生きていれば何も問題ないですけどね。笑
もちろん離島ならではの小さな不便さはありますが、それを上回る素晴らしい部分が沢山あるので私はこの島に今も住んでいます。
感じ方はそれぞれですが、とっても過ごしやすい島の1つだと思いますよ!
移住を検討されている方へのメッセージ
Q:最後に移住を検討されている方へメッセージをお願いします
方法は様々ですからね。色々な場所で色々な人に話を聞き、体験してみるといいと思います。難しく考えないこと。
とりあえず1ヶ月、ダメだったらまた出直せばいいんです。私達もよく永住するの?と聞かれますが、一生住む場所なんて決められませんからね。何も決めずにふらっと来る人の方が、移住生活が上手く続いたりもします。
あとは感覚ですね。移住先や職場、人間関係など全てに当てはまりますが、自分がそこに居て心地良いか良くないかそれが1番大事なことだと思うんです。
私もまた数年後には違った場所に住んでいる可能性もあります。皆様も自分らしく過ごせる場所に出逢えますように。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
沖縄県のおすすめ情報
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実際に移住や2拠点生活をされている方のインタビュー記事を読むことで移住後のイメージが湧きますよ。
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
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