香川県で二拠点生活したい方へおすすめの地域6選と支援制度を解説
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
香川県で二拠点生活したい!でも、実際に住むところを探すとなると生活環境や家賃の相場、仕事事情など、調べておくべき情報はたくさんありますよね。
- 漠然と多拠点生活に興味があるけど、具体的には特に決めていない
- いつかは、、と思っているけど情報収集がなかなか進まない
- 住みたい都道府県は何となく決めているけど、どの市町村にするかまで絞れていない
実際に住むところを探すとなると生活環境や家賃の相場など、調べておくべき情報はたくさんありますよね。しかし、生活に関する情報が全然まとめられていない!
香川県の暮らしの魅力は、都会の便利さと田園や海が広がる田舎のような生活がほどよくマッチしていることです。持ち家比率も高く、延べ床面積も広いので田舎暮らしをしながら、ちょっと都会的な便利さも欲しい…そんな暮らし方を思い描いたら、香川が良い地域だと思います。
この記事では、香川県の特徴や暮らしやすさおすすめの二拠点生活先6選、自治体の支援制度について説明していくので、二拠点生活を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
香川県の住みやすさとは?
香川県の暮らしの魅力は、都会の便利さと田園や海が広がる田舎のような生活がほどよくマッチしていることです。香川県の住みやすさについて一緒に見ていきましょう!
<全国版>都道府県別ランキング情報
※全国累計646,245名対象の大規模調査、スーパーの数や物価、家賃など計56項目のデータより集計
- 【総合的な住みここち】16位
- 【生活利便性 部門】:20位
- 【交通利便性 部門】:18位
- 【行政サービス 部門】12位
- 【静かさ・治安 部門】:17位
- 【親しみやすさ 部門】:22位
- 【物価・家賃 部門】:4位
- 【自然・観光 部門】:17位
- 【防災 部門】:平均以下
※出典:街の住みここち&住みたい街ランキング2022|調査企画・設問設計・集計分析:大東建託株式会社 賃貸未来研究所
この記事の後半には、香川県のおすすめの二拠点生活スポットをまとめています。ぜひ最後までお読みください!
【総合的な住みここち】:16位
香川県の人口推移は?年々減少傾向で穴場エリアも
あらゆる指標をもとにした、住み心地ランキング総合では47都道府県中16位という結果。
実際に人口推移はどうなのでしょうか。香川県の平成22年の人口は99.6万人でしたが令和2年には95.0万人に減少しています。過去5年間の人口増加率はマイナス2.7%と微減というデータでした。
【生活利便性 部門】:20位
日本一小さい香川県。自然も身近なコンパクトシティ。医療・福祉が充実していて安心
香川県の県庁所在地である高松市には国の出先機関や企業の支店が多く、四国の中核を担う都市です。本州とは瀬戸大橋で移動可能で、鉄道・高速バスで気軽に行き来できます。高松空港からは羽田・成田・国際線と国内外の移動には不自由しないでしょう。
救急病院数や救急自動車搬送所要時間の短さなど、全国的にも上位で有名です。そのため、医師や看護師数も多く、総合病院の移転拡充や改築も進んでいます。
県内には大型店舗・飲食店が多くあり、仕事探しも、有効求人倍率が全国9位(令和元年)なので困らないかもしれません。
【静かさ・治安 部門】:17位
香川県の治安は◎子育てもしやすい!
静かさ・治安においては、全国都道府県中17位。
治安については「政府統計の総合窓口e-Stat」によるデータをもとに集計・分析した結果、治安の総合ランキングは全国29位で可もなく不可もなくという水準でした。ちなみにワースト1位は大阪府、次いで東京都、埼玉県と人口の多い都府県が並びます。
【物価・家賃 部門】:4位
香川県の物価・家賃は全国平均と比べると安い!
家賃および物価は全国平均よりも安いです。
家賃に関しては全国47都道府県家賃相場ランキングによれば香川県の家賃相場は全国中の38番目で5.19万円です。※1LDK相当の間取りの家賃相場を算出
ちなみに、家賃が高いトップ5都道府県は下記の通り。
1位 東京都 (19.12万円)
2位 神奈川県(10.94万円)
3位 大阪府 (9.66万円)
4位 兵庫県 (9.11万円)
5位 京都府 (8.84万円)
逆に家賃が安いトップ5都道府県はこんな感じ。
1位 愛媛県 (4.48万円)
2位 宮崎県 (4.90万円)
3位 岐阜県 (4.92万円)
4位 鳥取県 (5.01万円)
5位 徳島県 (5.08万円)
岡山県 (5.08万円)
香川県のおすすめ二拠点生活先6選
香川県は大きく「さぬき・東香川エリア」「高松エリア」「坂出・丸亀・塩鮑諸島エリア」「琴平・観音寺エリア」「小豆島エリア」5つに分かれます。ここからは、香川県のおすすめ二拠点生活先6選を紹介します。支援制度についても触れていますが、特に補助額が大きいものや、自治体独自のものを抜粋して記載しています。また、対象者などの条件について詳細は自治体のHPでご確認ください!
大きなエリア別の主要市町村はこちら
1人暮らしにもおすすめ!利便性の高いまち
宇多津町
宇多津町は、坂出市、丸亀市と隣接するコンパクトシティで約2万人が暮らしています。臨海部は塩田の跡地を開拓して生まれており県内で人口密度が一番高いエリアでもあります。全国的に見ても出生率が高く、若い世代に選ばれている街でもあり、2020年には宇多津臨海公園内に四国最大級の水族館がオープンしか活気があります。
生活環境は、町内にコンビニ12店舗、スーパー6店舗、ドラッグストア3店舗と車があれば日常生活に困りません。また、産直市場が1店舗あり地元で獲れた食材を安く手に入れることができます。医療面は、病院1院、診療所9か所に近隣都市の市街地も近いため不便は無いでしょう。小さい街の中に、生活に必要なものがぎゅっと詰まっているので、車での移動時間も短く済ませることができます。
教育環境は、保育所が3か所、認定こども園4園、幼稚園1園、小学校2校、中学校1校あり高校はありませんが高松市など近隣都市も通学圏内なので、進路の選択肢は多いといえます。また、待機児童ゼロで小さな町内に放課後児童クラブ5か所あるため、共働き世帯も安心して子育てができる環境が整備されています。
交通利便性は、町内にはJR宇多津駅があるため電車で高松まで最短22分で移動できます。高松空港までリムジンバスで約45分で移動できるので、東京や大阪、名古屋、福岡などの都市圏へのアクセスも良好です。東京までは高松空港から羽田空港まで約1時間20分なので+高松空港までの移動時間でも約2時間ちょっとで東京までアクセスできますね。また、高速バスも出ているため、大阪(梅田ほか)まで約2時間30分で移動できます。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。そのほか、乳児保育・一時保育・休日保育、ファミリー・サポート、集いの広場などのサポート体制があります。
住まいに関して、新婚世帯には家賃や引っ越し費用を補助しており県外移住者は最大54万円の補助額です。また、空き家のリフォームなどをする際にも補助金が利用できます。
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
高松市
高松市は、約42万人が暮らし県庁所在地でもあります。高松市は古くから四国の経済の中心地として栄えてきた背景から国の出先機関や企業の支店も多く、街の中心部にはJRや私鉄の駅をはじめ、瀬戸内の島々へ向かう船が発着する高松港、国内最長といわれるアーケードを持つ商店街など都市機能が充実しています。
生活環境は、高松駅周辺には複合商業施設をはじめ、スーパーやコンビニなどが集まっています。もちろん、郊外にもスーパーやコンビニだけでなく、イオンモール高松やゆめタウン高松などの商業施設もあります。駅周辺は車が無くても生活できますが、車があれば近隣都市のレジャースポットや娯楽施設に行くことができ買い物も楽でしょう。医療面は、病院34院、診療所418か所と豊富で市内は地方ながらも3大都市と遜色ない生活環境で暮らすことができるでしょう。
教育環境は、保育所63か所、こども園36か所、幼稚園40園、小学校51校、中学校24校に高校多数、国立大学などもあり進路の選択肢に困らないです。また、市立美術館、図書館などの生涯学習の場や、高松城跡、栗林公園を始めとした公園なども数多く所在しており、のびのびと子育てができる環境があります。人口も多いので待機児童が毎年数十名出ているので、お子さんを市内の保育園などに預けたい際は、事前に確認をしておきましょう。
交通利便性は、市内にはJR高松駅をはじめ多数の駅が市内に点在するためどこに住んでも駅に近い暮らしが実現できそうです。電車で高松駅から本州の玄関口となる岡山駅まで約1時間、岡山駅からは東海道新幹線が通っているため、全国各地へアクセスできます。また、飛行機も利用できます。JR高松駅から高松空港まで約45分で移動でき、高松空港からも全国各地へ移動できます。羽田空港までは約1時間20分となっています。そのほか、高速バスも利用でき大阪まで約3時間40分、東京まで約10時間。全国各地へ旅行もしやすいといえるでしょう。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。そのほか、出産祝金、多子世帯の保育料軽減、チャイルドシートの購入助成などがあります。
住まいに関して、空き家のリフォームに対して最大100万円の補助金が出ます。また県外からの移住者には最大2万円×12ヵ月分の家賃補助や敷金・礼金といった初期費用の助成があります。
移住体験に関して、高松市内の暮らしを体験できるように2,000円/日で宿泊施設を提供しています。
子育て世帯におすすめ!教育環境充実なまち
三木町
三木町は、約2.7万人が暮らし高松市と隣接していることから、ベッドタウンとしての機能もあります。都会らしい喧騒は無く、かといって田舎過ぎない便利な立地。空港や駅も近いため首都圏へのアクセスも良く、都会では味わうことができないのどかな田園風景を眺めながらテレワークも可能です。
生活環境は、基本的に日常生活で必要なものは町内で揃います。コンビニ7店舗、スーパー4店舗にホームセンターや、ドラッグストアもありますが、大型商業施設などは無く車も必須のエリアです。しかし、車があれば高松市の市街地まで30分前後でアクセスできショッピングモールなども利用可能です。医療面は、病院3院、診療所14か所で国立大学附属病院もあり充実しています。高松市まで出れば医療体制も整っているので問題は無いでしょう。
教育環境は、保育所9か所 、幼稚園5園、小学校4校、中学校1校、高校や大学もあるので町内で大学まで進学も可能です。また、待機児童はここ数年ゼロかつ、放課後児童クラブが12か所もあり共働き世帯も安心して子育てができます。
交通利便性は、高松市の中心部である高松駅までは車で約30分、電車でも同様に30分ほどで移動できます。高松駅まで移動すれば、高松空港をはじめJRの特急などを利用して本州までアクセスすることができるので、利便性はまずまずでしょう。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。そのほか、児童手当や、子育て支援券の交付、第2子以降学校給食費の半額助成など経済的な負担を支援してくれる制度があります。
住まいに関して、賃貸借物件に住む際の家賃補助や物件購入時の固定資産税の助成があります。
仕事に関して、新規就農者へ手厚い支援があります。
丸亀市
丸亀市は、香川第2の中核都市で約11万人が暮らしています。昔は城下町として栄えたまちで、丸亀城の石垣は日本一の高さを誇り、日本の100名城にも選ばれています。丸亀市には海や山、川といった自然や、歴史や文化、都市的な機能やレジャースポットなど様々な顔を持っており、住み心地のよい街です。
生活環境は、駅周辺および幹線道路沿いにスーパーやコンビニ、ドラッグストアなど生活に必要なお店が並び、複合商業施設も複数あります。車があれば日常生活に困らないでしょう。また、レオマリゾートという中四国最大級のテーマパークが市内にあり、アトラクションやパレードなどのエンターテイメントが充実するほか、温泉リゾートもあるので1日家族で過ごせそうです。医療面は、病院12院に診療所が87か所に救急病院もあるため緊急時も安心できます。
教育環境は、保育所20か所、小規模保育2か所、幼稚園7園、こども園12か所、小学校:18校、中学校10校、高校5校と大学もあり進路のバリエーションも豊富でしょう。待機児童はここ数年ゼロとなっています。市内には山や海といった自然だけでなく、野球場などのスポーツ施設やテーマパークなど家族で楽しめる施設も充実しいるのでのびのび子育てができる環境です。
交通利便性は、丸亀市は、香川県のほぼ中央に位置し県内のどこへでもアクセスしやすい場所となっています。JRを利用すれば、瀬戸大橋経由で本州へのアクセスにも便利です。電車で岡山駅まで約20分、大阪駅まで約1時間30分、車であれば岡山市街地まで約40分、大阪市街地まで約3時間20分で移動できます。また、高松空港までは約1時間20分ですので空港まで行けば全国各地へ旅行も可能です。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が無料です。また、3歳児以上の給食費を無償化や児童手当、お子さんの一時預かりや学童保育も充実しています。
住まいに関して、丸亀市に県外から移住してきた方は家賃や初期費用を補助する制度があります。新婚世帯にはさらに引っ越し費用なども助成されます。
どっぷり田舎暮らししたい人におすすめ!自然が豊かなまち
小豆島町
小豆島町は、約1.4万人が暮らす小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島。小豆島全体で年間300人ほどが移住すると言われていますから、全国でも有数の人気移住地です。島では、醤油蔵やオリーブ畑、ごま油、塩、佃煮、素麺などたくさんの加工産業資源があり、お魚もブランド肉も美味しいです。いつもそばに海を感じ、逆を見れば山もある、自然と文化に囲まれた素敵な場です。
生活環境は、コンビニ3店舗、地元のスーパーが3店舗、ドラッグストア1店舗、産直市場もあります。小豆島は車で一周すると約2時間ほどかかる島なので、住む場所によりますが基本的に車が無ければ生活が厳しい環境です。医療面は、病院3院、診療所2か所と休日などは混雑が予想されます。
教育環境は、保育所4か所、認定こども園1か所、幼稚園6園、小学校4校、中学校1校と高校もあります。しかし、進学校や私立のレベルの高い学校は無く、通学できる近隣都市も限られているので進路選択の幅は狭いといえます。
交通利便性は、高松市街地までフェリーで約1時間で移動できます。神戸港からジャンボフェリーで約3時間、姫路港からフェリーで約1時間40分と関西圏へのアクセスが優れているのが特徴です。もちろん、高松港までフェリーで移動し高松駅からシャトルバスで高松空港まで移動すれば、全国各地へのアクセスが可能となります。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。また出産祝金等、多子世帯の保育料の減免、チャイルドシートの購入助成などがあります。
住まいに関して、市内の空き家をリフォームして住む際は最大100万円の補助金が出ます。また、移住者には最大2万円×12ヵ月分の家賃補助や初期費用の一部を助成しています。
お試し移住に関して、島内内の暮らしを体験できるように2,000円/日で宿泊施設を提供しています。
仕事も利便性もバランスよく!とかいなかなまち
綾川町
綾川町は、約2.4万人が暮らし高松市と丸亀市に隣接した田舎なまち。これまで、田園風景が特徴ののどかなまちでしたが、大型のイオンモールの進出や、琴電琴平線も新たに綾川駅を開業するなど、周辺の生活利便性が大きく向上しているまちでもあります。
生活環境は、イオンモール綾川をはじめコンビニ7店舗、スーパー3店舗、ドラッグストア3店舗など一通り揃っています。特に大型のイオンモール綾川が開業したことにより生活の利便性が一気に向上しました。イオンモール内にはスーパーや雑貨屋、アパレルショップ、カフェをはじめイオンシネマもあり娯楽も充実しています。医療面は、病院2院、診療所16か所と充実しています。
教育環境は、こども園6か所、小学校5校、中学校2校、放課後児童クラブ5か所あり待機児童はゼロです。高校は農業高校があり、近隣に高松市と丸亀市という県内の2大都市の間に位置する関係上、アクセスも良いため通学圏内に選べる中学校や高校、大学が豊富にあります。
交通利便性は、ことでんの綾川駅や滝宮駅など複数の駅が町内にあります。高松駅までは約40分と程よい距離感です。また、高松空港と綾川町は約20分ほどの距離なので空港までのアクセスも便利です。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の助成があります。また、病児保育や休日保育など共働き世帯も安心して子育てできる環境を整備しています。
住まいに関して、住宅の購入や新築に対して最大100万円の補助金が出ます。
香川県で心豊かなゆとりある生活をする
四国の有数の都市もあり、街も里も海も山も島も、そして歴史・文化揃った香川県。また、高松空港や四国の起点となる高松駅、日本一長いアーケードを持つ整然とした都市でもあります。
持ち家比率も高く、延べ床面積も広いので田舎暮らしをしながら、ちょっと都会的な便利さも欲しい…そんな暮らし方を思い描いたら、香川が最適だと思います。
東京都心やそのほかの主要都市へのアクセスも良いためおすすめできます。香川県でのデ
ュアルライフも検討してみてはいかがでしょうか。
自然に囲まれた地で子育てをしたいと移住してくる若い家族や、定年退職を機に移住しようと、現役のうちからセカンドハウスを構えて二地域居住をする人などが増えています。
また都会で働く若い世代で農業への関心が高まっている人も多く、日頃は最先端の企業で働きながら、週末は田舎で農業をして過ごすなど、移住や二地域居住というライフスタイルは人生設計の上での一つの選択肢となっています。ぜひ、参考にしてみてください!
香川県のおすすめ情報
実際に香川県へで二拠点生活された方のインタビュー記事を読むことで、イメージが鮮明になります。
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。