移住やデュアルライフするなら「山か?それとも海か?」それぞれのメリット・デメリットを徹底解説
目次
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移住を検討する際に、山か?それとも海か?ここで悩む人は多いのではないでしょうか。
山に囲まれて鳥の鳴き声で目を覚ますような暮らし、
海を間近に感じられ波の音を聴きながら本を読むような解放的な暮らし、
どちらも魅力的にみえるでしょう。
実際のところはどうなのか?
山暮らし、海暮らしのどちらも魅力あふれるライフスタイルを掘り下げてみたいと思います。
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はじめに
豊かな自然に囲まれた暮らしに思いを馳せる人は多いと思いますが、常に自然と隣り合わせであるということです。時には、自然の脅威にさらされることも。
そこで、山暮らし、海暮らしでどのような現実が待ち受けているのか、みていきましょう。
山暮らしのリアル
◆自然災害リスク
都会などの平野に比べ、周りに山や川が近いことはリスクです。また、市街地に抜けるためのトンネルが1本しかないようなエリアだと、そのトンネルが通行できない状態になったときに心配です。
・近隣の山の土砂崩れや、通行止め
・河川の洪水や大雨の影響による停電などインフラが弱く、復旧も遅い
・地震の多いエリアでは地割れなどによる家屋倒壊
◆人付き合い
甘くみてはいけないのが山暮らしの人付き合い。コミュニティーが狭い分、人付き合いが密になることは間違いありません。その土地に住む方々には、その土地なりの助け合いの文化が強く根付いているのです。
・地域ごとのイベントや定期的な集会などの参加
・役割や仕事が回ってくる。消防団の勧誘なども
・ご近所さんとの交流。道で出会った人には挨拶
・田舎で生まれ育ち外に住んだことない人達との価値観のギャップ
が、場所によると思いますが傾向として逆に山奥にくれば、明らかに過疎化していて、そこに残っている人達は外からやってくる人に対してオープンであるケースはよくあるといわれてます。
◆寒い
・標高が高い分、冬は想像以上に寒くなる
そのほか、スーパーが遠く不便であったり、病院が遠く万が一のときが心配という点も考慮しなければいけないでしょう。
海暮らしのリアル
◆自然災害のリスク
都会の平野に比べ、海沿いの住まいの最大のデメリットは自然災害へのリスクが高まることでしょう。非常時の備えをしっかりすることは必須となるでしょう。
・近年は大型の台風による被害
・海沿いの家は海風を遮るものがなく、台風による強風と高潮
・地震による津波の被害
◆塩害に悩まされる
海の近くに住むにあたって避けられないのが、潮風による被害です。自転車や車、バイクは当然のこと、住宅やインフラといったものの維持、メンテナンスするためのコストが必要です。また、破損のリスクも高まります。
・住宅の壁の塗装を塗り替える頻度が高い
・車の価値がすぐに下がる
・洗濯物を外に干すことができない
◆強風に悩まされる
海がよく見えることは、反対に風を遮るものがないということです。そのため、普段から強い風が吹いていることでしょう。
・強い海風によって砂浜の砂が運ばれ、洗濯物が汚れる
・部屋の中にも砂が入り床がざらざらする
これらのことも踏まえて、3つのテーマから理想の暮らしについて考えていきましょう。
3つのテーマから考える理想の暮らし
実際に二拠点生活を行っている方や移住した方に話を聞いてみると、例えば、海暮らしで、朝はサーフィンや釣りをするみたいなライフスタイルや、山暮らしで、ハイキングや川遊びなどで体を動かすといった、海や山ならではの趣味やアクティビティに興じていないことが分かりました。
「豊かな自然だけではなく、その風土に育まれた人や文化を魅力に感じた」といった声が多く挙がりましたが、具体的にどういうことかみていきましょう。
①その地域に住む人
二拠点生活や移住をする上で、重要なポイントは、そこにいる人やコミュニティの存在があります。自然のそばで暮らしを営む人たちの中には、漁業や農業、林業などの一次産業に従事されています。時に厳しく、時におおらかな表情をみせる自然とともに生きている中で培われた気質や正確、価値観を持つ人たちに囲まれた暮らしで、大切な何かを学べるかもしれません。
また、地域内の中でも許を構える場所によっては接する人や環境が変わってきます。その上でも、コミュニティは大切な地元の人たちとの接点となるでしょう。面倒見の良い商店街のおばさんや移住の先輩などを介して、地域の集まりや祭りに積極的に参加することで、その地域の人たちとの相性も確かめることが大事です。
②その地域特有の自然
山や海で暮らすことの醍醐味はなんといっても豊かな自然です。自然の中でのアクティビティは無数にあり、休日も思う存分楽しめるでしょう。上記にも書いたリスクなども踏まえて備えをすることが大切なのはいうまでもありません。
また、山や、海は子供たちにかけがえない経験を与えてくれます。都市での生活に比べると習い事の選択肢などは少ないかもしれませんが、動植物や昆虫との命の触れ合いや、豊かな農産物、海産物を通じた食育など、都市では得られない多くの学びがあることでしょう。
そして、特に高齢化が深刻な山間や海辺の街にとって子供はエネルギーの源。たくさんの地元の方々が子育てをサポートしてくれるでしょう。
③その地域伝統の文化
年に1度の夏祭りから、日々の食卓にまで、地域の人たちが育んできた特有の文化がいたるところに感じられることも、山暮らし、海暮らしの魅力でもあります。
季節ごとの行事などに参加することで、その土地の歴史や大切にしてきた文化をより深く知れることはもちろん、地域の伝統を後世につなぐ役割をになっているという実感が、よりその地域への帰属意識を芽生えさせることに繋がるでしょう。
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