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「旅するように働く」6つの土地で見つけた、私だけの小さな二拠点生活

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「旅するように働く」6つの土地で見つけた、私だけの小さな二拠点生活 | 二拠点生活

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働き方や暮らし方が多様になった今、場所を選んで暮らす人々の姿に心が揺れ動く機会が増えました。
私も「二拠点生活」や「地方移住」に憧れている1人でしたが、実際に家を2つ持つ勇気はありませんでした。
それでも、少しだけ場所を変えて暮らす感覚を味わってみたくて、リゾートバイトを始めました。
静岡県・三重県・神奈川県・愛知県・長野県・北海道と6つの都道府県で数ヶ月ずつ暮らした経験は、結果的に”小さな二拠点生活“を体験する旅になりました。

海のそばで暮らして気づいた自分の「好き」の輪郭


最初に働いたのは、静岡県稲取の旅館でした。海の近くにある旅館で働いていたため、毎朝窓を開けるたびに、潮の香りと日の光が反射して輝く水面に癒されます。
そんな日々を過ごすなかで「私は海の近くで暮らすことが好きなんだ。」「将来は海が見渡せるような場所で暮らしたい。」と気づきました。

その気づきはその後の選択にも影響し、次の勤務地を選ぶ際は、自然と海のそばを選ぶようになりました。

生き方の選択肢を広げてくれた旅館での出会い


三重県の鳥羽や神奈川県の箱根では、旅館の仲居として働きました。
そこで見たのは、世界一周中のご夫婦や日本各地を転々と移動しながら働いている人、台湾から日本文化を学びにきている人、さまざまな背景をもって働く人々の姿でした。

彼らの話を聞くたびに、「人生の選択肢はこんなに広くて自由なのか」と驚きました。
私は1つの働き方や暮らし方しか知らなかったのだと気づかされるとともに、価値観が大きく揺れ動かされました。

知らない土地にできたもう一つの居場所


三重県の鳥羽で仲良くなった酒屋のおばちゃんも、忘れられない出会いの一つです。
通うたびに毎回おすすめの日本酒や飲み方を教えてもらい、仕事で落ち込んだ日には「まあ、飲んでいきな。」と笑顔で迎えてくれました。
退職後挨拶に訪れたときも「あんたのこと覚えてるよ」と手を振ってくれ、数ヶ月の滞在でも人とのつながりで”居場所”はつくれることを実感した瞬間でした。

雪山で暮らして知った私に必要な”環境の条件”


長野のスキー場併設ホテルでは、雪に閉ざされた日々を送りました。
吹雪で下山できない生活は不便でしたが、その静けさの中で自分の心が落ち着く瞬間があり、「環境はこんなにも心に影響するのか」と気づきました。

便利さより、安心できる静けさや光を求める自分の傾向がはっきりし、二拠点生活を考えるうえで場所選びの軸が見えた冬でした。

北海道で知った土地の大きさと暮らしの多様性


北海道では、ホテルのフロントマンとして働きました。
北海道は土地の広さや積雪量、人の温かさまで全てがスケール違いで、はじめこそ戸惑いましたが、徐々に雪国で生きる知恵や寒さへの適応力を身につけていきました。
「土地が変われば暮らし方も変わる」
その土地ごとに異なる暮らしを経験したことで、自分がどんな環境で心地よく過ごせるか肌で感じられるようになりました。

小さな移動が暮らしを変えていく


働く土地を変えるごとに、自分の好きな環境や向いている働き方まで知ることができました。
仲居やレストランでの業務を通じて、私は意外と気配りができるタイプだと気付けたことも大きな収穫です。
二拠点生活は、家を2つ持つことだけを指すわけでわはありません。
小さく移動し、場所を選び、自分の心がときめいた土地で暮らしていく。
その積み重ねが、自分らしい暮らしをつくっていくのだと思います。
いつかここで暮らしたいと本気で考えるような、素敵な土地に出会うまで、これからも自分の心が喜ぶ場所を探しながら、旅するように暮らしていきます。

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