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「楽しいは何倍にも、大変は分け合う」――共同の暮らしの輪で育った家族が選んだ、甲府OTOWA BASEという暮らし方

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「楽しいは何倍にも、大変は分け合う」――共同の暮らしの輪で育った家族が選んだ、甲府OTOWA BASEという暮らし方 | おすすめ移住先

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今回お話を伺ったのは富山県富山市出身のコーチ/フォトグラファー・中川優子さん。
24歳から約14年にわたりシェア暮らしを続け、「近くの誰か」がいる安心を実感してきました。現在は夫の亮さんや子どもたちとともに、“シェア”を暮らしの軸に。
2025年春、縁もゆかりもなかった山梨・甲府へ移住した中川家。
シェア暮らしを続けてきた中川さん夫妻は、結婚・出産・子育てのフェーズになっても「シェア」を手放しませんでした。むしろ“家族だからこそシェアは心強い”。
現在はコミュニティ団地「OTOWA BASE」でコミュニティマネージャーを務める優子さんに、移住の決め手、甲府での暮らしの変化、コミュニティ運営のリアルを伺いました。


シェア暮らし、その“良さ”が立ち上がった瞬間

――まず、シェア暮らしの良さを教えてください。

「妊娠中につらい時期がありました。住民の方がサッとゴミ出しをしてくれたり、夕飯を作ってくれたり。頼み込む前に“助け合いが立ち上がる”空気があって、家族だけで抱え込まないことの安心を強く感じました。出産後は共有スペースにベビーベッドを置いて、みんなであやしてくれて。本当に救われました。」

――印象に残るエピソードは?

「実はプロポーズをもう少し特別にしたくて(笑)。シェアメイトたちに協力してもらってサプライズを決行。自分だけでは到底できなかった盛大なカタチででき、みんなからお祝いの言葉をたくさんもらって喜びが何倍にもなりました。

――距離感づくりのコツは?

「コミュニティ運営上、必要最低限のルールがあります。とはいえ、交流のペースは人それぞれ。無理なく、自分の心地いい距離感で関わってもらうことを大切にしています。」


甲府に移住した理由と、暮らしのリズム

――なぜ、甲府に?

「全国でシェア物件を運営するオーナーさんから、『甲府でシェア団地が立ち上がる。コミュニティマネージャーをやってほしい』と声をかけてもらいました。お話をいただいた時点で即決でした。実は下見に行ったのは、決めてからだいぶ後なんです。いちから”シェアする暮らしの場”を自分たちで育てていきたいという思いが強かったのが理由です。」

――暮らしはどう変わりましたか?

「まず車生活になりましたね。買い物も送り迎えもサッと車で。それから共用の庭で子ども用プール、ノリでBBQができるようになって、“週末の満足度”がすごく上がりました。東京に遊びに行くのも楽しいですが、近くの自然で満たされることが多くなりました。」

――東京では当たり前、甲府で変わったことは?

「ぶどうを“めっちゃ”いただきます(笑)。ヤングコーンやじゃがいもも。農家さんと特別につながっていなくても、距離が近いから自然と届くんです。あとマルシェ文化が根付いていますね」

――休日の“定番コース”は?

大きな公園が多くて、子どもの遊び場に困りません。東京の友人もよく遊びに来てくれて、みんなで外で思い切り遊べる。外遊び派の子には最高の環境だと感じています。

――子どもたちの変化で嬉しいことは?

「庭からお友達の声が聞こえると、『ぼくもあそんでくるね!』と元気に出ていきます。 仲良しの子が同じ団地に住んでいて、日常の中で自然に遊べる関係が生まれているのが嬉しいです顔見知りが増える安心感は、親にとっても子どもにとっても本当に大きいですね。


コミュニティ団地「OTOWA BASE」で生きる・働く

――なぜ、一般のマンションではなくコミュニティ団地?

人とのつながりが一番のセーフティネットだと思っているからです。困りごとに直面したとき、“誰に頼れるか”が可視化されている場所にいたい。多様な価値観が行き交う場所の方が、子どもにも私たちにも向いています。」

――地域にひらく企画づくり

OTOWA BASEは、もともと県職員向け団地をルーツに持ち、移住促進と人口減少対策の一環として「地域に開く」をテーマに再設計されたコミュニティです。マルシェや朝ヨガなどは地域の方でも参加できるカタチで開催してます

――これから挑戦したいことは?
山梨移住者の会」は今後挑戦したいです。移住者同士や地域の先輩たちが気軽に出会い、頼り合いの一歩を踏み出せるウェルカムな場にしたいですね。

ーーこれから移住を考える人へ

「今の暮らしがなんとなく惰性に感じていたり、新しい環境に踏み出すのが不安で立ち止まっている人もいると思います。でも、理想の暮らしは「与えられるもの」じゃなくて、自分で少しずつ“つくっていけるもの”私自身、東京の生活に大きな不満はなかったけれど、「これがベストなのかな?」というモヤモヤがあって山梨へ移住しました。
最初は知り合いもいなかったけれど、自然に囲まれた生活の中で、少しずつご縁やつながりが生まれていきましたあの時の一歩が、今の心地よい暮らしにつながっています。だからこそ、迷っている人には「自分の理想を諦めないで」と伝えたいです。心地よいと感じる場所は、必ず自分の手で育てていけます。」


OTOWA BASEに興味を持った方へ


“暮らしを分かち合う”が当たり前になる団地型コミュニティ、OTOWA BASE
入居・見学は、公式ページでご確認ください。
OTOWA BASE 公式サイト:https://www.nanaho.co.jp/otowabase/
見学予約/お問い合わせ:公式サイトのフォームからどうぞ

こんな方におすすめ:
・子育てを“頼り合い”で軽やかにしたい
・ご近所と良い距離感でつながりたい
・自然も都市も“ちょうどいい”場所で暮らしたい

中川さん一家の暮らしや、シェア拠点「OTOWA BASE」での日常の様子は、SNSで日々発信中。
リアルな“シェアする暮らし”をぜひチェックしてみてください!

noteリンク:https://note.com/otowabase

instagramリンク:https://www.instagram.com/otowabase

Threadsリンク:https://www.threads.com/@otowabase


最後に

取材を通して印象的だったのは、“ルールをつくらないことがルール”というスタンス。
信頼の余白があるから、人は自分のペースで近づける。優子さんたちの暮らしは、“無理のない助け合い”を日常化する設計でした。
そして甲府は、近い自然と近い都市のバランスが絶妙。マルシェ文化や農家さんの近さも、コミュニティを育てる土壌になっています。

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