リモートワークでおすすめの移住先は?失敗しないポイントも紹介!
目次
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コロナの収束後、民間企業で働く人々の働き方も大きく変化してきました。
自宅で仕事をする「リモートワーク」が浸透し、会社の出社頻度が大幅に減った人や、オフィスを設けないという会社も増えてきています。
その影響から、暮らしのスタイルにも変化がみられています。
より良い住環境を求めて、都内の狭い1Rを解約し、完全リモートワークに切り替え、地方に移住する人が増えてきているのだとか。
筆者もその1人で、今は完全リモートワークで地方へ移住し、自宅で仕事をする時間が増えたので広めの部屋を決めて生活しています。
本記事では、リモートワークで実現できる、地方移住の暮らしについて紹介していきます。
- 自然豊かな場所に住みたい
- 仕事を変えずに生活拠点を変えたい
そんな方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
リモートワークで地方に移住する人が増えている
リモートワークが定着してきている昨今。
株式会社パーソル総合研究所の調査結果(2022年3月発表)によると、正社員の約28.5%の人がリモートワークをしていると回答。
都会での通勤は満員電車に揉まれ、ストレスが大きいですよね。
「通勤しないのであれば都会に住んでいる理由はなんだろう?」と考える人が多いのは普通のことではないでしょうか。
仕事によって住む場所を決めていたのが、リモートワークが普及したことで、住みたい場所に住むという考え方が広まってきました。
なかでも、自然に囲まれた生活がしたいと地方に移住をする人が増えています。
リモートワーク移住のメリット
では、実際に地方に移住するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
現在都会に住んでいる方は、「田舎に住んだら生活が不便になるのでは…」という不安から移住に踏み切れないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、リモートワークにおける地方移住のメリットを詳しく紹介していきます。
自然を身近に感じられる
地方に移住する1番のメリットは、やはり自然の豊かさを感じられること。
都会の整備された街並みも素敵ですが、緑がたくさんの自然の中でゆっくり過ごしたいという方は、田舎暮らしが合っているかもしれません。
また、アウトドアな趣味をお持ちの方にも、地方移住はメリットが大きいです。
車を所有するハードルが下がるため、愛車でドライブもし放題。
自然が豊かな場所を選べば、キャンプやサーフィンなどの趣味も気軽に楽しめます。
生活費が安く抑えられる
都会と田舎では、物価が大きく異なります。
車が必要な地域になると初期費用が必要になりますが、安い家賃で駐車場付きの広いお部屋を借りることも可能。
家賃だけでなく、食料品や日用品も田舎の方が安くなる傾向があります。農作物の名産地なら、美味しい野菜やフルーツを安く買うことが可能に。
生活費がグッと抑えられるため、生活にゆとりも生まれるでしょう。
移住支援制度が対象になる場合も
国や地方の自治体では地方移住を推進するため、移住支援制度を設けています。
条件を満たせば、支援金をもらうことが可能です。
自治体によって支援してくれる金額や条件は異なるため、移住したい地域の支援制度を事前にチェックしておくと良いでしょう。
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移住は何かと初期費用がかかりますよね。しかし、こういった制度があるおかげで移住のハードルが下がりチャレンジしやすくなります。
満員電車や人混みから解放
都会での通勤は、人混みや満員電車など苦痛を伴うものが多いです。
リモートワークであれば通勤のストレスからは解放されますが、人口が多い都会は休日に買い物に出かけたり遊びに行ったりするだけでも、人混みは避けられません。
地方は人口が少ない分、買い物ができるような場所や飲食店は少なくなります。
しかし、人混みに揉まれることなく休日を楽しめるメリットは大きいのではないでしょうか。
人酔いしやすい方や人混みが苦手な方は、ストレスなく暮らすことができるでしょう。
子育てしやすい環境
移住支援制度と同じように、子育て支援制度が手厚い自治体を選ぶことで、子育てがしやすい環境を選ぶことも可能です。
地域にもよりますが、都会のように待機児童が少ないため、希望する保育園や幼稚園に入れることができたり、自治体が出産祝い金を付与してくれたりと、お子様がいる家庭には嬉しい制度がたくさん。
子育て支援の内容で移住先を選ぶのもおすすめです。
リモートワーク移住のデメリット
地方移住のメリットを紹介しましたが、地方移住はメリットばかりではありません。
移住したあとに、結果「都会での生活が合っていた」とならないように、ここでは地方移住のデメリットもみていきましょう。
職場とのコミュニケーションが取りづらい
これはリモートワーク全体に言えるデメリットです。
「ちょっと相談したい!」と思っても、同僚や上司に相談するには、電話かチャットで連絡を取るしかありません。
顔が見えないコミュニケーションは楽ですが、声や文字だけではうまく伝えたいことが伝わらない場合もあります。
これまでオフィスで仕事をしていた方には、やりづらいと感じる場面があるでしょう。
お店や娯楽施設が少ない
田舎は住んでいる人が少なくなるため、お店や娯楽施設は少なくなってしまいます。
特に服屋さんは地方に店舗がないブランドも多いため、実店舗で試着をして購入するのが難しくなる可能性があります。
服好きのおしゃれさんは、少し苦労するかもしれません。
また移住先にもよりますが、テーマパークのような遊べる場所も少なくなります。
これまで充実した施設が身の回りにあったものが急になくなってしまうとかなり不便に感じるかもしれません。
いざ出勤するとなると大変
完全リモートワークの場合でも、月に数回ほどは出勤しなければならない方も多いでしょう。
田舎に移住した場合、すぐに出勤することがなかなか難しくなります。
場所によっては、前泊しなければならない場合もあるでしょう。
急に出勤を命じられることがある場合は、ある程度会社に近い場所で移住生活をするのがおすすめです。
公共交通機関での移動が不便
田舎では公共交通機関が都会ほど発達しておらず、車がないと生活できない場合が多いです。
電車でどこへでも行けて、車での移動の方が不便というのは都会だけ。
移住をする上で、車の免許か原付には乗れるようにしておくのがおすすめです。
田舎の電車は20分に1本ならまだ良い方で、1時間に1本の地域もあります。電車がない地域だとバスが主な交通機関になりますが、どちらも最終便が早く使いづらいこともあるでしょう。
車を持つのが困難なときは、公共交通機関が発達している都会と田舎の中間のような地域を選ぶと、ストレスが少ないですよ。
そして、車での移動が主になるということは、飲み会がしづらくなるというデメリットも。
公共交通機関を使って帰るのは大変なので、自然と外でお酒を飲むことが減ります。乗り気がしない飲み会を断る良い口実にはなりますが、外でお酒を楽しむことが好きな方にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。
ご近所付き合いが面倒
田舎は村社会的な考えが根付いているところも多く、町内会などのご近所付き合いがあることも。
アパートのような小さな集合住宅に住むのであれば、町内会費や地域の集まりはパスできる場合が多いです。
しかし、戸建ての住宅や大きなマンションに住む場合は、地域内やマンション内でご近所付き合いをしなくてはならない場合もあります。
ご近所付き合いといっても、ただ仲良くしていればいいというわけではありません。
地域の公会堂の掃除や草刈り、マンションなら敷地内の草取りなどにも参加する必要があります。
参加しないことも可能ですが、雰囲気的にその地域に住みづらくなってしまうことも考えられます。
学校も少ないため、子供の教育に関する選択肢が制限される
お店や娯楽施設が少ないのと同様に、田舎には学校も少ないです。
そのため、お子様がいる方は中学校や高校の選択肢がどうしても狭くなってしまいます。
また大学も少ないため、高校を卒業して一人暮らしをする方も多いです。
リモートワークで地方移住が可能に!多様化する生活スタイル
リモートワークがひとつの働き方として確立しつつある今、地方移住をする人が増えていますが、移住のスタイルもさまざまです。ここでは、多様化する移住生活のスタイルを紹介していこうと思います。
長期滞在や別荘滞在
完全に移住するのではなく、1年のうち数ヶ月程度を地方の別荘やマンスリーマンションなどを借りて滞在するのがこのスタイルです。
別荘というと長期休暇のイメージが強いかもしれませんが、夏の暑い間だけ避暑地で過ごしたり、子供が休みの期間を地方で過ごしたりするのは、完全に移住に踏み切れない方に人気。
地方移住を決めるとなると、仕事はリモートワークが可能であれば良いかもしれませんが、お子様がいる場合は学校のこともありチャレンジしにくい場合もあります。
しかし、せっかく家で仕事をするようになって、おうち時間や家族との時間を大切にしたいというのは多くの方が思っていることでしょう。
地方であれば、家賃は都会の半分以下になる場合も。
1年のうち数ヶ月を田舎で過ごすだけでも、都会の生活から離れて息抜きすることができます。
「地方移住に憧れるけれど、勇気が出ない」という方は、まずは長期滞在から段階的に移住を始めるのがおすすめです。
2拠点生活・デュアルライフ
お休みの週末だけ地方で過ごしたり、仕事が忙しい時だけ都会で生活するというのが2拠点生活です。
先ほどの長期滞在と異なるのは、常に2つの家を持っているという点。
2つ家を借りている状態なのでもちろん家賃がその分必要になってきますが、「両方の家にいつでも帰れる」という利点があります。
仕事が変動的で、いつ忙しくなって出社しなくてはいけなくなるか分からない方や、子供がいて「都会の学校に子供を通わせたいけれど、自然にもたくさん触れてほしい」という思いがある方におすすめです。
昨今は、災害リスクを抑えるためにも地方にもう1つの拠点を構える方も増えてきていますよ。
完全移住
フルリモートワークの方や出勤日数が少ない方なら、完全に地方に移住してしまうのもおすすめです。
拠点となる家を複数持つということは、やはり管理が大変になるというデメリットがあります。
地方に移住するには、移動手段の確保や移住先の決定など、考えなければならないことはたくさんあります。
しかし、リモートワークでほぼ自宅で仕事をしているなら、自分の好きな場所に住んで居心地の良さを感じられるのが1番ではないでしょうか。
家賃も物価も安いのでその分生活費も抑えられますし、なにより自然豊かな場所に住めるのは想像以上に気持ちが良いものです。
移住にはお金も労力もかかるため、移住先は慎重に選びましょう。
不安な場合は、長期滞在をしてみるなどのシミュレーションは必須ですよ。
リモートワークで移住先を決めるときにチェックするべきポイント
「せっかく好きな土地に移住したのに、住んでみたら何だか想像と違った」というのは、移住をする上で絶対に避けたい事態です。
ここでは、自分に合った移住先を見つけるために注意すべきポイントを紹介していきます。
生活環境が合っているか
住みやすい気候かどうかや、移動手段が確保できているかなどの生活環境は、必ずチェックしておきましょう。
例えば雪が降る地域に住んでいたことがないのに、豪雪地帯に住むのは大変ですよね。
移住先に選ぶなら、住み慣れている気候の場所か、気候が安定していて過ごしやすい地域を選ぶのがおすすめです。
また、車を持たないのであれば電車やバスが利用しやすいところだったり、カーシェアが利用できるところを選ぶなど、移動手段をどうするかも調べておく必要があります。
田舎は家の周りにコンビニやスーパーがないことも多いですし、もちろんウーバーイーツのような宅配サービスもないことがほとんど。
買い物はどうするのかや、飲食店の有無なども調べておきましょう。
ネット環境やコワーキングスペースはあるか
リモートワークであれば自宅で仕事をする方がほとんどだと思いますが、田舎だとネット環境が悪いことも考えられます。Wi-Fi環境や、スマホのキャリア回線がしっかり繋がるかどうかは、調べておくことをおすすめします。
また、リモートワークといってもずっと自宅で仕事をするのは飽きてしまいますし、たまには息抜きが必要ですよね。
そのため、近くにコワーキングスペースや、仕事ができるようなカフェがあるかもチェックしておくと安心です。
コワーキングスペース・
全国の様々な形態のシェアオフィスを手軽に探せるポータルサイトです。エリア、月額金額、個室、キーワード検索など条件を入力することで、条件にぴったりのオフィスを検索ができます。オフィス紹介ページには、他の方の利用者の口コミも掲載されています。
災害リスクはどの程度あるか
意外と盲点なのが、災害リスク。
住みたいと思っている地域にどのような災害が多いのかは、必ずチェックしておきましょう。
地域によっては土砂災害が頻繁に起きて道が塞がれ、孤立してしまうような地域もあります。
自然豊かな地域に憧れて田舎に住むのも良いですが、災害リスクはしっかりと確認しておきましょう。
生活コストが下がるのか
生活にかかる費用がどう変動するのかもチェックしておくと安心です。
家賃や物価は地方にいけば安くなる傾向にありますが、住む家の広さや設備によってはあまり変わらないということもあります。
そして地方では移動が車になることも多く、車両代や維持費、ガソリン代などで逆に生活コストがかかってしまうことも考えられます。
生活コストは、住んでみなければ分からないという点ももちろんありますが、長期滞在でシミュレーションをしてみたり、かかるお金をあらかじめ計算しておくと安心です。
移住先を決める際に失敗しない方法
先ほどの移住先を決める際にチェックしておくべきポイントを考えても、不安が大きくて移住に踏み切れないという方も多いでしょう。そこで、移住先を決める際のおすすめの方法について紹介していきます。
自治体の移住体験ツアーや補助を活用
リモートワークの普及を受けて、地方自治体では移住を推奨している地域もあります。
中には、移住を促すために体験移住をさせてくれるところも。
例えば、暖かい気候で移住先として人気の静岡県では、田舎の一軒家を丸ごと格安価格で借りられるという体験移住のプランがあります。
もちろん静岡県だけでなく、このようなサービスを行っている県も多いです。
興味がある地域に体験移住という形で住んでみて、肌に合う移住先を見つけるのがおすすめです。
地元にUターン移住する
なかなか移住先が決められない方におすすめなのが、あえて地元に戻るという選択肢。
生まれ育った場所であれば、生活コストや災害リスク、どのような生活になるかは想像しやすいでしょう。
また、家族にすぐに会えるというのも大きなメリットです。
筆者も東京から地元へUターン転職をし、やはり生まれ育った地域での生活は心地が良いと感じています。
移住先に迷っているのなら、ぜひ地元に戻るという選択も考えてみてくださいね。
リモートワーク移住におすすめの移住先4選
最後に、リモートワークでおすすめの移住先を紹介していきます。移住先が決められずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
静岡県
静岡県では移住による補助金の制度も充実しており、何より過ごしやすい気候が魅力です。
また、静岡県内の新幹線停車駅付近の市町村では、都内への通勤費用補助金を設けているところが多く、こういった制度を活用し月に数度の出社費用を賄えるでしょう!
- 雪が降らない過ごしやすい気候
- 東京や名古屋、大阪などへのアクセスが良い
- 海も山もあるため、自然を楽しむアクティビティが豊富
東部には熱海や伊東などの観光地もありますし、東海道新幹線も通っているためいざ東京や大阪などに出勤することになっても安心です。
福岡県
福岡県は言わずと知れた九州の人気エリア。
大きく理由は3つですが、他にも空港が博多駅から地下鉄で5分ほどの距離感にあるため、移動も楽チンです。
- 食べ物が美味しい
- 温暖で過ごしやすい気候
- 車がいらない
近年は、再開発が進められているので地価の上昇も期待できるかもしれません!!
家賃が安いエリアも複数あるため、快適な生活ができるでしょう。
群馬県
関東圏にあり、東京までのアクセスも良好な地域でありながら、田舎暮らしが楽しめる群馬県も人気の移住先のひとつです。
移住の補助金制度が充実
- 東京までのアクセスが良い
- 温泉スポットや観光地が多い
移住の補助金制度も充実しているため、移住の費用を抑えられるのが嬉しいですね。
長野県
長野県はアウトドアレジャーが趣味な方にもおすすめできる移住先です。
- スキーやキャンプを楽しめるスポットが豊富
- 北陸新幹線で東京へのアクセスが楽
- 家賃が安い
スキー場やキャンプ場がたくさんあるため、オールシーズン自然を楽しむことができます。
新幹線も通っているため、いざ出勤することになっても安心ですね。
長野県では、軽井沢周辺の御代田町や佐久市、北杜市など移住者が増加傾向にある活気がある町も多いですよ。
リモートワークで地方移住を実現!|まとめ
リモートワークが普及してきたおかげで、好きな場所に住んで自由に過ごすという生活スタイルが実現できるようになってきています。
筆者も実際に東京から地元にUターン移住という形で移住をしていますが、とても生きやすくなったと感じています。
- 「職場があるから」
- 「通勤が近い方が良いから」
などの理由で、都会に住むのが当たり前だったのが、今では通勤がない分自分に合った土地で生活することが可能になってきました。
都会での生活になんとなく息苦しさを感じている、生活を変えたいと考えている方は、ぜひリモートワークが定着してきた今、移住を検討してみてはいかがでしょうか。
・「はっきりしていない!」
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