地方移住を決めた理由で多いのは?先輩移住者の理由やきっかけを参考に移住を成功させよう。
目次
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この記事を読んでいるあなたは、漠然と「地方で自然豊かな土地へ移住したい」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。
「働き方改革」という単語が、ある時期から注目を浴びるキーワードになって久しいですが、2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により働き方はもちろんライフスタイルの変化を余儀なくされた方も多いことでしょう。
例えば・・・
- 通勤が必要なくなり都市部に住む理由がなくなった
- 世の中的に対面でのリモートMTGが失礼とされなくなった
- 会社から通勤時間2時間以内の縛りが無くなった
- コロナ感染リスクを鑑みてフルリモートの会社に転職した
上記のようにワークライフバランスを見直した方も多いのではないでしょうか。コロナ渦以降、自然が豊かで物価の安い地方へ移住したいという方の数はここ数年で増加しています。
なぜ人々は移住をするのか?
移住を考え始めたとき「なんで、私は移住するんだ?」と目的が分からなくなる方が多くいます。これまで移住者のインタビューなどを通して分かったことは、移住のきっかけは千差万別ということ。
そこで、今回はこれまでに弊社で行ってきた先輩移住者や二拠点生活者のインタビューで挙がってきたリアルな移住の理由と、総務省による移住の関心をもった理由TOP10をご紹介します。最後までぜひお読みください。
先輩移住者の移住理由を抜粋してご紹介
ここでは、移住者インタビューの中で語られている「移住した理由」をいくつかご紹介します。ご自身に近い方のインタビュー記事を読むと、よりご自身の移住したい想いが一体何なのか?具体的になるかもしれませんよ!
山村さん(移住前:千葉県 移住後:群馬県沼田市)
「大自然を身近に感じたいけど、生活の基盤を変えるリスクは避けたかった」と語る山村さんご夫婦。「満員電車の息苦しさ、渋滞の煩わしさは皆無。」とほどよく便利な田舎を選んだようです。
坂本さん(移住前:福島県 移住後:宮崎県日向市)
2011年3月11日の震災を経験し「“安心できる土地で暮らしたい”“安心して風を感じたい”」という思いが移住を考えるきっかけになったと語る坂本さん。防災の観点や安心して暮らせるのか、安心した食材を自分の手で作れる“畑ができる所”という点も重要だったとのこと。
小林さん(移住前:東京都新宿区 移住後:兵庫県淡路島)
「第一子が誕生し、夫婦で子育てをする生活が始まった。」と語る小林さん。当時はコロナウイルスの影響もあり、在宅でのリモート勤務に切り替わり、子育ても始まるタイミングでの移住だったようです。
其田さん(移住前:札幌 移住後:北海道秩父別町)
札幌で開催された地域おこし協力隊の合同募集フェアに参加。様々な市町村の話を聞く中で、「農業が身近にある暮らしや 田畑に囲まれた町の風景に魅力を感じるようになった。」と語る其田さん。秩父別町の地域おこし協力隊の楽しそうな写真を見て決断。
ひかるさん(移住前:東京都 移住後:神奈川県茅ケ崎市)
「もっと心に余裕を持って深呼吸をして暮らしたいな」という思いがあったと語るひかるさん。また、「子ども達が海で遊べる環境があったら最高だなと。」思い切って旦那様に話たそうです。現在は、海の近くでお子さんの様子だけでなく、ご夫婦の生活にも良い変化があったそう!
総務省の調査した移住に関心をもった10の理由を紹介
総務省が2022年6月に全国の対象者に行ったアンケートによると、地方移住への関心を持った理由は以下の表のようになりました(単位は%)。
内容 | 全体 |
---|---|
人口密度が低く自然豊かな環境に魅力を感じたため | 34.5% |
テレワークによって地方でも同様に働けると感じたため | 24.5% |
感染症とは関係ない理由 | 21.7% |
ライフスタイルを都市部での仕事重視から、地方での生活重視に変えたいため | 20.7% |
テレビやネット等で地方移住に関する情報を見て興味を持ったため | 11.9% |
買物・教育・医療環境等がオンラインによって同様にできると感じたため | 9.3% |
感染症を契機に将来のライフプランを考え直したため | 6.1% |
原住地の感染リスクが気になるため | 5.7% |
感染症を契機に地元に帰りたいと思ったため | 4.7% |
その他 | 4.7% |
出展:内閣府「第2回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」より
ちなみにこちらの調査は2020年のコロナ感染症拡大の初期から実施されており、若干地方移住へ関心をもった理由が、変化していることが下記の図表で分かります。
1番目の理由である、「人口密度が低く自然豊かな環境に魅力を感じたため」については共感できる方も多いでしょう。テレワークをはじめ新しい働き方が浸透したことを契機に、都会での窮屈な生活に疑問を感じ、移住に興味をもったのです。
軽い気持ちで地方移住は後悔も。注意点を解説
移住をして後悔しないために。ここからは、移住で失敗しないための注意点を解説します。事前に移住前に考えておくことで、それぞれの注意ポイントをクリアして移住を進めて下さい。
こちらの記事では、ご自身の移住が「失敗だった!」と語る方のリアルなインタビューの内容を掲載していますので参考までにどうぞ!
家族にきちんと相談し勝手に決めない
家族に良く相談せずに移住という重要な決定をしてしまうと、移住後にお互い不満がたまってしまいます。きちんと、お互いに理解と納得をしたうえで、移住を決めましょう。
パートナーも、ご自身で決めた実感があれば不便や不満なことがあっても乗り切れるでしょう。
仕事を見つけて移住すると失敗が少ない
移住にお金の問題はつきもの。
移住前に、仕事を見つけておくと大変安心して移住を決断できます。
理想は、リモートで業務ができる職種や会社の雇用が決まること。安定した給与や保障などもあるので、リスクを最小限に抑えることができます。
地方には都会と比べて企業も少ないので、求人もぐっと少なくなります。その場合は、起業やご自身で生計を立てる手段を考え無ければならず、その土地の暮らしを楽しむことができないかも・・・。
しかし、田舎には田舎特有の、1次産業(農業・林業・漁業)などで働く選択肢があります。人手が足りていない田舎では、歓迎されるとともに、経験としては面白いかもしれません。
光熱費が地方によっては倍以上になることも
特に、ガス代が地方によっては大きな差があります。理由は、インフラ面で都市ガスが普及しておらずプロパンガスを利用するケースが多い地域があるから。また、雪国で都市ガスが普及していない場合は、倍以上の費用がガス代だけでかかってくることもあります。
地域選び・物件選びの際は特に注意が必要です。
お試し暮らし体験をしておく
そのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験をしておくことをおすすめします。その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。
できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。
例えば、夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない!そして、冬は暇!
といったことや、
想像以上に雪が降って、寒すぎで暖房も全然効かない!雪かきしなければ、車でどこにもいけない!
みたいなことが起こる確率をぐっと減らせますよ。
移住は計画が大事!移住ノートを活用して移住しよう
このメディアでは、納得の行く移住をサポートしようと、移住者の声をヒアリングした結果、移住ノートを作成しました。
読者の考えていることや、不安に思っていることがいったいなんなのかを具体的にしていく「問い」を用意しています。
あなたの気持ちを整理するため、理想のライフスタイルをスムーズに送るためにも「移住ノート」を活用してください。
無料でpdfのダウンロードができるので、印刷して書き込みながら使ってくださいね!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。