地方移住者に100人に聞いた!移住して良く無かったことや後悔したポイントとは!?
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
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全国1,741すべての自治体から
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二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
都市部ではなく、地方でゆとりのある暮らしをしてみたい。そんなことを考える人が昨今増えている傾向があります。内閣官房が2020年1月に実施した調査によれば、東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に住む20代から50代の人たちの49.8%が「地方暮らし」に関心があると答えています。ほぼ2人に1人が地方暮らしに関心を持っているということです。
「気になっているけど、なかなか一歩が踏み出せない。」
「情報を収集するにしても、周りに移住した人なんていないし・・・。」
そんな状況の方にとって、実際に移住した先輩方の声が気になるのではないでしょうか。
今回は実際に移住した人100人を調査して分かった移住のメリットについて、生の声を元に発信していきます。
移住者100人のアンケート結果
Q:実際に移住してみて、現在の満足度を教えてください!
このアンケートでは、移住する前と後で、満足度がどのように変化したかを5段階評価で調査しました。
回答結果はこちら
このように、実際に移住した7割以上の人が移住後の方が満足度が高いと回答しました。
移住した人たちはしっかりインターネットを通じて情報収集をしています。そして、実際に自分の移住した後の人生設計やライフスタイルを具体的にしっかり検討して移住を決意しています。
この、移住後の生活スタイルをしっかり考えることが、移住後の満足度を左右する大きなポイントでは無いでしょうか。
しっかり練り上げたプランであれば、自分のやりたかったことや、送りたかったライフスタイルを実現できるはずで、結果として人生の満足度も上がること間違いなし!でしょう。
移住して良く無かったことや後悔したこと
Q:移住して良く無かったと思う点とその理由を教えてください!
このアンケートでは、実際に移住してみて良く無かったことや後悔したことを調査しました。
回答結果はこちら
回答結果の上位ベスト5までを抜粋しました。
第1位
移住して良く無かったと思うポイントについて
最も投票数が多かった第1位は飲食店やスーパーが少ないことでした。
移住先を決める上のポイントとして多くの人が最優先に挙げていることの多くは豊かな自然を感じられることです。
そのため、自然の多いまちや村を選ぶと必然的に、スーパーや飲食店が少なくなります。ジレンマではあるのですが、徒歩圏内でスーパーやコンビニがある地域を移住先として選択される方は少ない傾向があると思います。
第2位
また、第2位は公共交通機関が不便でした。
都内など都市部に住んでいた方からすると、その不便さを確実に実感することだと思います。反対に、移住前にしっかりリサーチしていたため、想像より交通の不便さを感じなかったという声も少数ですがありました。
多くの移住者は市街地に出るために車で45分の道のりを運転したり、最寄り駅まで自転車で20分かけて移動しているようです。
この不便さを事前に想定し覚悟して移住先に飛び込むということは、移住後の満足度を上げる上でも重要なことでしょう。
第3位
そして、第3位は車がなければ生活できないことです。
地方に住むには、車は必須という意見が大多数です。地方移住のデメリットとして飲食店やスーパーが少ないことが第1位でしたが、近くに食材や日用品wを購入するお店が無いため当然車が必須になります。ちょっとした買い物もわざわざ車に乗って移動することは、面倒だと感じる方も多いでしょう。しかし、移住後の生活に慣れてくるころには、そのライフスタイルも当たり前になってくると思います。
第4位
第4位は遊び場やレジャー施設が少ないことでした。
過去の記事で移住のメリットについての調査結果を発表しましたが、メリットの上位に固定費が総じて安い、物価が安いということがランクインしていました。
遊び場やレジャー施設が少ないことは、当然お金を使う場所が少ないため、貯金が貯まることでしょう。しかし、「日常生活に飽きてしまう」そんな方もいるようです。
新鮮な食材での料理を楽しんだり、森や海、自然との触れ合いなど、都会とは異なる楽しみを見つけることも重要のようです。
第5位
第5位は仕事が少ないことでした。
地方は人口も少ないため、当然求人の数も都心に比べると大幅に減ってしまいます。選べる仕事が少ない、求人数自体が少ない、業種も限られているといった声が多いです。
また、勤めていた会社でリモートワークが承認され、移住したという方もいました。
地方でもリモートワークの普及により、比較的に副業や兼業を行いやすくなっていますので、ご自身の強みやスキマ時間を活用してお金を稼ぐといったチャレンジをする機会にもつながるのでは無いでしょうか。
この回答結果から、移住する人の多くは日常生活の不便さを感じ不満足へ繋がっているようです。
地方への移住のメリット、デメリットは表裏一体です。
・満員電車に乗らなくても良くなったけれど、車が必要になった。
・誘惑が少ないのでお金を貯金できたけれども、遊びが少なく刺激が足りない!
・自然が豊かで人も少なく静かだけれども、飲食店やスーパーが少ない。
移住する前に想像していた暮らし・ライフスタイルと違う!というようにならないように、事前に住む場所のリサーチや移住先の市町村の支援制度、多い仕事の業種など情報収集をしておくことで、心構えをすることができるでしょう。
6位以下
それでは、6位以下の移住して良く無かったと思うポイントについて見ていきましょう!
回答結果はこちら
回答結果の6位以下を掲載しました。
移住して良くなかったと思うポイントについて、比較的上位に人間関係についての不満やトラブルが挙がりました。
例えば、第6位と第8位にランクインした知人がいないやの知人や友達に会う機会が減ったというのは、地方へ移住したことで交友関係が減ったことにより寂しいと思う頻度が増えたと回答をされた方が一定数いました。
それもそのはず、慣れ親しんだ地元を離れて移住した方は、学生時代の友達や近所の知り合いの方とも会う頻度は激減するでしょうから、その点はしっかりと心構えをしておく必要があるでしょう。
また、逆に地方へ移住したことでご近所の方や町内会の人などと会う頻度が増えたことが嬉しくない(デメリット)と回答された方も多くいました。
地方独特の人間関係の密な関係性は都内や人口の多い地域に住んでいた方からすると慣れないかもしれません。例えば、週に1度も夕ご飯の余りを届けに来るご近所さんなどには、困っているといった声もあり、移住する際は物件を選ぶと同時に、ご近所さんを訪問し地域の特徴やよく利用するスーパーなどを聞いてみるのも良いかもしれません。
何を軸に移住について考えれば良い?
まずは理想のライフスタイルをできる限り具体的にイメージしてみることから始めましょう。
例えば、朝何起きて、どこで、何をするのか。それは、誰とどういう感情をシェアしたいか。そんな問いからより具体的なイメージを膨らませていくと良いでしょう。
このイメージが具体的になればなるほど、鮮明にどこに移住するか?、何を最優先したライフスタイルを送りたいか?といったことが明確に決まってきます。
また、今回のアンケート調査で分かったことは、金銭面はメリットに感じづらく、日常目にする雄大な自然や、四季を感じられる生活、鳥の囀りなどが満足度が高くなる傾向があるということです。
単純に家賃を極限まで抑えてもっと貯金したい!などは、満足度が上がらない傾向があると思われます。
なぜなら、理想のライフスタイルを送った結果、日常の生活コストが抑えられてさらに満足度が上がるプロセスを感じている方が多く、理想のライフスタイルを我慢して満足度は上がらないと考えられます。
理想のライフスタイルを具体的にイメージした後は、その理想とのギャップを挙げましょう。
そして、そのギャップを埋めることができる立地や地域、移住で優先しているポイント、移住支援制度を提供している市町村をリサーチし、よりその地域の特徴や、家賃相場、スーパーや交通の利便性を調べることで具体的な移住までのプロセスが明確になるはずです。
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