二拠点生活(デュアルライフ)でも自治体から支援金や補助金が出るって知ってた?コストを抑えて賢く生活
目次

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近年注目を浴びている二拠点生活(デュアルライフ)。
二拠点生活、あなたも憧れていませんか?
しかし、経済的な負担を心配される方も多いでしょう。
実は、いくつかの自治体がデュアルライフを応援しており、さまざまな支援金や補助金が用意されています。
この記事では、その意外と知られていない補助の詳細や、コストを抑えて賢く二拠点生活を送るためのポイントを紹介します。
夢の生活を始める一歩、ここからスタート!
コロナ渦で注目の二拠点生活(デュアルライフ)とは?
都会と田舎など2つの拠点を行き来する生活様式です。
二拠点ライフは今住んでいる拠点をそのまま残しつつ、地方にセカンドハウスを構えて暮らす。移住との違いはここにあります。
最近はニュースでも特集が組まれるほど人気が高まっており、幅広い年代の人から注目されるようになりました。
そのきっかけとなったのが、新型コロナ感染症の拡大です。
2020年頃から在宅ワークやリモートワークが一般的になり、従来の働き方が当たり前ではなくなりました。
会社がフルリモートワークで働けるようになった方や、オンライン会議システムを利用して仕事ができるようになった方も多いでしょう。
デュアルライフには、都会と田舎のメリット両方を享受することができます。
移住する場合は仕事や住まいなどを変える必要がありますが、二拠点生活ならそれほどハードルは高くありません。
二拠点生活(デュアルライフ)をする人の年収水準について
調査(※1)によれば、趣味・嗜好目的で二拠点生活(デュアルライフ)を行う人の世帯年収は500~600万円(中央値)となっており、必ずしも富裕層に該当するだけのライフスタイルではないことがわかります。
エリアや物件選びなど、不動産会社や金融機関と相談しながら無理のない資金計画を立てましょう。
(※1)一般社団法人 不動産流通経営協会「複数拠点生活に関する基礎調査」
参考:デュアルライフ(二拠点生活)はどのくらい費用がかかるの?デュアルライフ時に必須のお金の知識を解説
二拠点生活(デュアルライフ)の促進を積極的に支援している自治体3選
移住に関する支援制度を提供している自治体は国内に多数あります。
一方、二拠点生活(デュアルライフ)はまだまだ全国的にも注目を集めたばかり。国や自治体も二拠点生活に関する支援策を整備している段階といえます。
しかし、その中でも早くから二拠点生活(デュアルライフ)というライフスタイルの流れを受け早期に支援策を整備している自治体があります。
今回は特に国内でも注目された取り組みを行っている、選りすぐりの自治体をご紹介します。
(1)長野県佐久市
長野県佐久市は、都心からも交通の便が良く、移住者が近年増えている土地。
実は佐久市は二地域居住(デュアルライフ)という新しいライフスタイルに早くから着目し、支援策を整備してきた、いわゆるパイオニア的な存在です。
大きく3つの支援を、長野県佐久市が提供しています。
佐久市リモートワーク実践者スタートアップ支援金
佐久市では、長野県外から移住してきた人や長野県外との二地域居住を始めた人が、リモートワークを実践する場合の支援金を交付しています。
リモートワーク支援金は5万円、都心へ通勤する際の新幹線を利用した交通費の支援、シェアオフィスの利用に対して補助金を出してくれています。
どこで二拠点生活しようかなと迷われている方にとって、これは経済的にも大きい支援ですよね。
佐久市空き家バンク
佐久市が主体となって運営している空き家バンク。
所有している空き家を貸したい人や、売りたい人が登録し、空き家バンクを介して自治体が情報を提供するサービスです。
この情報を元に、空き家を買いたい人や借りたい人が最良の物件を見つけて申し込み、購入や賃貸ができるといった仕組みです。
お住まいオーダー
佐久市独自の画期的な「お住まい探しサービス」です。
佐久市内で住居や土地を探す移住希望者等※から、「こんな住まいを探しています」という「オーダー(注文)」をもらい、不動産会社や個人所有者からの物件情報とのマッチングを図る制度です。
なんだかんだ、2地域居住を考え始めている方も「物件探し」や「仕事のスケジュール調整」、「住む場所選び」といったことを、日々の仕事などで忙しい中で考えなければいけないため中々スムーズに進まない方も多いでしょう。
「1年前に二拠点生活しようと考えていたなぁ」という状態を避けるためにも、このような制度を活用したいですね。
佐久市(長野県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
(2)栃木県栃木市
栃木県栃木市は、県内南部に位置しており、栃木県の第三の都市といわれています。
東京圏(埼玉、千葉、神奈川)からも交通アクセスが良く、こちらも移住先として注目を集めています。
栃木県栃木市が提供している支援策を紹介していきます。
空き家の活用支援
空き家を活用して定住を促す取り組みを進めています。
市内の住まれている方が空き物件を、栃木市が運営する空き家バンクへ登録し、その物件をあなたがたまたま見つけマッチングし成約したとします。
その際に発生する、リフォームの費用や家財処分補助、空き家購入費用などのコスト分を栃木市からの補助金で一部賄うことができます。
この取り組みで全国の多くの自治体で運営されている空き家バンクの中でも最も成約件数の多い自治体としても知られています。
空き家を購入やタダ同然で譲り受けたとしても、リフォームや使用しない家財道具の処分などにコストがかかってしまうネックな部分を解消したとても、”かゆいところにに手が届く”支援策ですよね。
栃木市(栃木県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
(3)徳島県
四国の東側に位置する徳島県は、山と海の自然に囲まれています。
瀬戸内海の鳴門海峡の渦潮など、雄大な自然を感じることができるはずです。
徳島県が提供している支援策を紹介していきます。
デュアルスクール
徳島県では、県を挙げて二拠点居住や・リモートワーク・ワーケーションなどをしたい方へ「デュアルスクール」という取り組みを行っています。
デュアルスクールとは、小さなお子さん達が「都市部と地方の双方で教育を受けられる」新たな学校のかたち。
ひとつの地域・学校にとらわれない制度として時代に合った子ども達の自由な生活や学習の場を提供しています。
しかも、徳島県の教育委員会と都市部在住市区町村教育委員会とも連携していて、区域外就学は、住民票を移すことなく転出や転入ができ、児童手当などの変更手続きも必要ありません。
こんな方へおすすめ
・ 徳島と都市部の「二地域居住」をしたい方
・ 徳島でサテライトオフィス勤務やリモートワーク・ワーケーションをしたい方
・ 子育てや介護のために、短期間徳島の実家に帰省をする方
・ 短期間家族を招いて、一緒に徳島での生活を楽しみたい単身赴任の方
この徳島県の「デュアルスクール」という取り組みは、都道府県の優れた政策を表彰する全国知事会主催の政策コンテストで「第10回全国知事会先進政策大賞 受賞」を受賞しています。
これからの社会のニーズに合った先進的な取り組みですよね。
徳島県の主な自治体の参考記事を掲載しておきます!
自治体の支援を活用し賢く二拠点生活
2拠点生活(デュアルライフ)は、最近ニュースでも特集が組まれるほど人気が高まっており、幅広い年代の人から注目されるようになりました。
2020年頃から在宅ワークやリモートワークが一般的になり、従来の働き方が当たり前ではなくなりました。
それに伴い地方での生活に関心を持つ人口が増加したのです。
デュアルライフには、都会と田舎のメリット両方を享受することができます。
移住する場合は、仕事や住まい、お子さんの学校などを変える必要がありますが、二拠点生活ならそれほどハードルは高くありません。
仕事も趣味も思いきり楽しみたいなら、ぜひデュアルライフに挑戦してみてください。
終わりに

2拠点生活までの道のりには悩みや手続きが伴うものの、正しい知識と手順でそれらをクリアしていくことができるのは確かです。
この記事を通じて、自治体などの支援制度を少し詳しく調べてみようという気になったのでは?
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