「“関係”から始まる地域づくり」本州における地域おこし協力隊の進化形3選
目次

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都市と農村、多拠点と地域資源、プレイヤーと共創──
“定住だけじゃない”関係人口型ロールモデルが続々誕生中。
▼ 3行でわかる今回のニュース
地域おこし協力隊が「担い手」から「関係づくりの媒介者」へと進化中。
和歌山市・上野原市・館山市では、関係人口や二地域居住に対応した多様な戦略を導入。
空き家活用・SNS発信・民間連携など、地域との“共創モデル”が広がりつつある。
◎和歌山市の新戦略:「関係づくり」から始まる“しごとと暮らし”
和歌山県和歌山市では、協力隊を単なる「外部人材」ではなく、地域住民と外から来た人の“接着剤”として捉えています。2023年度から関係人口創出マッチングサービスを活用し、協力隊の募集もその流れの中に位置づけました。移住体験施設や空き家バンクとの連携、LINEやDMによる都市部若者向けの広報など、地域への関わり方を柔軟に設計しています。
観光振興や農業サポート、地域コミュニティづくりといったミッションが多様に設定され、関係人口から移住定住へとつなぐ“ゆるやかな橋渡し”を実践しています。
◎上野原市の挑戦:「地域プレイヤーとの共創」が主役
山梨県上野原市では、「担い手募集」から「地域共創パートナー」への転換が進んでいます。協力隊員は地元のNPOや事業者と共同でプロジェクトを企画・実行する存在として位置づけられています。
2024年度からは、古民家リノベーションによるまちづくりや、地域通貨を活用した参加型経済プロジェクトが展開中。特に「二地域居住者との協働」を重視し、首都圏とのパイプ役としての役割も期待されています。JOINや二拠点・移住ライフ大学との連携による情報発信体制も強化されています。
◎館山市の進化形:多拠点プレイヤーが“文化の翻訳者”に
千葉県館山市では、協力隊に都市部からの多拠点生活者を迎え、空き家や観光資源を活用したプロジェクトが動いています。着任者は地域の魅力を“都市の言葉”で再編集・発信する「文化伝播者」として、SNSや動画などを駆使して都市部の関心層にアプローチしています。
地元カフェやゲストハウス、NPOなどとの連携も進み、地域資源のリブランディングが加速。空き家をリノベした観光拠点の立ち上げ、イベントプロデュースなど、多拠点だからこそできるクロスオーバーな取り組みが注目を集めています。
◎編集部の注目ポイント!
関係人口・共創・文化発信という3つの軸で、協力隊が“地域を育てるプレイヤー”へと進化中。自治体単独ではなく、民間や外部ネットワークとの連携が、これからの制度の鍵を握ります。
“定住”だけをゴールにしない、柔軟で関係性重視の協力隊モデル。あなたのライフスタイルに合った関わり方が、きっとここにあります。
―― 二拠点・移住ライフ大学編集部
「地域に住むのではなく、“関わる”という選択を。」
二拠点・移住ライフ大学の本州エリア紹介ページを見てみる
https://dual-life-iju.com/municipality/area/kanto-kansai/
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。