投稿日:2025.08.14 最終更新日:2025.08.14
【2025年最新版】地域おこし協力隊は40代・50代・60代も歓迎!年齢制限なしのおすすめ移住先13選
目次

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
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政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
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二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
年齢を重ねてからこそ、地域が求める力がある。

「もう若くないから…」と移住やキャリアチェンジを諦めていませんか?
実は、地域おこし協力隊の中には、年齢制限を設けずに40代・50代・60代の方を積極的に受け入れている自治体が多数存在します。
この記事では、年齢制限なしまたは緩やかな条件で募集している全国13の自治体をご紹介。それぞれのまちの魅力や活動内容、中高年だからこそ活躍できるフィールドについて詳しくまとめました。
地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊は、総務省が推進する移住支援制度です。都市部から地方へ移住し、地域の課題解決や活性化に取り組むことで、その土地に定住・定着することを目的としています。
活動内容は、観光振興、農林水産業支援、空き家活用、地域福祉など多岐にわたり、「地域の中に入り込んで、課題を解決する人材」としての活躍が期待されています。
年齢制限はある?中高年も応募できる?
多くの自治体では、「20代〜40代前半まで」を目安に募集しているケースがありますが、これは制度設計や若年層の定住支援という観点によるものです。
一方で、近年では“人生経験豊富な中高年世代”の力を求める自治体が増えており、年齢不問・緩和の傾向が加速しています。
実際に、40代・50代から協力隊に参加し、その後地域に定住・起業したケースも多数。再スタートや複業移住にも向いています。
年齢制限なし!中高年におすすめの地域おこし協力隊13選
ここからは、40代以上も歓迎されている全国13の自治体をご紹介します。
① 広島県 庄原市

庄原市は中国山地のほぼ中央に位置し、豊かな自然と山間の美しい風景が広がる“里山のまち”。
広島市や岡山市へのアクセスも2時間以内で可能なことから、田舎暮らしと都市部とのバランスが取れた環境です。
中でも、北自治振興区では「協同の力で笑顔が輝くまち」をキャッチフレーズに掲げ、高齢化や人口減少に立ち向かう地域づくりを推進。
空き家の利活用や高齢者支援、移動販売などの生活支援活動にも注力しており、地域福祉とまちづくりの両立を目指したミッションが用意されています。
地域との関わりが深くなるほど「やりがい」を感じられるまちであり、社会経験を積んだ40〜60代の力が求められています。
② 岩手県 大船渡市

三陸海岸沿いに位置する港町・大船渡市。海の幸と緑豊かな山々に囲まれ、温暖な気候と災害への備えが整ったバランスのよい地方都市です。
東日本大震災からの復興を経て、今は新たな地域価値を創り出すフェーズへと進んでいます。協力隊の活動も多岐にわたり、観光資源の発掘・磨き上げ、農産品の6次産業化、地域内起業支援など、地域の未来を担う多様な人材を求めています。
特に注目なのは「ワインぶどう」や「夏イチゴ」の生産に挑戦する農業系ミッション。
農業未経験でも意欲次第で参加できる研修制度も整備されており、自然に寄り添った仕事がしたい中高年の方にとって、学びながら働ける理想の環境です。
③ 新潟県 出雲崎町

出雲崎町は、日本海に面する人口4,000人の港町。夕日が美しい「夕凪のまち」として知られ、佐渡島を望む絶景や、江戸時代の「妻入り家屋」が並ぶ街並みが保存されているなど、歴史・文化資産と自然景観が融合したエリアです。
町の地域おこし協力隊では、単なる観光振興にとどまらず、「よろず屋」的な存在として町民の暮らしを支える活動を目指しています。
たとえば、買い物弱者支援、地域交流イベントの企画運営、広報誌やSNSでの地域発信など、幅広い業務が用意されており、多能工的な人材にとって最適なフィールドです。
年齢やキャリアよりも“地域へのまなざし”が重視されるため、40代以上の方にとっても大きなチャンスがあります。
④ 高知県 津野町

津野町は、四万十川の源流域に広がる人口約5,500人のまち。町域の約90%が森林で、豊かな自然と清流に囲まれた“暮らしの原風景”が残る地域です。
特に注目されるのが、流域の農村集落での地域づくり。農業・林業だけでなく、地元住民とのイベントや子ども食堂の企画、文化伝承や空き家リノベーションなど、住民と「ともに汗をかく」ことが求められます。
40代・50代の隊員もすでに複数活躍しており、協力隊終了後にはまちの観光協会職員として就職したり、個人事業主として起業したケースもあります。
自然の中で地域と濃密な関係を築きたい方にはぴったりです。
⑥ 熊本県 高森町

阿蘇山の外輪山に抱かれた高森町は、九州の中心に位置しながらも、どこか“辺境”の風情を漂わせる静かなまちです。
標高が高く、夏でも涼しい気候が特徴で、エアコンいらずの快適な生活が可能です。
農業や観光業が盛んで、特に「南阿蘇鉄道」や「阿蘇の湧水群」といった観光資源を活用した地域振興が期待されています。
地域おこし協力隊では、町のケーブルテレビの広報事業に携わるポジションなどがあり、メディア経験や地域発信への関心を活かすことができます。
中高年の応募者も歓迎されており、自然と人の温かさに触れながら、地域の一員として丁寧な暮らしを築くことができます。
⑦ 大分県 佐伯市

佐伯市は大分県南部、日豊海岸沿いに位置する市で、その広さは九州最大。
山・川・海の全てを抱える自然環境に恵まれ、魚や野菜などの“地のもの”にあふれた食文化が魅力のひとつです。
市では、「佐伯版SDGs」を掲げた持続可能なまちづくりを推進しており、地域おこし協力隊にもその一翼を担ってもらう形で、農業、観光、環境、アートなど多彩なテーマで募集が行われています。すでに多くのOB・OGが地元で起業・定住しており、実績のある自治体として中高年の移住希望者にも安心感があります。
⑧ 大分県 由布市

湯布院を中心に観光都市として知られる由布市は、温泉地の華やかさと、日常生活のしやすさが絶妙に調和したまちです。最近では、商業施設や新たな定住者も増え、都市と田舎の中間のようなバランスが魅力です。
地域おこし協力隊の募集では、観光PRや空き家再生、まちづくりイベントの企画など、地域の魅力を高めていく分野で活躍が期待されています。
観光・企画・地域連携のスキルを持った中高年層にとって、まさに即戦力としてのフィールドが広がっています。
⑨ 北海道 歌志内市

「日本一人口が少ない市」として知られる歌志内市は、炭鉱のまちとして栄えた歴史を持ち、その後の人口減少を経て、現在は地域再生の真っただ中にあります。小さな市だからこそ、住民一人ひとりの声がまちづくりに活かされるという特長があります。
現在の協力隊募集では、農業振興や観光施設の活性化など、まちの将来を支える基盤づくりに参加できる内容が多く、ゼロからまちをつくるような感覚を味わえます。第二の人生で「挑戦したい」「誰かの役に立ちたい」と願う方にとって、やりがいのあるまちです。
⑩ 長崎県 南島原市

長崎県南端の島原半島に位置する南島原市は、海と山に囲まれた温暖な気候が魅力。名水に恵まれ、そうめんや農産物などの特産品が豊富な地域です。特に「島原手延べそうめん」は、全国に誇る伝統産業として知られています。
その伝統を引き継ぐ人材として、地域おこし協力隊では“製麺技術の修業生”を募集しています。職人のもとで学びながら、ゆくゆくは起業や就業に結びつける支援制度も整っており、40代・50代からの「ものづくり再挑戦」や「食の世界への転身」を後押ししてくれるまちです。
⑪ 長野県 岡谷市

諏訪湖の西岸に広がる岡谷市は、自然と都市機能が程よく融合したコンパクトシティ。かつて製糸業で栄えた“シルクのまち”としての文化が根付き、現在ではITやものづくり分野も活発です。
地域おこし協力隊では、中心市街地のにぎわい創出や若者支援、地域産業の支援など、多様なジャンルでの活動が可能。特にテレワーク移住者の増加に伴い、地域内外の交流を促進できる人材が求められています。
中高年の人生経験が活かせる場面が多く、柔軟な働き方や複業との両立も可能な地域です。
⑫ 大分県 九重町

九重町は、九州の屋根・くじゅう連山に抱かれた自然豊かな町。国立公園の中に町域が含まれており、温泉、山歩き、観光などの魅力が詰まった場所です。
観光資源を活かしたまちづくりや、農林業の振興に力を入れており、地域おこし協力隊の活動はとても幅広い内容です。特に50代以上の隊員も歓迎しており、地元住民との密な関係を築きながら、自然と共生した暮らしを実現できます。
⑬ 静岡県 静岡市

人口70万人を抱える静岡市は、富士山を望む自然環境と都市機能を併せ持つ「政令指定都市」です。中心市街地でも地域おこし協力隊を募集している珍しい事例であり、「地方=田舎」というイメージに縛られたくない方には絶好の選択肢です。
中心地での起業支援やまちづくりコーディネーター、地域資源を活かした企画業務など、経験者が即戦力となれる環境が整っています。利便性を重視したい50代以上の方や、都市型地域活動に挑戦したい方におすすめです。
応募から着任までの流れ

地域おこし協力隊への応募は、以下の流れが一般的です。
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募集情報の確認(各自治体HP、またはJOINサイト)
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応募書類の提出(履歴書、企画書など)
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書類審査・面接選考
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着任(3年間の活動が基本)
任期中には、住宅支援や起業支援制度、研修制度などが整っている自治体も多く、安心して活動を始めることができます。
中高年で地域おこし協力隊に参加した人の声

「50代で会社を退職して協力隊に。農業や観光の仕事を通じて、地域の人たちと深い関係を築けました」
「夫婦で協力隊として移住。副業との両立で生活を安定させながら、理想の暮らしに近づいています」
「都市では見過ごされがちだった自分の経験が、地域では“頼られるスキル”として歓迎されました」
終わりに|年齢ではなく“想い”が地域を動かす

地域おこし協力隊は、単なる制度ではなく「地域との新しい関係の入口」です。
年齢を重ねたからこそ得られる“人間力”や“実行力”は、地域にとって何よりも大切な資源。40代・50代・60代だからこそ、地域があなたを必要としています。
自分に合った地域が見つかる!
まだ移住先を迷っている方には、「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関のデータをもとに、全国1,741自治体から本当にぴったりなまちを探せるのは、二拠点・移住ライフ大学だけ。
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。