地方移住後は寂しいのでは?単身移住で出会いやコミュニティを広げる方法を紹介
目次
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移住を検討している方の中には、
「見知らぬ土地で友達もいないから寂しくなるのでは?」
と不安を抱いて中々1歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では移住後に
- 「出会いはあるのか?」
- 「コミュニティや人間関係を広げるにはどうしたらよいのか?」
について解説していきます。
移住後の人間関係のリアル
まず、移住後の人間関係は良くも悪くも一度リセットされると考えてもらってよいです。
これまでの職場の人間関係や、友人、知人とは距離が離れることで、ほとんど会わなくなることが多いです。
しかし、移住後はこれまで都市部で出会ってきた人とは、感性や考え方、価値観が異なる方と多く知り合うこととなり、新たな発見や気づきも多いでしょう。また、これまで都市部での人間関係はある意味で利害関係に縛られていた点もあったと多くの移住者の方がおっしゃいます。
その点を念頭に置き、読み進めて下さい。
移住先に出会いはある?
あなたが移住をしたいと思っている場所は、地方や田舎でしょう。
田舎は都市部よりも人口が少ないため、同性・異性問わず人脈を広げる機会や、コミュニティがあるのか気になりますよね。
結論、田舎にこそ豊かな人脈を作れる機会があると考えます。都会では、職場と自宅の往復のみであなたも1日振り返ったら仕事の話しかしていないなんてこと経験無いでしょうか?
そんな希薄な人間関係が嫌で移住する方もいます。地方は人口が少ない分、人と人が助け合いながら、日常生活を送っています。良くも悪くも、人間関係が密になりますが、もっと人とつながる実感を得たい方や、人と付き合うことが好きな方は、移住を考えて見ても良いでしょう。
地方移住後にコミュニティを広げる方法
では、地方移住後にどのように振舞えば、新たな人間関係やコミュニティが広がっていくのでしょうか。その点を解説していきます。
まずは移住後の挨拶から
都市部から田舎へ移住をすると、まず驚くことがすれ違う人たちが挨拶をしてくれることでしょう。都会ではありえなかったことのはずです。
しかし、田舎では道を歩いていてもご近所さんには軽い挨拶や雑談をすることが日常です。
大阪市から愛媛県東温市へ移住した方の体験談
私たち夫婦は移住者ですから、はじめはこちらが何者でどこから来たのかというコミュニケーションは積極的に取るようにし「怪しくないですよ」というアピール?は大げさにしておりました(笑)。
参考:半ば勢いで大阪市から愛媛県に移住した岡さんの穏やかな暮らし
東京都から瀬戸内の離島へ移住した方の体験談
宿の周囲の家々を順々にめぐり、挨拶回りをしながら、出会った方に声をかけていくという作戦です。これでつながりを持てた方々に家を貸してもらったり、アルバイトの仕事を紹介してもらったりしました!
参考:25歳、東京から瀬戸内の離島へ移住。古民家宿を経営する高室夫婦の生活
移住者の声から、気負いすぎず、自然な心持ちで地元の方と接すれば良いのではないかなと感じました。
また、他の移住者からは、こんなコメントも!参考までにどうぞ。
「無理して明るく前に出て行かなくても、真面目に働いて少しモジモジしているくらいがちょうど良いのではないでしょうか。」
「人並み程度に義理堅く誠実であることは大事だと思います。真面目にコツコツやっていこうという気持ちさえあれば、協力してくださる方が見つかるでしょう。」
地方の行事などには積極的に参加
地方では伝統行事やお祭りといった頻度の低いイベントから、定期的な草刈りや清掃活動など、地域の方とつながる機会が都会以上にあります。
そういった行事や地域活動に積極的に顔を出すことで、地域の方とのコミュニティは広がります。ぜひ、億劫に思わず参加してみて下さい。
東京都から長野県の限界集落へ移住した方の体験談
不安があったのでこちらから挨拶をするようにしたり、草刈や掃除など地域のイベントに顔を出したりと積極的にこちらからアプローチはしています。
そんなことが認められたのか、近所の方からはよく畑の野菜なんかをタダでもらえるようになりました(笑)田舎暮らしでの近所づきあいの秘訣ですね。
参考:脱サラして東京→長野県の限界集落に移住した相川さんのライフスタイル
自分でお店や企画を主催する
ハードルが高そうに聞こえますが、地方であれば費用を抑えて自宅と併設型の○○教室やイベント、お店の開業もできます。
空き家などを改装すれば、ほとんんどの自治体ではリフォーム費用や開業費用を補助金というかたち支援してくれます。
岐阜県出身で結婚を機に富山県礪波市へ移住した方の体験談
岐阜県出身の私が全く知り合いがいない土地にお嫁に行くとなると、自分で仲間を作らないといけないと思っていました。そこで砺波へ移住が決まった頃から、パン作りの勉強を始めました。
Blogを毎日更新し、次回のパン教室の予定が出ると、すぐにその席が埋まるようになりました。おしゃべりを楽しめるランチスタイルが評判で、富山県内だけでなく隣県からも習いに来ている生徒さんもいらっしゃいます。
参考:パン教室で地域と繋がる。「自分の仲間は、自分でつくる」
移住前にもつながる方法はある
移住前に、SNSなどを活用して地域の方や、地域おこし協力隊の方と交流を持つことは可能です。
地方で活動されている方のSNSのアカウントを調べても良いですし、動画サイトやホームページなどでその町の情報を発信している方に、移住の悩みなどを相談しても良いでしょう。
地域の情報を発信している方の多くは、地域の役に立ちたいという思いをもった方も多いので、親身に相談に乗ってくれるでしょう。
仮に移住先で結婚を考えるなら慎重に!
結婚が目的で移住すると後悔も
婚活だけが目的であれば後悔する可能性があります。
移住先に気になる男性がいなかったり、そもそも独身男性が少なかったり…。
相手があってのコトなので、思い通りにいかないことも多いでしょう。
そのため、「自分が暮らしたいと思える場所や地域を選んで移住した!」という実感を持っておくと、その後の移住生活も後悔が小さいかもしれません。
参考記事:今話題の移住コンとは?地方移住で結婚や婚活の内情や魅力をご紹介
覚悟と慎重な判断が必要
気をつけなければならないのは、移住は自分の生活環境を大きく変える点。
仕事だけでなく、仲の良い友人や知人、実家に住んでいた方はご両親など、人間関係も自然とリセットされることになります。
仕事も何もかも辞めて移住したのに、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することがないよう、慎重に判断してくださいね。
単身で移住するメリット
一人だからこそ自分ですべて決められる
「どこに住むか」「何をするか」「だれと会うか」「いつするか」といったことをすべて単身であれば決めることができます。
子育てをしている場合は、お子さんの進学状況に合わせて移住のタイミングを検討する必要があり、すぐに動けないことも。
また、パートナーがいる方はその方とじっくり話し合い、賛同を得られなければ移住の話は前に進みません。
1人であれば、そういった障壁はありません。自由に自分でライフスタイルを決めることができます。
地方ですてきな出会いや人間関係が広がる
地方には、これまでの人間関係のしがらみや、あなたを知っている人や友達がほとんどいないでしょう。1からコミュニティを見つけたり、人間関係を広げていくことができます。
都市部では付き合ってこなかったような人や、知らない趣味を持った人など、あなたの人生観にも影響を与えるかもしれません。
住む場所を変えれば、人生が変わると言われますが、これまで仲の良かった人たちとの人間関係がリセットされることで、付き合う人が変わることも大きい要素です。
また、過疎化が進んでいる地域では
「結婚相手がなかなか見つからない」
ことも多いようですが、地域によっては婚活サービスやイベントなど都会以上に活発に行われていたりします。
会う人が少ないからこそ、パートナー選びに迷うことも少ないかもしれませんね!
新しいことに挑戦できる
「1人で移住」これ自体も大きな挑戦ですが、移住後もさまざまな挑戦ができます。
例えば、これまで自分で家選びをしたことが無かったけど、自分で物件を探して内見して住宅を契約したり、古い古民家をDIYしたり、都会では一切関わってこなかったご近所さんとお茶をしたり…。
地方には地方の慣習などもあるので新鮮でしょう。
また、仕事選びも都会と地方では大きく異なるでしょう。これまでの社会人経験のスキルが活きる求人が無いことが往々にしてあります。
「農家さんのお手伝いをしたり」「たまたま知り合った方のお店を手伝うことになったり」とこれまでの人生で経験の無いことも多々あるでしょう。
「移住後の地方でどのように暮らすか」を決めるのもあなた次第です!
参考記事:単身女性で移住を決めた理由で多いのは?先輩移住者4名の移住の理由や不安、注意点をご紹介
まとめ 新しい土地でこそ広がる人間関係
1人で地方移住は、これまでの人間関係から仕事、生活スタイルまですべてがガラっと変わります。
そんな変化を楽しみながら、自分の可能性に挑戦してみたい方や、単身の期間だからこそ取れるリスクもあるのではないでしょうか。
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