【和歌山県すさみ町編】“しごと暮らし体験”を活用して、理想の移住先を探そう
目次

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
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二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
和歌山県すさみ町へ移住を検討している方の中には、漠然とした不安があって移住まで1歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
移住を決断するには、住まいや仕事、地域の人とのつながりなど、さまざまな不安がつきもの。
「本当にやっていけるのかな?」「自分に合う環境なのかな?」そう感じているあなたにこそ試してほしいのが、和歌山県が提供する 「しごと・暮らし体験」 です。
本記事では、和歌山県すさみ町での“しごと暮らし体験”の魅力や町で体験できる5つの体験先を抜粋してご紹介します。
実際に足を運んでみることで、頭の中だけでは描けないリアルな暮らしのイメージがきっとつかめるはずです。
「しごと・暮らし体験」とは? まずは移住の「お試し」を
「しごと・暮らし体験」は、和歌山県が2018年4月から県外在住者向けに企画する短期のお試し移住体験プログラム。
希望する地域での「しごと」を体験しながら、周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、移住後の生活をイメージすることができます。地方移住について「漠然とした興味を持っている」「今の段階では分からないけど、将来は分からない」といった方でもご参加可能です。
体験は1泊2日〜2泊3日の「起業・就農コース」、または最大5泊6日の就職希望者向け「就労コース」を選択でき、参加者と体験先の都合に応じて通年参加できます。
また、今年度から「テレワーク体験コース」も新設。地域のコワーキングスペースでテレワークを行いながら、地域との交流を行うことが可能になりました。
「しごと暮らし体験」に参加することによって、一般的な観光では知り得ない魅力や、地域での働き方を体感でき、地域のリアルなしごとと暮らしを体験できます。そのため年々参加者が増えていて、昨年度は全国各地から200名以上が体験に参加しています。
【すさみ町】5つの体験先を抜粋して紹介
紀伊半島西岸のほぼ南端に位置する「すさみ町」は、太平洋に面して枯木灘と呼ばれるリアス式海岸が広がる関西で有数の釣り・ダイビングのメッカです。海岸から望む夕日は、和歌山県夕陽百選にも選ばれています。
そんなすさみ町の「しごと暮らし体験」先を抜粋してご紹介していきます。
各事業者で実施している、お仕事体験に参加しながら、地域でのリアルな生活を知れる様々なプログラムが用意されているので、ぜひチェックしてください。
和歌山県すさみ町のすべての体験先はこちら
(1) すさみ町観光案内所 FRONT110
すさみ町観光案内所は、町の総合観光案内所「FRONT110」を運営するほか、BBQ、キャンプ、サイクリング、サップ、カヤック等のアウトドア体験を提供しています。
2021年7月に警察署として使われていた建物をリニューアルし、新たな観光拠点としてオープンしました。現在、すさみ町観光協会の会長を務める中嶋淳さんが大切にしているのは「人と人とがつながる観光」です。「すさみ町で出会った人々に惚れ込んで移住を決める人が多い。」とのこと。移住者に対して、町をあげての応援体制ができています。
体験内容
- FRONT110での受付のお仕事を体験
- キャンプやアクティビティの準備・片付けなどのお手伝いを体験
- 観光協会の会員でもある周辺の飲食店や宿泊施設、遊漁船業者などの訪問を体験
単なる観光案内にとどまらないすさみ町観光協会の取り組みを理解するには、実際に体感するのが一番!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
すさみ町観光案内所 FRONT110の詳細な体験情報はこちら
(2) 株式会社 信濃路
株式会社 信濃路は、道の駅すさみを運営し、和歌山内を中心に信州そば・うどんを主とする和食専門店を運営している会社です。
道の駅すさみは2015年9月にオープンした施設で、紀勢自動車道終点のすさみ南インターチェンジから1キロ南の国道42号沿いにあります。飲食・物販施設のほか、南紀を代表する水族館「すさみ町立エビとカニの水族館」も併設しており、年間を通じて大勢の観光客が訪れます。
体験内容
- 道の駅すさみのお仕事を体験
- 来場される地域の方々とも触れ合いを体験
地域の特産品からおみやげまで、すさみの地元産直にこだわって品揃えしている「道の駅すさみ」で過ごす時間は、すさみの人とものの魅力を感じる時間となるはずです。
株式会社 信濃路の詳細な体験情報はこちら
(3) Lacomaゲストハウス
Lacomaゲストハウスは2020年11月にオープンした、1週間以上の中長期滞在に特化した宿泊施設です。この施設を運営する松山沙月さんは、20代での単身移住を経験しています。
短い期間では、リアルな田舎暮らしや、地域全体の雰囲気などを充分に味わってもらうことが難しいと感じたそう。Lacomaゲストハウスでの過ごし方には「型」がありません。 滞在中のどこかで集まって一緒に料理をしたり、移住の先輩である松山さんにお話を聞いたり…。地域の人との交流も含め、移住生活を体験できる場所になっています。
体験内容
- ベッドメイキングやお客様の受け入れなど、宿泊施設の運営業務を体験
- 偶発的におこる地域の人たちとの交流を体験
Lacomaゲストハウスで移住のリアルを体験することで、あなたが本当に大切にしたい「暮らし」が見えてくるはずです。ぜひ一度、すさみ町のさっちゃん、そして地域の人たちに会いに行ってみてください。
Lacomaゲストハウスの詳細な体験情報はこちら
(4) ホテルベルヴェデーレ
ホテルベルヴェデーレは、2004年に現在のオーナーの坂本信也さんが買い取りリニューアルオープンした南紀随一の眺望が人気のリゾートホテルです。今では南国リゾートのような雰囲気漂うホテルとして、訪れる人の心と体を癒しています。
坂本さんは、それまで大阪市で従業員700人ほどが在籍する企業の経営者として活躍してきましたが、60歳を機に、趣味である釣りを楽しみながら余生を送りたいと考え、故郷である和歌山県にIターンを果たしました。
体験内容
- レストランのホールスタッフやフロント業務などのお仕事を体験
スタッフの中には、休日に海と緑に囲まれたこの町ならではのアクティビティを楽しむ人もいると言います。サーフィンやサイクリングなど、自然と触れ合うアクティビティが好きな方にはぴったりの町ではないでしょうか。
ホテルベルヴェデーレの詳細な体験情報はこちら
(5) 株式会社 仏手
株式会社 仏手は、イタリアンカフェ・BUSH DE COFFEEを運営しています。カフェからは、思わずため息をついてしまうような雄大な海と空の景色を存分に味わうことができます。
代表の橋本万吉さんは10年ほど前に田辺市で開業し、2016年すさみ町に移り現在のお店をオープン。
また、2019年2月からは建物の地下でアウトドアショップ・BUSH DE BRUNTを開始。隠れ家や秘密基地を連想させる店内には、橋本さんの独創性あふれる洗練された商品が並んでいます。
体験内容
- ホールでの接客やドリンクの提供、簡単な料理の盛り付けを体験
ロケーション抜群のイタリアンカフェで、仕事や暮らし、人生について考えながら津村さんたちと一緒に働いてみませんか?
株式会社 仏手の詳細な体験情報はこちら
参加までの3ステップ 簡単&安心のサポート体制
しごと暮らし体験への参加は、とてもシンプルな流れです。初めての方でも迷わずに進められるよう、事務局のサポートもありますよ!
申し込み

まずは「わかやまLIFE」のサイト内に掲載されている体験受け入れ事業者の一覧から、自分が興味を持った先を選び、申し込みを行います。
たとえば、農業体験がしたいのか、民宿やカフェの運営に興味があるのか、自分の将来像を思い描きながら探すとワクワクしてくるはずです。
事前調整

申し込みが完了すると、事務局との日程調整や体験内容のすり合わせが行われます。
滞在期間や体験の具体的な作業内容、そして宿泊先の提案など、実際に体験を行うために必要な準備を一緒に進めてくれます。
体験スタート

いよいよ実際の“しごと”を体験。
体験先では、普段の仕事に携わりながら、同時に地元の方との交流や、暮らしの様子を肌で感じることができます。
ネットでは得られない「現場の空気感」が、あなたの視野を広げてくれるでしょう。
このように、事務局のサポートがあるため、地域とのつながりが全くない方でも安心して飛び込める仕組みになっています。
「しごと・暮らし体験」を活用して、あなたらしい移住プランを描こう
初めての土地で暮らす不安を解消する近道は、「とにかく現地で体感してみる」ことです。
和歌山の「しごと・暮らし体験」は、そんなあなたの第一歩を踏み出すきっかけを提供してくれます!
特に、次のような方におすすめです。
- 移住に興味があるけれど、一歩が踏み出せない方
1泊2日から短期滞在でお試しできるので、ちょっとした旅行気分でもOK!
- 仕事と暮らしを同時に確認したい方
「仕事はあるの?」「地域コミュニティに馴染めるの?」といった疑問を、一度に解消できる体験がそろっています。
- 地方で自分らしい働き方や生き方を探している方
地域に根づいた小商い、農業、林業、観光業など、都会とは違う多彩な働き方に触れられます。
- 家族やパートナーと移住を検討している方
家族で参加できるプログラムを選べば、お子さんやパートナーにも安心感を持ってもらえるでしょう。
一人での挑戦が心細いという方は、事前に家族や友人、あるいは移住仲間を誘ってみてもいいですね。
「現地でどんなくらしが待っているのか」を共有しながら考えられると、より移住計画も前向きに進めやすくなります。
まとめ まずはわかやまLIFEをチェックして、興味のある体験に飛び込もう!
この記事では、和歌山県すさみ町の”しごと・暮らし体験先”の特徴や魅力を抜粋してご紹介しました。
「わかやまLIFE」には、すさみ町に限らず、和歌山県内の様々な事業者の体験プログラムが掲載されています。先輩移住者や地元住民との交流、仕事と暮らしの両面をしっかり確認できるのが最大の強みです。
「実際に足を運んでみないとわからないことが多い」というのは、どのような場所への移住でも共通すること。
だからこそ、まずは体験し、地域の方々と触れ合い、リアルな暮らしの感覚をつかむことが大切です。
この記事を読んで少しでも興味が湧いたなら、「わかやまLIFE」の公式サイトをチェック!
気軽に「しごと・暮らし体験」を利用して、和歌山での新生活の可能性を覗いてみてください。
あなたの理想的な移住ライフが、和歌山での体験をきっかけに大きく動き出すことを願っています。
写真提供:(公社)和歌山県観光連盟
※令和7年2月時点の情報です
わかやましごと暮らし体験はこちら |
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。