【2022年】移住先おすすめ人気ランキング12選!住みたい田舎を見つけよう
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
この記事を読んでいるあなたは、漠然と「地方で自然豊かな土地へ移住したい」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。
「働き方改革」という単語が、ある時期から注目を浴びるキーワードになって久しいですが、2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により働き方はもちろんライフスタイルの変化を余儀なくされた方も多いことでしょう。
例えば・・・
- 通勤が必要なくなり東京に住む理由がなくなった
- 世の中的に対面でのリモートMTGが失礼とされなくなった
- 会社から通勤時間2時間以内の縛りが無くなった
- コロナ感染リスクを鑑みてフルリモートの会社に転職した
上記のようにワークライフバランスを見直した方も多いのではないでしょうか。
コロナ渦以降、自然が豊かで物価の安い地方へ移住したいという方の数はここ数年で爆発的に増加しています。
都市部から地方に移住する場合、どこの地域がおすすめなのでしょうか?
今回は月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した、「2021年版第9回 住みたい田舎ベストランキング」の結果を参考に、それぞれの市町村を移住のニーズ別に分けて紹介していきます。
【2023年】最新版の記事はこちら!
移住先ランキングベスト12選
都会と田舎の良いとこどりができるおすすめ移住先
順位 | 地域名 |
1位 | 愛媛県西条市 |
2位 | 山口県宇部市 |
3位 | 静岡県静岡市 |
1位 愛媛県西条市
愛媛県西条市は人口約10万人の地方都市。北部は穏やかな瀬戸内海に面し臨海工業地帯がある一方、南には西日本最高峰の石鎚山が存在感を示しています。
西条市から県庁所在地の松山市までは車で約1時間、松山空港へも約1時間と利便性も高いといえるでしょう。海と山との距離がコンパクトで地下水源にも恵まれる自然環境豊か。
簡単に要点をまとめるとこんな感じ
- 農林水産業だけでなく工業地帯もあり就職先が多いこと
- すでに移住者が多く居心地の良いコミュニティがある
- 都会と田舎をミックスした「トカイナカ」で自然も満喫できる
- 移住者への経済的な支援も手厚い
最後に、移住者への支援に関して少し深堀して書いていきますね。
具体的には、新たに事業を立ち上げたい方にはとっても嬉しい創業支援と、空き店舗活用支援。また、新たに農業を始めたいという方には次世代人材への就農支援も積極的に行われています。
住まいに関する支援の中には、住宅改修支援や、木造住宅耐震改修支援など西条市内にすでにある建物(空き家)に住まれる方は利用しない手は無いでしょう。
2位 山口県宇部市
宇部市は、温暖で雨も少ない瀬戸内海気候に恵まれた都市です。人口は約16万人で、2021年に市制試行100年を迎えたことからさまざまな事業に取り組んでいます。
- JRや路線バスで市内外の移動が便利
- 自然豊かで子育てにも最適
JR山陽本線や路線バスも充実。日常生活の利便性と自然が調和しており快適な生活環境といえるでしょう。
宇部市の移住支援制度や詳しい情報はこちら
3位 静岡県静岡市
静岡県静岡市は、静岡県の県庁所在地であり、政令指定都市です。同じ静岡県の浜松市とともに全国5位の大都市圏となっています。
静岡市は静岡県内で2番目に人口の多い都市で、商業都市、ビジネス都市として機能しています。
気候は非常に穏やかで、雪が降ることはほとんどなく過ごしやすい場所。
交通の便は言うまでもなく便利。東海道新幹線の通る静岡駅には、こだまとひかりが停車し、最短で東京まで54分で行けます。
また、子育てをしている家庭に対するサポートが充実しています。市内には14か所の子育て支援センターがあり、子育ての悩みの相談にのってくれます。
小学6年生まで預けられる放課後児童クラブもあるので、共働き世帯にとっては心強いですね。保護者の視点に立った子育て支援体制が充実しています。
静岡市の移住支援制度や詳しい情報はこちら
都会の住みやすさも残した小規模都市のおすすめ移住先
順位 | 地域名 |
1位 | 大分県豊後高田市 |
2位 | 大分県日田市 |
3位 | 大分県臼杵市 |
1位 大分県豊後高田市
豊後高田市は大分県北部に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな土地です。
また宝島社発行の『田舎暮らしの本』で発表される「住みたい田舎」ベストランキングで、10年連続ベスト3達成の人気地域。
市のHPには「全国トップレベル、本気の子育て支援」と大きく標榜し、様々な施策がとられています。
例えば、誕生祝い金という支援制度。第1子、第2子に10万円、第3子に50万円、第4子以降は100万円を贈呈されています。第5子にはなんと200万円!
その他にも、保育料、幼稚園授業料がすべて無料、市内保育園・幼稚園・小学校・中学校の給食費がすべて無料、妊娠中の医療費も無料、お子様の医療費も無料!
「経済的な支援」という側面から見ると、子育て世代に選ばれないわけない!そんな自治体です。
ちなみに、子育て支援が非常に手厚いため、われわれが独断と偏見で選んだ「子育て支援制度が充実している移住先」ランキング第1位に選ばせていただきました!
豊後高田市の移住支援制度や詳しい情報はこちら
2位 大分県日田市
大分県西部に位置する日田市は、人口約6.5万人の都市。令和3年度の県外からの移住者は175世帯269人と6年連続で大分県内第1位という名実ともに人気の地域。
市内には多くの水路が流れ込んでおり「水郷(すいきょう)」と呼ばれる河川や湖沼が多くある景勝地がたくさん点在しています。
周囲を山に囲まれた盆地で、寒暖の差が激しいことも日田市の特徴。
日田市のきれいな河川や街並みは一朝一夕で造られたものではなく、市を挙げて「水と緑があふれ未来輝くまち~水郷ひた~」をスローガンに河川づくり、森林づくりに注力してきました。
そんな日田市には、新婚さんの新生活を経済的な支援で応援する制度(最大30万円)や日田市空き家バンクに登録されている物件に入居することで、経済的な支援を受けることができます。
お試し移住体験にも力を入れているので、日田市への移住を視野に入れている方は宿泊費用の補助を受けることができます。
日田市の移住支援制度や詳しい情報はこちら
3位 大分県臼杵市
大分県臼杵市は人口4万人弱のまち。大分県の東海岸に位置し近年では城下町の町並みでも知られるようになりました。自然と歴史・文化が調和した、しっとりと落ち着いた町です。
気候は年間を通して日照時間が多く、温暖でおだやかな気候に恵まれています。
また、山だけでなく海にも面しているため、農業だけでなく漁業も盛んです。新しく農業にチャレンジしたい方も多く移住している地域になります。
そんな、臼杵市には移住者への移住支援金だけでなく、新婚生活や定住促進、空き家活用といった住宅設備を整えるさいに必要となってくる費用の補助も行っています。
臼杵市の移住支援制度や詳しい情報はこちら
自然豊かで里山の雰囲気を残したおすすめ移住先
順位 | 地域名 |
1位 | 島根県飯南町 |
2位 | 北海道沼田町 |
3位 | 長野県辰野町 |
1位 島根県飯南町
島根県飯南町は、人口5,000人ほどの広島県との県境にある小さな町です。
まちの約9割は森林が占めており、まちを囲む標高1千メートル級の山々は、四季折々の美しい姿を見せてくれます。
町全体が高原地帯にあるので、夏は比較的涼しく、冬は町中が真っ白な雪に覆われます。逆に生活利便性の点では少しほかの自治体より劣っているといえます。
山から下りて必要物資を購入しにまちへ出なければいけないので、車は必須ですね。
主に就農支援が手厚いといえるでしょう。また、飯南町体験プログラムが用意されており、魅力的な町のみどころを紹介してくれるはずです。
飯南町の移住支援制度や詳しい情報はこちら
2位 北海道沼田町
北海道のほぼ中央に位置している沼田町は北海道第二の都市、旭川市から45kmほど西にある、豊かな森林と田園風景のまち。人口は約3,000人ほど。
沼田町では「歩いて暮らせるコンパクトなまちづくり」をコンセプトにまちづくりを進めています。沼田町に定住後、加齢とともに運転が難しくなったとしても住みやすいまちですよね。
気候は四季の区別がはっきりしており、季節の変わりゆくさまを感じる豊かな田舎暮らしが送れそうです。
都会への交通アクセスや利便性は良いとはいえませんが、実は沼田町の移住支援で移住者に支給される奨励金額は日本トップクラス!
北海道沼田町に家を建てて住むと、最大570万円(奨励金額を合算した限度額)にもなります。もちろん、すべて対象者の条件が設けられています。
移住後の住まいに関わる新築、購入、リフォーム等の経済的負担が沼田町だとグッと軽くなります。
沼田町の移住支援制度や詳しい情報はこちら
3位 長野県辰野町
辰野町は、日本のほぼ中心に位置する諏訪湖の南西側にある人口約2万人の町。
中央アルプスと南アルプスに囲まれる辰野町の中央には天竜川が流れ、シーズンになるとホタルが飛び交う風光明媚な田舎。
首都圏、中京圏からのアクセスは車で約2時間30分。都会へ気軽に出られそうですが車は一家に少なくとも1台は必要になりそうです。
辰野町へ移住した方が口をそろえて言うことは「まちには温かい人が多い」という点。実は辰野町には「地元の方」「移住したい方」「移住した方」との関係づくりのきっかけを提供する、「おいでにゃんしょ」というコミュニティスペースがあります。
縁もゆかりもない土地に移住することは不安なことだらけ。こういったコミュニティで地元の方とつながれたり、実際に移住した方の声を聞くと安心感が違います。
また、辰野町には「たつの暮らし体験プラン」を移住を検討してる方に向けて実施しており、すべて移住者のニーズや理想の暮らしにイメージに合わせてオーダーメイドで作っています。
辰野町の移住支援制度や詳しい情報はこちら
どっぷり田舎ライフを満喫できるおすすめ移住先
順位 | 地域名 |
1位 | 長野県宮田村 |
2位 | 長野県木島平村 |
3位 | 長野県青木村 |
1位 長野県宮田村
宮田村は長野県の南部に位置し、2つのアルプスに囲まれた自然豊かな村。降雪は少なく、非常に晴天の日が多い地域で、夏も涼しく暮らしやすい気候です。
そして、宮田村は「子育て支援日本一」をスローガンに、他の自治体でも実施されている支援制度のほかにもユニークな支援制度が整備されています。
その一部をご紹介。例えば、村の保健師さんが乳幼児のいる家庭を訪問する新生児宅訪問や、医療機関で母乳相談を受けるときの費用を一部負担する母乳相談助成事業に加え、不妊治療助成・相談も行っています。さらに、お子さまの医療費は高校3年生まで無料
ここに書いた子育て支援はほんの一部です。さらに詳しい情報を知りたい方は↓
宮田村の移住支援制度や詳しい情報はこちら
2位 長野県木島平村
木島平村は、長野県の北端にある約80%を森林が占める村。自然豊かな森林や田園と人々が共存する美しい里山の風景が広がる農村地域です。
また意外にも、交通の便が良く北陸新幹線の通る飯山駅までバスで15分と都心へのアクセスも良いです。温泉やスキー場などがたくさん見どころがあるため、観光目的で訪れる人も多くいます。
そんな木島平村の支援制度は、住居に関するものから新婚さんの支援や子育てまで幅広くサポートしています。
木島平村の移住支援制度や詳しい情報はこちら
3位 長野県青木村
青木村は、上田市と松本市のちょうど中間に位置する人口約4,300人の村。
村の面積の約8割は山林で、主たる産業は農業や林業です。
気候は降水量が極めて少なく、そして1日の中でも気温の差が大きいことが特徴。夏場は30度以上になり、冬場になると-10度以下にもなることも。
利便性の観点では、長野県の第2の都市である上田市まで車で約20分。上田駅から東京駅までは新幹線で約1時間20分なので、都心への通勤通学も可能です。
上田市まで行けば、生活に必要なものは揃うので買い物も比較的便利だといえます。
そんな青木村の移住支援制度は、住居に関する支援から子育て、バスの運賃といった公共交通機関までバランスよくサポートがあります。
ちなみに、子供たちの教育にも力を入れており、タブレットPCや学習支援ソフトといったICTに触れる機会や、多様な他者や自然と関わりをもつ「あおきっ子合宿」や「長泉サマーキャンプ」といった場を提供しています。
青木村の移住支援制度や詳しい情報はこちら
地方の移住先を選ぶポイント
まずは仕事があるか
生きていくためにはお金が必要です。もちろん、自分で農業するなど工夫をすれば、都会に比べて固定費はかなり安くなるのでたくさんのお金を稼ぐ必要はありません。
しかし、学費や車の車検、自然災害などにより突発的な出費があります。
その地域でどういった仕事があるのか、その仕事は自分に合っているかという点は、最優先で調べましょう。
都市部の企業に勤めてリモートワークをされている方やフリーランスの方も、確実な安定収入といえるまでは最悪の場合を想定してリスクヘッジをする意味でも、移住先の仕事について調べておくことがベターです。
地域おこし協力隊に着任するというのも1つの手段です。
興味がある方やそもそも地域おこし協力隊について知らない方はこちらをチェック!
仕事に関する支援制度が手厚い自治体も独断と偏見でランキングにしました!
子育てを安心してできる環境が整っているか
地域の治安や病院の数、共働きの場合は託児所などのチェックは言うまでもありませんが、地域や近隣の方々も積極的に子育てをサポートしてくれる地域の風土や環境があるかは大事です。その点、すでに移住者が多い地域は移住者同士のコミュニティがあるため、子育てに関する悩みや相談をしやすい環境ですよ。
経済的なサポートだけでなく子育てに関する心理的な悩みにも寄り添ってくれる自治体かという視点も忘れないようにしましょう。
また、人気の移住地は「待機児童が0」と謳っていることも多いでしょう。しかし、移住した土地に高校が無かったり、偏差値が低かったりとお子さんの教育環境が想像していたことと違うケースもしばしば。
幼児期以降の高校進学までを想定して移住地を選ぶことも心がけましょう。
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高齢になり運転ができなくなっても大丈夫か
年齢とともに車を運転することができなくなるタイミングが、その土地にずっと定住しているとおとずれるでしょう。
そんな状況になっても、生きていける環境があることはとても大事なことです。
例えば、最低限の移動手段を確保するために下記のようなこともチェックすると良いでしょう。
- 少し歩けば市バスが通るバス停まで行くことができる
- 乗合タクシーがある
そうは言っても、「遠い将来のことは分からない!」そんな声も聞こえてきそうですが、頭の片隅に置いておくことが重要だと感じます。
特に物件を購入する場合は、簡単に物件を引き払うこともできないケースがあります。引っ越しをしても、物件の維持費や固定資産税が余分にかかることもしばしば。
そのため、頭の片隅に置いておくことで、大事な選択を迫られた場合にしっかりご自身で考えることにつながるはずです。
移住の前にまずはお試し滞在から
地元に帰省するIターン移住ならまだしも、U・Jターンでの移住の場合は、ご自身が住んだこと無い、良く知らない地域であることが多いでしょう。
移住は豊かな自然環境といった目に見えるメリットもありますが、実際に住んでみないと分からないことが多いことも事実。暮らすように長期滞在することで、その土地が自分の理想のライフスタイルに合っているかを判断でき、失敗や後悔するリスクを減らすことができます。
「移住したい」「自然豊かな土地で暮らしたい」という気持ちがある方の多くは、具体的にどのように行動へ移せばよいか分からない方も。
こちらの記事では、移住するうえでのステップをまとめています。
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。