「東京生まれ東京育ち」初めての東京以外の暮らしはオーストラリア!帰国後に福井を経て“高知”を選択した理由
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
高知在住。移住7年目の西野くにと申します。
元々は20代まで東京生まれ育ち。親戚の多くが東京だったため、あまり東京以外の暮らしを知ることがありませんでした。
この記事では恐縮ながら、都会から地方へ移住し、どのような地方暮らしをしているのか紹介していきます。
|
この記事で特に伝えたいこと! ・いろいろな地方を知ることも大切 ・移住先に知り合いがいる心強さ ・移住前の知識が移住先で生かせる |
東京に住んでいた時のなんとなくあるモヤモヤ感
最初に私は東京生まれで、東京を出る27年間東京以外の暮らしを知りませんでした。大学を卒業し、新卒で入社した会社は実家から通勤。ただ、とてもブラックな職場でした。1年目の残業時間は月に80時間ほどあったと思います(新卒でも、月30万以上は手取りでありました)。その後、転職し、転職先では休みも多く、貯金もあったことから、いろいろ地方へ旅行し、東京以外の暮らしもありなのかと考えるようになりました。
モヤモヤを奪還するために海外生活を経験
私は、東京での生活にモヤモヤし、まずはオーストラリアへ留学とワーキングホリデーへ行きました。海が近いという事で、オーストラリアシドニーへ。いざ、街中に住んでみるとシドニー生活は体調があまりよくなかったです。

そこで、ワーキングホリデーでは都会ではなく、田舎へ行こうと決めていました。最初はビザの延長のために、農園へ行ったのですが、気づいたらオーストラリア各地の農園をバックパッカー並に回っていました。

そこで出会った農業の知識は、地方生活でとても生かされています。
帰国後は福井県で地域おこし協力隊を経験し、高知と繋がる
帰国後は都会よりも地方で暮らしたいと考え、まずは福井県の地域おこし協力隊になりました。協力隊時代に、高知県の知り合いと繋がり、協力隊後は、高知県で移住生活をしています。
地域おこし協力隊の制度にはいろいろと問題があると思いますが、都会から地方へ移住する場合、一番安心して移住ができる制度だと思っています。協力隊制度では3年間の定住率が68.9%(5,539人)※1と言われていますが、私のように協力隊を卒業後、他の田舎へ定住している元隊員も多数います。
もし、都会から移住を考えていて不安な人は、地域おこし協力隊制度を利用すると移住のハードルがものすごく下がりますのでおすすめです。
※1 (調査時点:令和6年5月1日)のデータ
https://www.soumu.go.jp/main_content/001003021.pdf
高知県移住し、7年目の生活
移住者の中には3年で多くの人が離れてしまうと言われていますが、地域で土台を作ることで、長く移住することができたのかと感じます。私の移住をしてよかったことを3つ書いてみます。
移住をしてよかったこと1 誰でもプレイヤーになれる環境
都会では求人が有っても経験がないとやれないとできないことも多いです。それに比べ、田舎では、やりたいと言えば、やれる場面が増えます。例えば、ライターの仕事も最初は未経験でしたが、福井周辺で文章を書ける方みたいな案件に応募したのがきっかけです。都会では、ライターも山ほどいますが田舎だから未経験者でも入れる環境があります。
高知県の移住者の知り合いには、「初めて肉体労働を田舎で経験した」とか「地元の神事に誘われ参加したら楽しくて祭りの踊りをしている」なんて人もいます。
移住をしてよかったこと2 食べ物や空気がおいしい
移住して思うのは食べ物が美味しいことです。特に高知県は農業に漁業が盛んですので、食材はどれも新鮮そのもの。久々に東京の実家へ帰ると、あまり食材が良くないなぁと感じることも多々あります。移住者の中には最初は料理が全然できなくても、半年位で料理が趣味になる人もいました。
移住をしてよかったこと3 移住者同士や地域のコミュニティーがありがたい
現在は移住者同士のコミュニティーにも参加しています。フリーランスで仕事をしながら、地域の仕事も掛け持ちしています。また、地域で働くことで、地域の地元の方との関わり合いもできてきました。
最近では、農業やNPOの仕事も掛け持ちしています。農業はオーストラリアで経験し、NPOは、東京で経理をしていたことから事務をお願いされ関わっています。また、高知へ来てからよさこい祭りにハマり今年のよさこい祭りではチームスタッフとして参加しました。
移住をしてよかったと感じる高知7年目
現在では東京での生活は考えられません。
移住後は人それぞれいろいろな生業や生活があると思います。都会で行っていることを継続している人もいれば、180度違うことをしている人もいます。
ぜひ、みなさんも移住をして自分らしい生活環境を見つけてみてはどうでしょうか。
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。







