【和歌山県那智勝浦町編】“しごと暮らし体験”を活用して、理想の移住先を探そう

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
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全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
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理想を叶えるまちに出会う

和歌山県那智勝浦町へ移住を検討している方の中には、漠然とした不安があって移住まで１歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

移住を決断するには、住まいや仕事、地域の人とのつながりなど、さまざまな不安がつきもの。

「本当にやっていけるのかな？」「自分に合う環境なのかな？」そう感じているあなたにこそ試してほしいのが、和歌山県が提供する「しごと・暮らし体験」です。

本記事では、和歌山県那智勝浦町での“しごと暮らし体験”の魅力や町で体験できる５つの体験先を抜粋してご紹介します。

実際に足を運んでみることで、頭の中だけでは描けないリアルな暮らしのイメージがきっとつかめるはずです。

「しごと・暮らし体験」とは？　まずは移住の「お試し」を

「しごと・暮らし体験」は、和歌山県が2018年4月から県外在住者向けに企画する短期のお試し移住体験プログラム。

希望する地域での「しごと」を体験しながら、周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、移住後の生活をイメージすることができます。地方移住について「漠然とした興味を持っている」「今の段階では分からないけど、将来は分からない」といった方でもご参加可能です。

体験は1泊2日〜2泊3日の「起業・就農コース」、または最大5泊6日の就職希望者向け「就労コース」を選択でき、参加者と体験先の都合に応じて通年参加できます。

また、今年度から「テレワーク体験コース」も新設。地域のコワーキングスペースでテレワークを行いながら、地域との交流を行うことが可能になりました。

「しごと暮らし体験」に参加することによって、一般的な観光では知り得ない魅力や、地域での働き方を体感でき、地域のリアルなしごとと暮らしを体験できます。そのため年々参加者が増えていて、昨年度は全国各地から200名以上が体験に参加しています。

【那智勝浦町】5つの体験先を抜粋して紹介

古くから熊野信仰の中心として栄えてきた那智勝浦町。那智の滝を初めとする世界遺産や源泉数県内一の温泉がある観光業中心の町で、国内有数の生まぐろの水揚げを誇る港町という一面もあります。

そんな那智勝浦町の「しごと暮らし体験」先を抜粋してご紹介していきます。

各事業者で実施している、お仕事体験に参加しながら、地域でのリアルな生活を知れる様々なプログラムが用意されているので、ぜひチェックしてください。

和歌山県那智勝浦町のすべての体験先はこちら

(1) だものみち

だものみちは、2020年に山肉（ジビエ）処理施設を設立しジビエ食品の製造販売などを行っていながら、町の暮らしを守るため獣害対策に取り組んできました。

「美味しいジビエを作って売るということだけでなく、ここを体験の拠点としたい」と山里での暮らし方、生き方を考える猟銃体験ツアーなども開催しています。

体験内容

捕獲からジビエ商品作りまでの一端を体験
梅や柚子を生産し、シロップやジャムなどの商品化を行う農園のお手伝いを体験

「だものみち」は、「循環」がテーマです。獣害をきっかけに資源が巡り、人々の交流が盛んになる。そんな人と野生動物との共存を目指す暮らしを体験してみませんか？

だものみちの詳細な体験情報はこちら

(2) らくだ舎

らくだ舎は、人口330人が住む、和歌山県・那智勝浦町にある色川地区にあります。そんな色川地区は最寄りの駅から車を40分ほど走らせた山里にあり、近くには高速道路もコンビニもありません。それにも関わらず移住者が増えている不思議な地域です。

そんな色川に魅せられ移住したご夫妻は、「編集」「喫茶室と本屋の運営」「地域商社」という３つの仕事を組み合わせ、地域に根ざしながら、地域の魅力を高め伝えることをなりわいにしています。

体験内容

喫茶室での接客を体験
ホームページで発信するための記事の作成を体験

人口330人の小さな里山での仕事の作り方や暮らしのヒントを得る時間になるはずです。

らくだ舎の詳細な体験情報はこちら

(3) cafe アマアイ

cafe アマアイは、勝浦漁港近くの商店街のなかで営まれているカフェ。東京のカフェでの経験を活かし、オーナー鳥羽山恭兵さんが家庭料理をイメージした料理をつくっています。

お酒を飲まない人や女性が、夜外に出て友だちと話し込めるような場所をつくる。cafeアマアイは、それまで地域になかったけれど、きっとだれかが必要としていることをかたちにしている場所です。

体験内容

接客などのお手伝いを体験
タイミングに応じて、ライブや展示などの企画のサポートを体験

もともと那智勝浦町出身の鳥羽山さん。大阪の大学を卒業し、30歳で独立後に新たにカフェを始めようとしたとき、空き店舗になっていた実家に帰ってcafeアマアイをオープン。ぜひ、那智勝浦町のカフェのリアルな現場を体験しに来てください。

cafe アマアイの詳細な体験情報はこちら

(4) 株式会社ヒトノハ

株式会社ヒトノハは、2020年に創業しデザイン制作を提供する、この地域では数少ない企業の一つとして活動しています。

11名の社員の平均年齢は20歳代後半と、若いメンバーが活躍しており、社員の出身地も地元出身者と移住者が約半々といったバランスのいい企業。
「いいモノやコトってなんだろう？」という疑問を、クライアントとなるお客様と同じ目線で考えぬくことや、会社のパートナー、スタッフ、関わるみなさんと一緒に考え、つくっていきたいという信念を持ったデザイン制作会社です。

紀南の自然に囲まれた中で、地域の良いものや面白い人たちの魅力をデザインを通して世界へ発信していくことをコンセプトにしており、関西圏のみならず広く県外からのお仕事の依頼もあるそうです。

体験内容