東京都八王子市→京都府福知山市へ移住した茎田さんのライフスタイル
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
理想の生活は人によってさまざま。
この記事を読んでいるあなたは、漠然と「田舎暮らしに興味がある!」「自然豊かな田舎に住んでみたい!」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。
茎田さんの移住ライフから、あなた自身の理想のライフスタイルを叶えるヒントが見つかると思います。
ぜひ、最後までお読みください!
茎田さんのプロフィール
平成3年1月10日(満31歳)生まれ。小学校2年生からサッカーを始め、21歳で現役引退。引退後、東京都にてサッカー指導者を始める。29歳で指導者を退いた後、1年間は不動産の営業マンと働き、その後、退職すると共に京都府福知山市に奥様とお子様2人(5歳♂と3歳♀)と移住。
福知山市へ移住した背景
Q:さっそくですが、福知山市へ移住されたきっかけは何だったのでしょうか?
2021年7月。東京都八王子市より京都府福知山市へ家族で移住してきました。東京都ではスポーツインストラクターをはじめ、サッカー指導者等、スポーツに携わる仕事をしていましたが、コロナ禍ということもあり、家族と過ごす時間を最優先に考えたい!と思っていたところ、Yahoo!ニュースで、福知山市の「移住制度」について知りました。
その後、福知山市のまちづくり推進課という担当部署に連絡をし、オンラインで何度かお話をさせていただきました。
空き家見学や先輩移住者との交流など、すでに移住前に多くの人脈や移住後のイメージが湧く機会を設けていただき、大変感謝しております。
実際、当時は県外への移動が制限されていたので、移住するまでは福知山市に来たことはありませんでしたが。
Q:なぜ数ある地域から福知山市を選ばれたのですか?
僕は、この福知山市は縁もゆかりもないIターンでの移住となります。移住制度はもちろん、自然豊かな環境があり、子育てにもピッタリだと思いました。
当初は不安があったものの、今は地域の方々の温かさに触れ、充実した日々を過ごしています。
今では、テレワークも普及し、どこでも仕事ができますが、環境を変えるなら仕事も移住してから決めよう!とキッパリ仕事も辞めて移住してきました。
移住後に変化したライフスタイル
Q:移住後ライフスタイルなどに変化はありましたか?
移住当初は、福知山市三和町にある市が運営するお試し住宅(一軒家/3LDK)に住んでおりました。
移住前は、仕事の関係で子どもが寝る時間に家に帰ってくることが多かったのですが、今は、子どもと一緒にご飯を食べ、一緒にお風呂に入り、一緒に寝るという当たり前のことが出来ていて、とても幸せを感じています。
目の前には山や川が広がり、自然豊かな環境で妻と子どもと一緒に田舎暮らしを満喫していました。
元々の子どもが少ないからこそ、地域の方々の見守る目も多くありますし、通っている保育園は家族や兄弟のように関わってくれています。
虫が嫌いだった子ども達も自然と虫に触れるようになり、移住する前より更に活発な子に育っています。
Q:移住後のお仕事について教えてください!
移住した当初は、地域の農業法人にて農業のお手伝いをしながら収入を得ていました。
お米のシーズンだったので、稲刈り〜籾摺り~袋詰めなど、お客様の手元に届くまで色々な方が携わっているんだなと改めて考えさせられる良い機会となりました。
お米のシーズンが終わり、地域のシフォンケーキ専門店で働き始め、店長も任せていただき、モノを作る楽しさを味わうことが出来ました。
2022年9月にそのお店を退職し、やりたいこと&人の役に立つこと探しの旅に出ている最中です。
Q:移住する際に経済的な面でメリット、デメリットは感じましたか?
移住前後の懐事情(特に固定費)については、大きく変化はないですが車社会ということもあり、家賃や車の維持費が大半を占めています。
また、都心よりも給与面の相場が低いので、その点では毎月のやりくりが大変かもしれません。
ただ、いくらでも下げたり削ったりは出来ると思うので、何を重視するかによって変わると思います。
これから移住したいなと考えている方は、まず小さなアクションを起こしてみることをお勧めします。
ネットで情報を集めたり、行政の担当部署に連絡して資料をもらったり、移住お試し体験を実施している自治体もあるので、そういったイベントに参加し、実際の田舎暮らしを体験するのも一つかもしれません。
今の生活と天秤にかけた時にどちらが幸福度が高くなるのかを考えると自ずと答えが見えてくると思います。
Q:その他、移住前に抑えておくべきポイントはありますか?
子様がいる方は、移住先の病院事情については知っておいて損はないと思います。
症状に合った病院がどこにあるのか、口コミなど、かかりつけ医になる病院をしっかりと決めておけば、万が一の時にも焦ることなく行動することが出来ると思います。
僕らは、そのあたりの情報が乏しく、地域の方やママ友など、多くの方にご協力いただきました。
移住時の物件探し
Q:福知山市への移住当初住まれていた支援制度「お試し住宅」について少し詳しく教えてください。
お試し住宅とは、最長1年間使用可能で、最初の3ヶ月は家賃無料、4〜6ヶ月は2,500円、7〜9ヶ月は7,500円、10〜12ヶ月は15,000円と格安で住むことができます。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・IHテーブル・電子レンジと主要の家電は付いている為、福知山市への移住を希望される方に、一定期間、福知山市の生活を体験できる施設として整備されています。
Q:「お試し住宅」退去後の現在の物件はどのように探されたのですか?
退去日までに新居を見つけなければならなかったので、地域の空き家を市の空き家バンクを通して探しておりましたが、なかなか条件の合う空き家が見つからず、市内のアパートに引っ越し暮らすことになりました。(※現在は、知人を介して、空き家が見つかり、早くて年内には引っ越す予定です。)
田舎には空き家が多くあるイメージですが、先代から住んできた家を簡単には手放すことが出来なかったり、そもそも制度を知らない方も多いのが現状です。
また、築年数も古く即入居出来ない家が多いのも空き家問題を大きくしている要因だと思います。
移住を検討されている方へ
Q:最後に、これから移住を検討されている方々へメッセージをお願いします!
移住前は、自分達が幸せな暮らしが出来れば良いと思っていましたが、移住してから色んな方々とお話をさせていただく中で、自分に何が出来るのか、この地域をどうしていくのかと考えるようになりました。
我が子の成長を見守ると共に、次世代に何か残せるお手伝いが出来ればと思っています。
小さい頃からサッカーをしてきたので、地域の子ども達にスポーツの楽しさを伝えたり、田舎ならではの仕事や起業、事業継承など幅広い視野を持ちながら、地域に必要とされる人間になりたいと思っています。
毎日が非日常体験でワクワクした気持ちで日々を過ごすことが出来ます。
【あわせて読みたい記事】
京都府のおすすめ情報
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
実際に移住や2拠点生活をされている方のインタビュー記事を読むことで移住後のイメージが湧きますよ。
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。