移住して漁師に!自由で頑張った分だけ稼げるのが魅力
目次
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移住者プロフィール
北海道利尻島には、島外から利尻富士町へ移住し、漁師として活躍している方たちが多くいます。今回インタビューした漁師たちは、皆30代の若手の方々。近年、平均年齢が上がってきている漁師の世界に、若い風を与えています。鬼脇地区で漁師として働く(左から)齋藤さん・池亀さん・塚本さんに、島での暮らしや漁師の仕事について、お話を伺いました。
3人の移住のきっかけ
利尻島の「漁師研修制度」を利用して漁師になったきっかけは?
齋藤さん(以下、齋藤):北海道出身なので利尻については知っていましたが、来たことはありませんでした。まず「漁師になりたい」という気持ちが先にあったので、漁師の研修生制度を利用するときに利尻を選びました。
池亀さん(以下、池亀):僕はもともと島と小樽のハーフで(笑)、ずっと小樽に住んでいました。将来を考えるうちに、漁師をしたくて利尻島に移住してきました。
塚本さん(以下、塚本):僕も漁師になりたくて来ました。そのとき既に家族がいたのですが、「先のことはわからない」と思い、まずは1人で来ました。
移住にあたって不安だったことは?
塚本:寒さが不安でした。東京では体験したこともない痛みを感じる寒さで、雪かきも島に来て初めて経験しました。それでも、東京にはない新鮮な環境で、楽しんでいます。
それと、「みんなが知り合い」という人間関係も初めは慣れず、受け入れてもらえるかなという不安はありました。
利尻富士町でのお仕事
漁師に転職する前の仕事は?
齋藤:運送業をしていました。
池亀:水産加工会社で働いていました。
塚本:鉄工所にいました。
漁師生活には満足していますか?
一同:頑張った分だけ稼げる漁師生活に満足しています。
塚本:生活のリズムがまるで変わりましたね。漁師の朝は早いですが、仕事が終わればこうして仲間と飲むことができるし、自由です。自由がとても心地よいですね。
齋藤:仕事の時間がイコール拘束時間。自分が頑張った分だけ身になるし、稼げるのは魅力です。
利尻富士町へ移住後の生活
移住して困ったことは?
塚本:漁師は独特な人も多いので、特に島外から来た漁師にとって初めは人付き合いが難しいかもしれないです。
池亀:最初は「浜言葉」が聞き取れなくて困りました。今でも早口で話されると分からないこともあります。
塚本:島での人付き合いでいうと、いろいろなところで見られているなぁと感じることが多いです。それは良い面でも悪い面でも。それでも出歩いて、人の話を聞いて、人に絡まっていくというのが大事だと思います。
利尻島のイチオシは?
齋藤:もちろん海の上です!
塚本:やっぱり海の上は最高ですよ。イライラしてても、沖に出ればすっきりします。
齋藤:海の上に敵うものはないですね。
利尻島にあったらいいなと思うものは?
塚本:う~ん、特にない…。満足しています。
齋藤:島にそこまで求めないからかも。初めはあったのかもしれないけど、そこに順応するというか、慣れちゃいましたね。稚内や札幌にもすぐ行けるし、用事はそこで事足ります。
塚本:子どもがいる身としては、室内で遊べるような施設があると嬉しいですかね。自然はあるけれど、集まって遊べる場所というのが少ないんです。
今後の展望は?
齋藤:将来的には商売をやっていきたいと思っています。具体的には決まっていませんが、自分で何かをしていきたいという気持ちですね。
塚本:養殖昆布をしたいなと思います。計画的に仕事ができるというのも魅力ですし。
池亀:こればかりはどうもわからないというのが現状かも。今は夏のウニむきも親戚や家族に手伝ってもらっている状況なので、出面(アルバイトのこと)もどうなるかまだ未定ですね。
移住を検討している方へ
移住を検討している方にアドバイスをお願いします
齋藤:漁師を目指す人なら体力とやる気!漁師の仕事は頑張り次第です。あとは心が折れないようにすること!
塚本:信頼できる仲間と頼れる先輩は作っておいた方が良い。仲間がいないとくじけそうになるときもありますしね。飲み仲間は大事ですよ。そういう人が支えてくれるし、助けてくれます。
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
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