和歌山の豊かな暮らしを“まずは体験”からはじめよう!―「しごと暮らし体験」で叶える、自分らしい移住への第一歩―
目次

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
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全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
住まいや仕事、地域の人とのつながりが無く心配・・・など不安要素は多く、「いきなり移住するのはハードルが高い」という声もよく耳にします。
そんな、お悩みを解決してくれるプログラムが、“しごと暮らし体験”!
本記事では、和歌山県の移住情報ポータルサイト「わかやまLIFE」が提供する「しごと暮らし体験」の特徴や魅力、メリットや、実際に体験された方々の声をたっぷりとご紹介します。
「しごと暮らし体験」でまずは移住の「お試し」をしてみませんか?
1.和歌山ならではの“暮らし”と“しごと”の魅力

和歌山市近郊の海岸(磯ノ浦海水浴場)
和歌山県は、関西エリアに位置しながらも、豊かな自然と温暖な気候に恵まれ、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
海、山、川……多様な自然資源に囲まれた環境でありながら、主要な都市部へもアクセスがよく、大阪や京都など大都市との往来も比較的スムーズ。
そんな和歌山ならではの特徴を簡単にまとめると、次の通りです。
海と山の幸に恵まれた食文化
和歌山の海で獲れる新鮮な魚介類や、肥沃な土壌で育った野菜や果物など、グルメ好きにはたまらない魅力が盛りだくさん。
特に「みかん王国」として有名な和歌山では、みかんの生産高が日本トップクラス。
柑橘類を活かした商品開発や小商いなど、移住後の働き方の可能性も広がります。
山間部の美しい自然と歴史ある文化

和歌山県高野町の高野山と紅葉
世界遺産である高野山や熊野古道に代表されるように、歴史・伝統文化が息づく町並みと、山深い自然が織りなす独特の雰囲気を体感できます。
観光業との関わりを視野に入れた移住プランも考えられるでしょう。
2.「しごと暮らし体験」とは? まずは移住の「お試し」を
「しごと暮らし体験」は、和歌山県が2018年4月から企画する短期のお試し移住体験プログラム。
希望する地域での「しごと」を体験しながら、周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、移住後の生活をイメージすることができます。体験先は200ヶ所以上。そのなかから自分の興味のある仕事を選んで参加することが可能です。
体験は1泊2日〜2泊3日の「起業・就農コース」、または最大5泊6日の就職希望者向け「就労コース」を選択でき、参加者と体験先の都合に応じて通年参加できます。
また、今年度から「テレワーク体験コース」も新設。地域のコワーキングスペースでテレワークを行いながら、地域との交流を行うことが可能になりました。
「しごと暮らし体験」に参加することによって、一般的な観光では知り得ない魅力や、地域での働き方を体感でき、地域のリアルなしごとと暮らしを体験できます。そのため年々参加者が増えていて、昨年度は全国各地から200名以上が体験に参加しています。
和歌山県外在住者であれば、地方移住について「漠然とした興味を持っている」「今の段階では分からないけど、将来は分からない」といった方でもご参加可能です。
3.参加までの3ステップ 簡単&安心のサポート体制
しごと暮らし体験への参加は、とてもシンプルな流れです。初めての方でも迷わずに進められるよう、事務局のサポートもありますよ!
申し込み

まずは「わかやまLIFE」のサイト内に掲載されている体験受け入れ事業者の一覧から、自分が興味を持った先を選び、申し込みを行います。
たとえば、農業体験がしたいのか、民宿やカフェの運営に興味があるのか、自分の将来像を思い描きながら探すとワクワクしてくるはずです。
事前調整

申し込みが完了すると、事務局との日程調整や体験内容のすり合わせが行われます。
滞在期間や体験の具体的な作業内容、そして宿泊先の提案など、実際に体験を行うために必要な準備を一緒に進めてくれます。
体験スタート

いよいよ実際の“しごと”を体験。
体験先では、普段の仕事に携わりながら、同時に地元の方との交流や、暮らしの様子を肌で感じることができます。
ネットでは得られない「現場の空気感」が、あなたの視野を広げてくれるでしょう。
このように、事務局のサポートがあるため、地域とのつながりが全くない方でも安心して飛び込める仕組みになっています。
4.体験した人たちの声 「リアルな“学び”と“発見”がいっぱい」
「興味はあるけど、実際のところはどうなの?」という疑問に応えるために、ここではいくつかの体験者の声をご紹介します。
参加してみたからこそわかった「しごと暮らし体験」の醍醐味や、そこで得られた収穫を覗いてみましょう。
「起業・就農コース」の体験者の声
循環型農業を体験した40代女性(大阪府在住)
「竹林整備や竹炭作りなど、初めての経験で楽しませていただきました。自身が移住を考えた時に、やっていけるのかと不安に思うところもありますが、前向きに夢に挑戦されている姿に勇気をいただきました。自身は移住するならある程度の市街地でと思ってはいますが、お二人が実践されている農的暮らしや、暮らしの知恵を活かした生活がしたいと思いました。」
日常からは離れた貴重な体験や、昔ながらの暮らしの知恵に触れることで、「こんなライフスタイルもあり!」という新しい発見があったようです。
移住後のイメージを具体化する上で、実際の暮らしを体験することは大きなヒントになりますね!
earthman(橋本市)の体験はこちら
小商いに興味を持った30代女性(神奈川県在住)
「いろんなお話を聞かせていただき、とても勉強させていただきましたし、自分自身も今後、このようにいきいきと小商いをしたいと思いました。滞在した期間は、とても濃密な時間でしたし、何よりも楽しかったです。」
こちらの方は、体験先のオーナーさんの姿に刺激を受け、自分らしい仕事のスタイルを模索する大きなきっかけになったご様子。
新しい道が見えたり、自分自身の得意分野を活かせる「小商い」のヒントを得られたことは、まさに体験の成果だといえます。
Lacomaゲストハウス(すさみ町)の体験はこちら
先輩移住者との交流を通じてイメージが広がった30代女性(大阪府在住)
「2泊3日だったのですが、とっても充実した体験内容でした。移住者の方のお話を聞かせてもらったり、薪運びや薪での火つけをしたりと、移住体験でしか味わえないことばかりだったと思います。
移住に向けた不安点として、家、仕事の問題があったのですが、先輩移住者の皆さんのご苦労された経験や田舎での仕事のやり方やあり方なども聞けて、大変ためになりました!」
先輩移住者と交流できることで、移住に向けたリアルなアドバイスや注意点を学べるのは大きなメリットです。
個人で情報収集しようと思うとハードルが高いですが、体験プログラムを利用すれば一気につながりが広がります。
カタコトクラフト(紀美野町)の体験はこちら
「就労コース」の体験者の声
ものづくりに興味を持っている20代男性(大阪府在住)
「和歌山は初めてでしたが、交通の便が良く活気がある町だと思いました。社員さん同士がとても仲が良く、分からないことがあればすぐに聞きに行けそうな雰囲気を感じました。また、商品のことが好きだということも感じれました。」
ものづくりに興味を持ち、実際の仕事を体験することで、地域での働き方や暮らしのイメージが明確になったそうです。
移住を考えるうえで「仕事」は大きな要素ですが、こうした体験を通じて、興味のある分野に実際に触れることで、新たな道が開けることもあります。
有限会社 菊井鋏製作所(和歌山市)の体験はこちら
「テレワーク体験コース」の体験者の声
地方創生に興味を持っている30代男性(大阪府在住)
「手作り感のある味わい深い空間だったので良い気分転換になり、今後の活動のヒントになるお話を聞けました。こちら側の質問内容に真摯に答えてくれ、地域の情報や、移住者の方の生の声を聞けたこと、また和歌山を回る時間があったので、色々と移住したときのイメージがしやすくなりました」
和歌山の落ち着いた環境でテレワークを体験し、仕事と暮らしのバランスについて新たな視点を得られたことと思います。地域の方々との交流を通じて、移住後の生活をより具体的にイメージできたのではないでしょうか。
Studio RICO(和歌山市)の体験はこちら
5.しごと暮らし体験がもたらす7つのメリット
上記の体験者の声からも分かる通り、「しごと暮らし体験」には数々のメリットがあります。
ここでは、ポイントを7つにまとめました。
①体験を通して、移住のイメージを具体化できる
実際の土地で汗をかき、地域の人と話し、その場の空気を肌で感じることで、頭の中だけでは描けないリアルな暮らしの姿が見えてきます。
「やってみたい仕事が本当に自分に合うのか?」という疑問を試すチャンスでもあります。
②自分に合った地域や仕事との出会いがある
和歌山県内でも地域ごとに特徴が異なるため、「山のほうが好き」「漁業や水産物に興味がある」「ちょっと町に近い場所がいい」など、理想の移住スタイルは人それぞれ。
多数登録されている体験先の中から、あなたにフィットする場所を探すことができます。
③先輩移住者との交流で、悩みや不安を相談できる
移住への準備段階で必要なのは、リアルな体験談や情報。
先輩移住者にとっては「同じ悩みを抱えていた」時期が必ずあったので、親身になってアドバイスをくれることが多いです。
行政の支援や補助金の使い方、仕事の探し方など、実践的な話が聞けるのは貴重です。
④地域とのつながりが生まれ、将来の暮らしが一気にリアルに
地元の人や事業者とのつながりができることで、移住後のサポート体制を整えやすくなります。
「こっちにきたら何かあったら連絡してね」「こんな仕事もあるよ」など、人脈が増えるだけで暮らしの可能性が広がります。
⑤観光以上の体験価値を得られる
普段の観光や旅行では見えない、地域の“裏側”や“日常”を体験できるのは大きな魅力。
観光で通り過ぎるだけでは味わえない、「暮らす」感覚をリアルに実感できます。
⑥スムーズなサポート体制で安心
しごと暮らし体験では、体験内容の調整や近くの宿の紹介まで、事務局が調整してくれるので初めてでも安心です。
地域の事業者とのやり取りに不慣れでも、間に入ってサポートしてもらえます。
⑦短期間で移住の可能性を大きく広げられる
2泊3日でも、仕事と暮らしを同時に体験することで得られる情報量は想像以上に濃密。
まずは短期間でも飛び込んでみれば「次のステップ」が明確に見えてくるでしょう。
また、しごと暮らし体験は「年間3回まで」利用が可能です。異なる季節や、複数の体験先に参加することで、様々な角度から和歌山の暮らしを知ることができるでしょう。
6.「しごと暮らし体験」を活用して、あなたらしい移住プランを描こう
初めての土地で暮らす不安を解消する近道は、「とにかく現地で体感してみる」ことです。
和歌山の「しごと暮らし体験」は、そんなあなたの第一歩を踏み出すきっかけを提供してくれます!
特に、次のような方におすすめです。
- 移住に興味があるけれど、一歩が踏み出せない方
1泊2日から短期滞在でお試しできるので、ちょっとした旅行気分でもOK!
- 仕事と暮らしを同時に確認したい方
「仕事はあるの?」「地域コミュニティに馴染めるの?」といった疑問を、一度に解消できる体験がそろっています。
- 地方で自分らしい働き方や生き方を探している方
地域に根づいた小商い、農業、林業、観光業など、都会とは違う多彩な働き方に触れられます。
- 家族やパートナーと移住を検討している方
家族で参加できるプログラムを選べば、お子さんやパートナーにも安心感を持ってもらえるでしょう。
一人での挑戦が心細いという方は、事前に家族や友人、あるいは移住仲間を誘ってみてもいいですね。
「現地でどんなくらしが待っているのか」を共有しながら考えられると、より移住計画も前向きに進めやすくなります。
7.まとめ まずはわかやまLIFEをチェックして、興味のある体験に飛び込もう!
この記事では、和歌山県が実施している「しごと暮らし体験」の魅力と特徴をご紹介しました。
「実際に足を運んでみないとわからないことが多い」というのは、どのような場所への移住でも共通すること。
だからこそ、まずは体験し、地域の方々と触れ合い、リアルな暮らしの感覚をつかむことが大切です。
この記事を読んで少しでも興味が湧いたなら、「わかやまLIFE」の公式サイトをチェック!
気軽に「しごと暮らし体験」を利用して、和歌山での新生活の可能性を覗いてみてください。
あなたの理想的な移住ライフが、和歌山での体験をきっかけに大きく動き出すことを願っています。
写真提供:(公社)和歌山県観光連盟
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