【体験談】東京から長野県諏訪市へIターン移住。移住までの準備や計画、仕事や費用について
目次
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この記事を読んでいるあなたは、漠然と「田舎暮らしに興味がある!」「自然豊かな田舎に住んでみたい!」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。
移住の先輩が送っている移住ライフから、あなた自身の理想のライフスタイルを叶えるヒントが見つかると思います。
今回の記事では、東京都から長野県諏訪市へ移住する際に準備したことや、資金計画、お仕事や生活費などについても詳しくお伝えしていきます。
先輩移住者からのメッセージもありますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!
移住のきっかけや背景
長野県諏訪市に移住する以前は、東京都杉並区に住まいを構えていました。丸の内での勤務10年。移住を決めたのは2018年の4月でした。
移住を決めた理由は、娘が小学生となり、都会ではなくもっと自然が身近に感じられる環境で子育てをしたかったためです。我が家の移住先は長野県の諏訪市です。都心までは北陸新幹線に乗れば2時間33分で移動できる利便性も兼ね備えているため、出張も苦にならない距離でした。
諏訪市への移住を決めた最も大きな理由は、杉並区の1LDKの賃貸物件を借りており家賃が13万5千円、光熱費に2万円弱を支払っていたため、更にエコで固定費を抑えた生活を試みるためにも移住を決めました。
また、キャンプが趣味で諏訪市周辺に以前から何度か足を運んだことがあり、「自然が豊かで空気がきれい」という印象を持っていました。
移住するまでにやったこと
移住するまでの準備として、勤めていた仕事を継続するために顧客の整理やデータ管理に追われました。コンサルタントとして多くのパートナーもいるので、田舎でも仕事を継続できるように準備を整えました。それと同時に、パソコン教室を長野県で開業したため、移住するまでには周辺のインフラの整理から、必要なものと不要なものを仕分けしたりと引っ越しに向けて準備しました。
また既存の生活と、移住後の生活費のシュミレーションも行いました。
またファイナンシャルプランナーの友人に、地方の中古物件購入シュミレーションも、移住する前に依頼しどのくらいの資金があれば物件の購入ができるか検討しました。
Iターン移住の良かったところやメリット
Iターン移住で良かった点は、自然が多く都会の喧騒を離れることができ、リモートでの仕事も可能なので、必要があれば都内へ行き、交通費や高い家賃を支払う必要がなく生活に余裕を持つことができた点です。
その他にも、野菜などの農産物を農家から直接購入できることも大きなメリットです。生活費だけでも30~40%くらいは削減することができています。
諏訪地方には縄文時代の古墳や埴輪等が採掘されていて、歴史ある地方という側面もあります。そのため各所を散歩していても、飽きない名所ばかりで、休日も新鮮に感じられます。地方移住は都会の暮らしから離れ、目新しいものや名所を多く発見することができます。都内と異なり渋滞も少なく、非常に充実した地方移住を送っています。
移住後の仕事
以前の仕事は、大手電機メーカーのマーケティング部署の主任として勤務しており、サラリーマン生活を13年続継続後、キャリアアップのためスキルを積みマーケティング専門のコンサルタントとして独立しました。
移住後はコンサルタントの仕事を継続しながらパソコン教室を開き今に至ります。副業も2年が経過して安定した収入が入るようになりました。
コンサルタントの仕事
都内での勤務時と比べて、収入は60%程度にとどまっています。月収にすると約12~15万円となり、仕事が多い月は20万円程度の収入となります。
収入が若干減ることは覚悟していましたが、生活費など出費を抑えることができています。
キャリアコンサルタントの資格を有していて、今後は中小企業診断士の資格取得も視野に入れています。
パソコン教室
副業として始めたパソコン教室は、以前勤務していた会社の退職金の一部を充てて開業しました。月に10~15万円の収入がありアフター5や週末の副業として営んでいます。
内容は基本的なパソコンの使い方から、Adobeを使用した写真の加工や動画編集、他にもhtmlコーティングやサイト制作などについて、生徒さんの希望や能力に合わせたレッスンを行っています。
移住後の住まい
移住してから半年は借家を借りて住んでいました。家賃は月5万円でしたが一軒家で、都内の1LDKの13万5千円の半額以下の金額で、広いスペースでの生活に大満足でした。更に1年が経過して周辺に退職金で購入可能な不動産(土地のみ)を購入し、現在は新居を建築中です。
光熱費も都内に住んでいる時は、寒い冬場はエアコンに頼っていたため、その分の光熱費がかかっていましたが、地方への移住は「近所に薪」があるので、寒い日は自宅の前で焚き火をするようになり、光熱費も都内で暮らしていた頃と比較して30%近く節約することができています。
移住後に起業。生活費の変化
移住後の収入はサラリーマン時代と比べて40%落ち込みました。オンラインのみでのコンサルタント業務は、一般のコンサルタントと比べても割安なので、その分収入が落ちてしまいましたが、副業のパソコン教室で下がった収入を補っています。
また、地域内で様々なビジネススクールやセミナーも定期的に開催しているので、地方でも自分で培った知識を共有するとともに情報交換などをして家族と楽しい移住生活を営んでいます。
空いた時間にできることをこなしていれば、サラリーマン時代と同じくらいの収入も可能でしょうが、家族と過ごす時間を優先しているため、収入も減ってしまうのは致し方無いとも思っています。
地方での暮らしは、極力スーパーマーケットでの買い物を控えるようにし、身近にいらっしゃる農家さんから直接食材を購入しています。都内での暮らしよりも安く新鮮な食材を直接購入することが出来るため、都会の暮らしよりも地方での暮らしの方が安上がりです。
電気代と食費、家賃、生活費を安く抑えることが出来るのも地方暮らしをおすすめできる理由の一つです。
仕事もリモートで問題なく、交通費などの負担も減り、地方への移住で時間に余裕を持つことができ、出費は少なくなりました。
これから移住を検討されている方に届けたいこと
まず移住先を吟味することが大切だと思います。
地方でも過疎化している地域もあれば、歴史的な意味合いで活気のある地域もあり、地方に残されている歴史的な事柄や神社やお寺へ散歩がてらに訪れたり、自然と親しむ機会が増えて子育てにも非常に良い影響があります。都内で杉並区の交差点付近に家族で住んでいたときには、騒音が気になりストレスになることもありましたが、今はのびのびと暮らせて、非常に充実した日々を過ごしています。
これから移住を検討している方は、まずは興味のある地域へ観光にお出かけしてみることから始めることをおすすめします。また自分のライフスタイルや仕事とのバランスも重要だと思います。
私から言える事は、都会の生活は家賃などを含めて地方の暮らしに比べて高いのでリモートでできる仕事ならば、地方への移住はおすすめできます。上記でも述べていますが、収入が減ってしまっても副業があればその分を補うこともできます。
都内までも新幹線で2時間半の距離なので、苦にならない距離で首都部まで出れるのも長野県移住において大きなメリットです。
家族と散歩をしながら、新しい発見が毎日あります。都会から田舎に移住するとつまらないというイメージがありましたが、楽しみ方を変えるだけで、都会の暮らしよりも充実感を得ることができますよ。
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