二拠点・移住で理想のライフスタイルを叶えよう

ツイッターアイコン インスタグラムアイコン

二拠点・移住で理想のライフスタイルを叶えよう

ホーム 記事一覧 【北関東エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング

【北関東エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング

公開日:2023.01.14 最終更新日:2023.02.24
【北関東エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング

この記事を読んでいるあなたは、漠然と「地方で自然豊かな土地へ移住したい」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。

「働き方改革」という単語が、ある時期から注目を浴びるキーワードになって久しいですが、2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により働き方はもちろんライフスタイルの変化を余儀なくされた方も多いことでしょう。

都市部から北関東へ移住・二拠点生活する場合、どこの地域がおすすめなのでしょうか?

今回は月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した、「2023年版第11回 住みたい田舎ベストランキング」の結果を参考に、それぞれの市町村を自治体の人口規模別に紹介していきます。

ちなみに、全国の総合ランキングはこちら

それではさっそく見ていきましょう!

目次

北関東エリア おすすめの田舎ベスト10

1位 常陸太田市(茨城県)

常陸太田市
常陸太田市

常陸太田市は茨城県の北部にあり、県庁所在地の水戸市から約20km、東京から120km圏にあるため、東京へ電車で約80分です。毎日の通勤や通学には厳しいですが頻度少なく諸ピングなどができる距離感です・

市内には、竜神大吊橋や西山荘などの観光資源にも恵まれており、山や海などのレジャーやゴルフや釣りなども楽しめます。豊かな自然環境にあり、気候も穏やかで、自然災害などはほとんどなく、平野部は温暖で冬季に雪が降ることはほとんどありません。

また、首都圏近郊の企業に務めながら、テレワークをするために常陸太田市に移住・定住する方へ最大30万円の奨励金がでます。

子育て面も、「安心して子どもを生み、育てられる環境をつくり、子どもが健やかに成長できる市」を目指して、県内初の子育て基本条例を制定するほど、行政が子育て支援に力を入れており、新婚夫婦の家賃を月額最大2万円(最大3年間)の家賃補助や、子育て世帯の住宅取得に最大50万円の助成があります。その他、多子世帯の保育園料の無償化や幼稚園・保育園の給食費無料、常陸太田市子育て世代包括支援センター「ここキララ」といった親子で楽しめる施設もあります。

2位 栃木市(栃木県)

宇都宮市
宇都宮市

栃木県栃木市は、県内南部に位置しており、栃木県の第三の都市といわれています。栃木市は、老若男女問わず住みやすい街です。同市は、過去2019年の宝島社出版『田舎暮らしの本』における「住みたい田舎ベストランキング」で数々の上位部門を取得しています。上位にランクインした部門は、以下のとおりです。

  • 子育て世代が住みたい田舎部門:1位
  • シニア世代が住みたい田舎部門:3位
  • 総合部門:2位

交通利便性は、県の南に位置しているため、非常に都心へのアクセスが良いのが特徴です。都心部から離れたいけれど、あまりにも交通アクセスがよくない場所は不便を感じる方におすすめです。

子育てに関して、市内には、「赤ちゃんの駅」に登録された企業や施設が存在し、気軽に立ち寄って無料でおむつ替えや授乳を行えます。また、市のファミリー・サポート・センターに登録すれば、子どもを預かってくれたり、送迎してくれたりなどの援助が受けられます。

支援制度は、移住支援金制度があり世帯で移住の場合100万円を受け取れる支援があります。

栃木市の詳細記事はこちら

3位 境町(茨城県)

境町 茨城県
境町 茨城県

境町は約2.3万人が暮らす”とかいなか”なまち。町内には大型スーパー5箇所、薬局・ドラッグストア16箇所など、日常の買い物に適したお店が充実しています。町内から出なくても特に不便はありません。ディスカウントストアや家電販売店、飲食店や携帯ショップなども揃っています。自然の中でも田舎すぎない便利な生活ができます。医療面も、病院・クリニックが10箇所以上、産科・小児科が7箇所あり安心して子育てできます。

町内に高速道路のICもあるので車で境古河ICから東京駅まで約60分、成田空港まで約60分という距離感です。公共交通機関としては高速バスもあります。

町内にはシェアオフィスや子育てサポート付きのコワーキングスペースがあり、テレワーカーやフリーランスの移住にも向いています。

支援制度は、移住促進奨励金をはじめ、子育て世帯へ住まいの取得に関しての奨励金や先進的な英語教育、第2子以降の保育料が無料、保育園の給食費無料といった支援があります。

4位 笠間市(茨城県)

笠間市
笠間市

茨城県笠間市は、茨城県のほぼ中央、首都圏から約100kmにあり約7.2万人が暮らすまち。東京へは、特急で上野駅から約75分、車で三郷ICから約55分と都内からのアクセスも良好で、通勤・通学も少し大変ですが可能でしょう。

周囲は自然豊かな環境であり、古くから農業が盛んにおこなわれている地域である一方、歴史・文化が息づくまちでもあります。江戸時代には城下町が広がっていたため、現在でも過去の名残が残る古い街並みが残っているのも魅力的です。

また、茨城県の伝統工芸と芸術、自然を融合させた「笠間芸術の森公園」には、陶芸専門の美術館や陶芸ショップ・笠間焼の制作体験が楽しめる施設などがあります。

子育て面は「こども育成支援センター」があり、さまざまな課題を抱えている育児世代のサポートを行っている総合支援施設であり、子どもがいる家庭の心強い味方です。ほかにも出産前の不安や疑問を相談できる「子育て世代包括支援センター」や、地域の人々と触れ合える「子育て支援センター」などがあります。

また、高齢者も多く住んでいるため市内には100以上の高齢者クラブがあったり、在宅福祉サービスが整っていたりと、生活支援体制が整備されています。

笠間市の詳細記事はこちら

5位 宇都宮市(栃木県)

宇都宮市
宇都宮市

栃木県宇都宮市は、県庁所在地であるとともに県の政治・経済・文化の中心でもあります。

宇都宮市での暮らしは、生活が市内で全て完結でき、JR宇都宮駅周辺においては「宇都宮パセオ」や「トナリエ宇都宮」、「ヨドバシカメラマルチメディア宇都宮」の3つの大きなショッピング施設があります。また、東武宇都宮駅周辺においては、百貨店や商店街などがあり、2つの主要な駅の周辺だけでも日常生活に必要なものが揃います。

さらに、車で行けば郊外に大型商業施設があるため、宇都宮市で生活に不便することはないでしょう。

東京都から北へ約100kmほどの距離なので、都内までは新幹線で約50分、車であれば最短2時間でアクセスできます。また、羽田空港や成田空港までは直通のリムジンバスがあるため、空の便へのアクセスも非常に便利です。

市の2021年の待機児童数は0人で、子育て支援にも力を入れています。若者や若年夫婦、子育て世帯への家賃補助が最大12万円もらえたり、マイホームの取得時に最大60万円の補助金があったり、市公式LINE「教えてミヤリー」では子育て以外の市の生活に関することを24時間相談できる窓口があります。

宇都宮市の詳細記事はこちら

6位 足利市(栃木県)

足利市
足利市

栃木県足利市は、関東平野の北部にあり群馬県との県境にある田舎まちで約14万人が暮らしています。足利市の中央には渡良瀬川が流れており、豊かな自然を満喫できます。大型の商業施設や、有名なチェーン店は少ないですが、こだわりのコーヒーを味わえる喫茶店や、歴史ある神社やお寺が多く、情緒を感じられる街でしょう。県内での人口数が2位の足利市には、医療機関が多く足利赤十字病院をはじめとした大きな病院が12院、診療所は107箇所と充実の医療体制があるのでこの点も安心です。

また、交通利便性は、足利市から東京までは約80kmで、車では90分を要しますが電車では70分でアクセスでき休日にショッピングを楽しむにも便利です。

子育て面は、お子さんを遊ばせられる子育て支援センターがあり、保護者同士での情報交換も可能。移住先での子育てで困ったことがあっても、相談相手を見つけられる場があるのは安心です。

専門の知識がある人に相談したいときは、子育て包括支援センターで専門コーディネーターに無料で相談できる窓口もあります。

足利市の詳細記事はこちら

7位 矢板市(栃木県)

やいたうん
https://yaitown.com/

栃木県北部・那須エリアの玄関口にある矢板市は、豊かな自然がありながらも交通アクセス良好で、東武線を利用すれば乗り換え無しで東京まで約80分でアクセスできます。宇都宮駅まではJR鹿沼駅まで移動し、日光線に乗るため少し不便ですが、電車で約70分、車で60分前後で移動できます。

そして、矢板市の特筆すべきは、その自然。日光国立公園や、高原山の裾野に広がるまちは、川に蛍も現れますよ。それも、全国名水百選にも選ばれるほど美しい水に恵まれているからでしょう。生活環境は、ホームセンター、地元のスーパー、ドラッグストアなど車があれば不自由なく暮らせます。

市内には、地域内外の方々が世代を超えて繋がっているシェアスペースや、1500坪の広大な土地に佇むリノベーション古民家でゲストハウス、ブックカフェ、シェアキッチンを運営している施設など、活気あるまちでもあります。

支援制度については、若い世代が市内で物件を取得する際に最大60万円の補助金や、直近では移住支援金を子育て世帯に対して増額していたりと、移住者支援を手厚く行っています。

8位 渋川市(群馬県)

渋川市
渋川市

群馬県の真ん中にある渋川市は、約7.6万人が暮らしています。関東平野と山間部の境目にも位置しており、自然と都市が絶妙に調和していることが魅力。古くから交通の要衝として栄えてきた渋川市はアクセスも良く、JR上越線とJR吾妻線のターミナル駅となる渋川駅など8駅が点在します。JR上越線及び新幹線利用で東京駅まで最短約1時間30分でアクセスできるので、休日のショッピングも気軽に楽しめそうです。

また、自然資源がとても豊富で、ゆったりできる温泉スポットが数多くあり、特に伊香保温泉は全国的にも有名です。

生活環境は、市内に「ベルク渋川」をはじめ地元のスーパーなど多数の商業施設があるので、市内で一通り揃います。

教育面は、保育園が13園、幼稚園が8園、小学校が14校、中学校が9校、高校が4校あり、出産育児一時金や中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されたりと、その他にもいくつかの子育て支援制度があります。

9位 常陸大宮市(茨城県)

常陸大宮市
常陸大宮市

茨城県常陸大宮市は約4万人が暮らし、市の面積の約60%を森林が占める自然豊かなまち。市内には久慈川、那珂川が流れゆったりとした田舎の暮らしを送ることができるでしょう。自然の恵みを受けた特産品も豊富なので、直売所などで新鮮な野菜や果物が都市部よりも安く手に入ります。

市街地には商業施設や飲食店、病院などの施設が整っており車があれば日常生活に不便は無いでしょう。

また、交通利便性も、常陸大宮市の駅から県都の水戸市まで車や電車で約30分で移動できるので、水戸市内でショッピングや娯楽施設を利用することもできます。高速道路のICも近いため、県外や首都圏にも出やすいメリットがあります。東京までは車で約90分、電車で約110分程度でアクセスできる環境です。

子育て支援制度については、高校3年生までの医療費の助成をはじめ、出産祝い金3~20万円、乳児育児用品の購入助成券2万円、多子世帯への保育料の軽減などがあります。住まいに関しても、新婚家庭への家賃補助や住宅取得奨励金などがあります。

10位 鹿沼市(栃木県)

鹿沼市
鹿沼市

鹿沼市は、約9.7万人が暮らし、映画ロケ地になった千手山公園や、観光客にも人気の古峯神社、ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統行事である鹿沼今宮神社祭の屋台行事などで知られています。

電車でのアクセスは鹿沼駅から東京駅まで約70分、宇都宮駅まで約15分と近隣の都市部へのアクセス性に優れています。もちろん、市内にコンビニやスーパー、百貨店やホームセンターもあり、毎日の買い物は市内で済ませることができますが休日のショッピングも気軽に、宇都宮市内や都市圏で楽しめます。

住まいに関して、鹿沼市空き家バンクがあり市内の空き家を探している方をサポートしています。また、お試し移住体験施設である「いちごいち家」といった施設を利用可能。

子育て支援では、中学校卒業までのお子さんの医療費助成や、子育て支援センターなどの相談体制も充実していたり、移住支援補助金で最大100万円のところをお子さん1名あたり+30万円加算されたりと経済的な支援体制があります。

こちらの記事では、移住者におすすめの北海道の自治体を紹介しています!今回のランキングとはまた違う切り口で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

地方の移住先を選ぶポイント

まずは仕事があるか

生きていくためにはお金が必要です。もちろん、自分で農業するなど工夫をすれば、都会に比べて固定費はかなり安くなるのでたくさんのお金を稼ぐ必要はありません。

しかし、学費や車の車検、自然災害などにより突発的な出費があります。その地域でどういった仕事があるのか、その仕事は自分に合っているかという点は、最優先で調べましょう。

都市部の企業に勤めてリモートワークをされている方やフリーランスの方も、確実な安定収入といえるまでは最悪の場合を想定してリスクヘッジをする意味でも、移住先の仕事について調べておくことがベターです。

地域おこし協力隊に着任するというのも1つの手段です。

興味がある方やそもそも地域おこし協力隊について知らない方はこちらをチェック!

仕事に関する支援制度が手厚い自治体も独断と偏見でランキングにしました!

子育てを安心してできる環境が整っているか

地域の治安や病院の数、共働きの場合は託児所などのチェックは言うまでもありませんが、地域や近隣の方々も積極的に子育てをサポートしてくれる地域の風土や環境があるかは大事です。その点、すでに移住者が多い地域は移住者同士のコミュニティがあるため、子育てに関する悩みや相談をしやすい環境ですよ。

経済的なサポートだけでなく子育てに関する心理的な悩みにも寄り添ってくれる自治体かという視点も忘れないようにしましょう。

また、人気の移住地は「待機児童が0」と謳っていることも多いでしょう。しかし、移住した土地に高校が無かったり、偏差値が低かったりとお子さんの教育環境が想像していたことと違うケースもしばしば。

幼児期以降の高校進学までを想定して移住地を選ぶことも心がけましょう。

【合わせて読みたい記事】

高齢になり運転ができなくなっても大丈夫か

年齢とともに車を運転することができなくなるタイミングが、その土地にずっと定住しているとおとずれるでしょう。

そんな状況になっても、生きていける環境があることはとても大事なことです。例えば、最低限の移動手段を確保するために下記のようなこともチェックすると良いでしょう。

  • 少し歩けば市バスが通るバス停まで行くことができる
  • 乗合タクシーがある

そうは言っても、「遠い将来のことは分からない!」そんな声も聞こえてきそうですが、頭の片隅に置いておくことが重要だと感じます。

特に物件を購入する場合は、簡単に物件を引き払うこともできないケースがあります。引っ越しをしても、物件の維持費や固定資産税が余分にかかることもしばしば。

そのため、頭の片隅に置いておくことで、大事な選択を迫られた場合にしっかりご自身で考えることにつながるはずです。

移住の前にまずはお試し滞在から

地元に帰省するIターン移住ならまだしも、U・Jターンでの移住の場合は、ご自身が住んだこと無い、良く知らない地域であることが多いでしょう。

移住は豊かな自然環境といった目に見えるメリットもありますが、実際に住んでみないと分からないことが多いことも事実。暮らすように長期滞在することで、その土地が自分の理想のライフスタイルに合っているかを判断でき、失敗や後悔するリスクを減らすことができます。

「移住したい」「自然豊かな土地で暮らしたい」という気持ちがある方の多くは、具体的にどのように行動へ移せばよいか分からない方も。

こちらの記事では、移住するうえでのステップをまとめています。

                 

人気サービス

                       
波
車 イラスト 木 イラスト 木 イラスト
おすすめ記事

おすすめ記事

おすすめ記事
新着記事

おすすめサービス

新着記事
  •                    
パラソルのイラスト 釣りのイラスト
新着記事

新着記事

新着記事
パラソルのイラスト 釣りのイラスト