福井県で二拠点生活したい方へおすすめの地域6選とその特徴を解説
目次
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福井県で二拠点生活(デュアルライフ)したい!でも、実際に住むところを探すとなると生活環境や家賃の相場、調べておくべき情報はたくさんありますよね。
この記事では、福井県の特徴や暮らしやすさおすすめの地域6選、自治体の支援制度について説明します。二拠点生活を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
福井県の魅力は育児と仕事を両立させやすいところ。「子育てしやすい働き方応援」プロジェクトを推進しており、女性の就業率と共働き率は全国でも高い水準にあるのです。
福井県のおすすめ二拠点生活先6選
ここからは、福井県のおすすめ二拠点生活先6選を紹介します。支援制度についても触れていますが、特に補助額が大きいものや、自治体独自のものを抜粋して記載しています。また、対象者などの条件について詳細は自治体のHPでご確認ください!
1人暮らしにもおすすめ!利便性の高いまち
福井市
福井市は、約26万人が暮らす県庁所在地。JR福井駅を中心に商業・行政の都市機能が集まります。市の中心部から少し離れると閑静な住宅街や、学校、美術館など文化的な施設も多数あります。また、九頭竜川、足羽川、日野川といった三大河川に若狭湾などの海もある自然豊かなまち。2024年度には北陸新幹線の福井駅開業を控え今後活気が出てきそうなまちですね。
生活環境は、まちなかにはスーパーやドラッグストアも多く、生活に必要なものは一通り揃います。また、少し郊外に出るだけで海や山、広々とした公園が多数あります。福井駅周辺は、再開発が進んでおり、ホテル・オフィス棟・住宅棟からなる複合施設の新設など、さらに利便性が高くなりそうです。また、病院は27院、診療所は211か所あり夜間の急な対応も可能です。
教育環境は、保育所25か所、幼稚園6か所、認定こども園67か所、小学校51校、中学校28校あり、待機児童ゼロです。福井県全体に言えることですが、全国的にも待機児童が少ないため、女性の就業率も高く、共働き世帯も安心して子育てができます。また、子供の学力・体力は全国トップクラスというデータが出ており教育環境は良いといえます。
交通利便性は、県内どこへでもアクセスがしやすく、あわら市や坂井市、大野市、勝山市、越前市、鯖江市までが通勤圏です。また金沢市や、名古屋市をはじめとした中京エリア、京都・大阪・神戸といった関西方面のアクセスも良好。北陸新幹線が開通すれば、関東圏へのアクセスも便利になります。
支援制度
子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の助成されます。また一時預かりや送迎などの子育て関連サービスや、地域子育て支援センターという子育てに関する相談ができる施設があります。
住まいに関して、若年夫婦・子育て世帯家賃支援、住まいの購入等への補助金、空き家の購入やリフォーム、賃貸に対して支援
仕事に関して、
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
鯖江市
鯖江市は、約7万人が暮らす地方都市。鯖江市の面積はとても小さいため、まちにはさまざまな施設がコンパクトに集まっています。また、国内生産シェア9割を占める眼鏡産業をはじめ、繊維・漆器・IT産業などで代表される「ものづくりのまち」で、求人も多いです。
生活環境は、スーパーやコンビニ、銀行といった生活に必要な施設が駅周辺を中心にコンパクトに集まっています。また、日本歴史公園百選に認定されている西山公園は日本海随一のつつじの名所として親しまれています。入場無料の動物園も併設されていて、家族とのお出かけスポットとしてもおすすめです。大型の商業施設もありますが、福井市までも車で約30分なので、ショッピングを楽しみたい時など必要に応じて都市にすぐ出られる点は魅力です。医療面は、病院7院 、診療所36か所とまずまずの体制です。
教育環境は、保育所17か所、幼稚園4園、認定こども園5園、小学校12校、中学校3校あり待機児童はゼロです。地域密着型の保育園や子どもの医療費の助成があるなど、安心して子育てができる環境が揃っています。
交通利便性は、福井駅から鯖江駅までは電車で約15分でアクセスできます。鯖江市は車や電車で隣接するまちに出やすく、また大都市圏である大阪や京都、名古屋といった都市部に2時間ほどで移動できます。北陸の中核都市である金沢にいたっては、特急しらさぎに乗れば約60分と、通勤もできる距離でしょう。
支援制度
子育てに関して、18歳までのお子さんの医療費が助成されます。また、自宅で0~2歳児(第2子以降)を育てている世帯に対して、月額1万円を支給しています。
住まいに関して、多世帯近居や同居を目的とした住まいの購入等へ補助金、空き家の購入やリフォームへ補助金が出ます。
仕事に関して、子育て世代応援企業移住就業奨励金事業があり、対象の企業に就職すると最大20万円が支給されます。また、創業やスタートアップ支援に力を入れているため新しいチャレンジをしやすい環境です。
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
子育て世帯におすすめ!教育環境充実なまち
越前市
越前市は、約8.3万人が暮らす県内では3番目の人口を誇ります。市内は自然が豊かで、日野山、越前中央山地、丹生山地など、三方を山で囲まれています。冬は積雪量が1メートルを超える豪雪地帯ですが、春には山からの雪解け水が日野川、吉野瀬川、鞍谷川などの河川に流れ、水資源を活かした稲作などの農業が盛んです。また、国、県、市指定の文化財が豊富に残されています。
生活環境は、自然環境が豊かなため、水や空気、お米がとってもおいしいです。スーパーやコンビニは一通りあり、スーパーには総菜類が充実していて、共働き世帯も暮らしやすい品揃えです。家族向けのスポットはあるものの、大人や若い世代の人が楽しめる大型ショッピングセンターや、デートスポットは少ないため、近隣の市や金沢などへ出かける方が多いようです。
教育環境は、保育園24園、幼稚園28園、小学校~大学まであります。また、待機児童ゼロで、学童保育の充実、高い教育レベルを提供しています。「かこさとしふるさと絵本館」では、親子で自由に絵本を読み、遊べる空間を設けています。また「だるまちゃん広場」や「てんぐちゃん広場」は、子どもたちの自立を育む遊び場として、親子さんで賑わっています。
交通利便性は、北陸中核都市の金沢まで特急で1時間、富山市からは1時間半です。また、新幹線と特急列車で、東京まで3時間20分、大阪・名古屋には1時間50分ほどでアクセス可能です。また高速バスがそれぞれの都市から運行されています。
支援制度
子育てに関して、18歳までのお子さんの医療費が助成されます。延長保育、土曜保育、休日保育、一時預かりといったサービスが整備されています。
住まいに関して、住まいの購入等へ最大100万円の支給や、空き家の購入やリフォームへ補助金が出ます。
仕事に関して、UIターン移住で新たに事業を始める方へ向けて最大440万円の支援など新しいチャレンジがしやすい環境です。
お試し移住に関して、移住に向けた活動(現地の下見など)をする方へ、越前市までの交通費・宿泊費と現地レンタカー代を補助する制度があります。
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
勝山市
勝山市は、約2万人が暮らす小さなまち。市内は1,000m 級の山々に囲まれており、九頭竜川を周辺に市街地や、田んぼが広がります。古くから農林業や繊維業が盛んな一方、日本でもトップクラスの新種の化石発掘量を誇るこのまちでは、福井県立恐竜博物館を筆頭に、まちのいたるところに恐竜がいます。
生活環境は、かつやまサンプラザなどの地元に根付いた商業施設があり、車があれば日常生活に支障はないでしょう。しかし、大型の商業施設や有名アパレルショップなどは無いため、近隣都市へ出る必要があります。医療面は、あらゆる診療科や専門医がいる福井勝山総合病院や、診療所が8か所あります。
教育環境は、保育所4か所、幼稚園1園、認定こども園7か所、小学校9校、中学校3校あり、待機児童はゼロです。現在は、オンライン子育て相談を受け付けており、不安や孤独、ストレスを抱えている方に向け、オンライン子育て相談を実施しています。
交通利便性は、近年開通した中部縦貫自動車道で、県都の福井市まで車で約30分で移動できます。また、3大都市圏である大阪・名古屋へは車で2時間30分、東京は6時間ほどかかるため新幹線等を利用することをおすすめします。市内には駅もあり越前鉄道勝山駅から福井駅まで約1時間で移動できます。
支援制度
子育てに関して、18歳までのお子さんの医療費が助成、小学校6年生まで利用できる児童館や、病児・病後児保育、保育園での一時預かり、子育て家庭の簡単な家事や一時的な保育を保護者に代わって行うサービスなどがあります。
住まいに関して、新築住宅の購入時に最大100万円、中古住宅の購入やリフォームにも補助金が交付されます。
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
どっぷり田舎暮らししたい人におすすめ!自然が豊かなまち
若狭町
若狭町は、約1.3万人が暮らす歴史深いまち。縄文時代の遺跡や古墳群、昔ながらの街並みも残っています。海と山だけでなく、そして三方五湖を有する若狭町では、車で少し移動すれば若狭湾国定公園などの大自然と触れ合える環境です。
生活環境は、商業施設や娯楽施設は無く飲食店も少ないです。しかし、PLANTやペンギン村、丸笑といった地元のスーパーが幹線道路沿いに点在しており、そこでは新鮮な食材を安く購入できます。不便ですが、月に1度近隣都市でショッピングをするといったことは可能な立地です。医療体制は、病院2院、診療所11か所あり基本的な生活環境は整っています。
教育環境は、保育所9か所、小学校9校、中学校2校あり待機児童はゼロです。町立の保育所では、自由でのびのびとした保育を通じて、子供たちの個性を伸ばす「里っ子保育」を行っています。町内には、身近に自然があふれているので、好奇心旺盛な子に育つかもしれません。
交通利便性は、町内の移動のメインは車となります。町内には駅もありますが本数は多くなく、町内の三方駅から福井駅までは約1時間30分ほどかかります。県外に主要都市へは、車で京都・名古屋へ約2時間、大阪へ約2時間30分の距離にあります。
支援制度
子育てに関して、18歳までのお子さんの医療費が助成、児童手当が5,000円~15,000円/月支給されたり、町外の大学から実家への帰省費用を上限5,000円まで補助、第3子以降の保育料および副食費無料となっています。
住まいに関して、新築住宅の購入時に最大100万円、中古住宅の購入やリフォームにも補助金が交付されます。
就農に関して、お金をもらいながら就農研修を受けることができる制度や、就農相談を受け付けています。
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
仕事も利便性もバランスよく!とかいなかなまち
永平寺町
永平寺町は、約2万人が暮らす小さなまち。歴史や自然に恵まれ、観光資源も多くその代表格である曹洞宗大本山永平寺は1244年に建立したとされ、毎年約50万人の観光客でにぎわいます。また、福井市に隣接しているため、ベッドタウンとして多くの住宅地があり利便性も兼ね備えています。
生活環境は、町内を流れる九頭竜川と山々とても自然に恵まれていますが、住宅地の周辺にはスーパーや飲食店、病院や薬局など生活に必要な施設がコンパクトにまとまっています。福井市や県外にもすぐ行けて住みやすいと評判です。また、福井大学医学部、福井県立大学など学術研究機関なども立地し、医療面も安心です。
教育環境は、保育所8か所、幼稚園2園、小学校7校、中学校は3校あり、待機児童はゼロです。防災や防犯にも力を入れていて、治安の心配が少ないのも嬉しいポイントです。子育て環境に魅力を感じて移住する人も多いです。
交通利便性は、電車をはじめバスも本数は多くないですが整備されており、バスで永平寺町から福井駅まで約20分で移動できます。大きな商業施設でショッピングしたいなどにも便利ですね。車では、福井市中心部までは15分ほど。お隣の金沢市も気軽に移動できます。そのほか、名古屋・京都へ約2時間、東京までは福井駅を経由し3時間ちょっとでアクセスできます。
支援制度
子育てに関して、18歳までのお子さんの医療費が助成、小中学校の給食費無償化、一時預かりなどのサポートが充実しています。
住まいに関して、結婚を機に移住する際は、住まいの購入や家賃、引っ越し代を最大60万円補助金が交付されます。
移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。
四季折々の変化を楽しみながら福井県で暮らす
同じ県内でも、福井は気候の差が大きい傾向にあります。
夏は東京と同じくらいの暑さですが、積雪量は多め。日本海型気候に属しており、特に奥越地域と呼ばれる北部の一帯は厳しい寒さが想定されます。
春になると桜が咲き乱れる「 一乗谷朝倉氏遺跡」や初夏の「花はす公園」は絶好の写真スポットです。秋から冬にかけては東尋坊やあわら温泉がおすすめ。
また、冒頭でもお伝えしましたが、福井県は「子育てしやすい働き方応援」プロジェクトを進めています。共働き率と女性の就業率は全国でも高い水準にあり、お子さんがいる家庭に優しい自治体といえるでしょう。
モノづくりや伝統産業が好きなら、ぜひ候補地に加えてみてください。後継者育成を目的とした「伝統工芸職人塾」という講座があります。
福井県のおすすめ情報
実際に福井県へ二拠点生活された方のインタビュー記事を読むことで、イメージが鮮明になります。
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。