青森県で二拠点生活したい方へおすすめの地域6選と支援制度を解説
目次
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政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
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二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
青森県で二拠点生活したい!でも、実際に住むところを探すとなると生活環境や家賃の相場、仕事事情など、調べておくべき情報はたくさんありますよね。
本州の最北端に位置する青森県は、海や山に囲まれ大自然を満喫できる地域です。りんごやほたてなどの名産品など、グルメも充実しています。
冬の降雪が懸念されますが、地域によっては少ない雪で快適に過ごせるでしょう。
この記事では、青森県の特徴や暮らしやすさおすすめのデュアルライフ先6選、自治体の支援制度について説明していくので、二拠点生活を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
青森県のおすすめ二拠点生活先6選
青森県は大きく「東青エリア」「西北エリア」「中南エリア」「三八エリア」「上北エリア」「下北エリア」の6つに分かれます。
大きなエリア別の主要市町村はこちら
仕事も利便性もバランスよく!とかいなかなまち
八戸市
八戸市は、太平洋に臨む青森県南東部に位置する、人口約22万人の県内第2の都市。三陸復興国立公園に指定された種差海岸やユネスコ無形文化遺産の「八戸三社大祭の山車行事」、国の重要無形民俗文化財の「八戸えんぶり」、などさまざまな観光資源がある観光が盛んな都市です。また、日本有数の水産業が盛んな都市であり、北東北最大級の工業都市です。
生活環境は、駅周辺の市街地には大型商業施設やカフェ、飲食店やスーパーなどがあり、生活に困りません。一方で、豊かな自然を活かした公園や河川敷をはじめ、太平洋に面した港町のため、美味しい海の幸が手ごろな金額で楽しめるなど魅力です。また、青森県内では降雪量が少ないのも特徴です。
教育環境は、保育園19園、認定こども園67園、幼稚園13園、小学校42校、中学校26校、高校13校と進路の選択肢も豊富です。待機児童もここ数年ゼロを維持しています。地域子育て支援センターでは、子育て家庭に関する育児不安等についての相談や指導を受けることができます。
交通利便性は、陸海空の移動手段があり、近隣の主要都市へのアクセスが良好です。新幹線で仙台まで約70分、東京へ約3時間です。飛行機では八戸駅からバスに乗り三沢空港を利用すると約2時間20分の所要時間です。
支援制度
子育てに関して、高校卒業っまでのお子さんの医療費助成や、認可外の保育施設保育料の助成、病児・病後児保育、子育てサロン支援事業などがあります。
住まいに関して、定住の促進のために安価な市営住宅を提供しています。
青森市
青森市は、青森県の真ん中にあり約28万人が暮らす県庁所在地です。江戸時代から本州と北海道を繋ぐ交通と物流の要衝として発展し、交通や行政、経済の拠点都市です。青森市は、県庁所在地ですが周囲には八甲田連峰や陸奥湾などの自然に囲まれており、四季折々の景観や、りんご・ホタテなど名産品もあります。
生活環境は、青森駅周辺に商業施設が集まりショッピングを楽しめますが、郊外にも幹線道路沿いにスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどがあり生活に困りません。市街地から車を20分ほど走らせれば、田園風景や豊かな自然を身近に感じられるでしょう。
教育環境は、保育園50園、認定こども園49園、幼稚園12園あり待機児童はここ数年ゼロです。また、小学校42校、中学校21校、高校13校に大学や専門学校もあるので進路の選択の幅も広いです。
交通利便性は、青森駅から仙台駅まで新幹線で約1時間10分と休日に遊びにいくことも可能です。また、JR青森駅から青森空港まではバスが出ており約35分で移動でき、空港からは全国の都市圏を中心に便が出ています。市内の移動手段は、市バスなども運行していますが買い物などの利便性を考えると基本的に車となるでしょう。
支援制度
子育てに関して、病児一時保育、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。
仕事に関して、農業移住・新規就農サポートとして就農相談から栽培管理まで一貫した指導・助言を行っています。
お試し移住に関して、青森の一部地域で移住体験やワーケーション体験を1泊2日または2泊3日で行うことができる制度があります。
そのほか、満70歳以上の高齢者のかたを対象に、市営バス・JRバスを乗車1回につき100円で利用できる乗車証を交付します。
子育て世帯におすすめ!教育環境充実なまち
弘前市
弘前市は、約18万人が暮らし上述した青森市、八戸市に次ぐ3番目の規模です。弘前藩の城下町として栄えた歴史ある街。桜の名所である「弘前城」や「弘前ねぷたまつり」、「りんご生産量日本一」でも知られています。四季の移り変わりを楽しめる風土に加え、市街地もあったり郊外には田園風景が広がっていたりと”とかいなか”な町でもあります。
生活環境は、市街地には住宅や店舗、医療機関も多いため利便性がよく、郊外には豊かで美しい自然に触れ合うことができる環境です。車があれば日常生活で困ることは無いでしょう。
教育環境は、保育園38園、認定こども園30園、幼稚園7園あり待機児童はここ数年ゼロとなっています。小学校33校、中学校19校、高校10校に国公立大学もあるので教育環境が充実しています。
交通利便性は、新青森駅まで特急つがるに乗って約27分という距離感です。新青森駅まで出れば、東京まで新幹線はやぶさで3時間14分でアクセス可能です。青森空港までは市内からバスが出ており約55分で到着します。都市圏への移動の頻度が多いお仕事をされている方は少し不便です。
支援制度
子育てに関して、18歳未満のお子さんの医療費が無料であったり、ひろさき多子家族応援パスポート、児童手当など経済的な支援があります。
住まいに関して、空き家・空き地の購入、賃借、解体などに補助金を交付しています。
仕事に関して、就農に家賃の経費補助といった手厚い支援があります。
お試し移住に関して、弘前圏域への移住や二地域居住を検討している方へ一定期間生活体験ができる場を提供しています。
平川市
平川市は、約3万人が暮らす風光明媚で交通利便性の高い田舎まち。津軽平野の南端にあるため南側は秋田県との県境となっています。田園風景を駆ける鉄道や、個性豊かな平賀温泉郷や庭園など、豊かな自然の中で昔ながらの風景に出会えるノスタルジックなまちです。
生活環境は、薬局やスーパー、コンビニ、銀行など市内に全てあり実際に住んでいる方も「車があれば不便は無い」とのこと。交通道路が広く、近隣の弘前市や黒石市への通勤・通学・買い物のアクセスも良いため、近年若い世代の移住者が増加しています。
教育環境は、子育てのサポートが充実し保育園1園、認定こども園12園、幼稚園1園あり待機児童はゼロです。小学校9校、中学校4校、高校2校あり、弘前市や青森市内も通学圏内なので、進路選択の幅は広いでしょう。
交通利便性は、弘南鉄道弘南線の平賀駅が平川市の中心となる駅です。弘南鉄道で弘前市へも近く、JR奥羽本線で新青森へも1時間ほどです。市街地から高速道路へのアクセスも便利です。
支援制度
子育てに関して、出産祝い金として第3子以降のお子さんには 30万円の給付、中学校卒業までのお子さんの医療費が無料、多子世帯の保育料無料化、保育所等副食費無償化などがあります。
住まいに関して、移住者・子育て世帯・新婚世帯に対して住まいの購入の費用の補助があります。
仕事に関して、空き店舗などを活用し創業する方へ家賃を最大5万円、リフォーム等の経費を最大100万円補助しています。
お試し移住に関して、「オーダーメイド型移住お試しツアー」を実施しており「移住後の暮らし」をイメージできるツアーを開催しています(募集期間をチェックしてみてください)。
どっぷり田舎暮らししたい人におすすめ!自然が豊かなまち
階上町
階上町は、約1.3万人が暮らす田舎まち。青森県の最東南端にあるため県内で一番早く朝日の昇る町。町内には、三陸復興国立公園に、平成25年に三陸ジオパークに指定された標高739.6mの階上岳や、階上海岸といった雄大な自然があります。階上町は酪農が盛んで、養鶏や養豚の産出額が高く、そのほかお米やねぎなども収穫されます。
生活環境は、八戸市と岩手県に隣接し、八戸市まで移動すれば日常生活に困りません。町内には、必要最低限の地元のスーパーやコンビニ、薬局などは点在しますが、例えば高度な医療を受けたい場合は総合病院のある八戸市へ出る必要があるでしょう。町内には、診療所2院に、歯科医院3院あり最低限の治療はできる環境です。
しかし、海・里・山がコンパクト楽しめる環境で、釣りや登山、みちのく潮風トレイルのウォークなど、身近にアウトドアを楽しむことができます。
教育環境は、保育園1園、認定こども園3園、小学校4校、中学校2校あります。また、八戸工業大学に通う学生が多く住んでいるため、若い方の人口割合も高いです。
交通利便性は、基本的に車での移動がメインとなり近隣の都市部である八戸まで約35分です。青森市市街地には車では2時間30分ほどかかります。県外への旅行などは八戸駅まで移動し、そこから新幹線を利用することになるでしょう。新幹線で八戸駅から東京駅まで3時間、仙台まで約1時間20分、盛岡約30分となります。
支援制度
子育てに関して、学校給食費無償化、保育料軽減、医療費の助成だけでなく、経済的理由で就学困難な方へ奨学金を貸与する制度があります。
住まいに関して、JR階上駅や八戸久慈自動車道階上IC近くの団地の土地を価格を引き下げて販売する制度があります。新築する方、若年夫婦・子育て世帯には、最大110万円の補助金などがあります。
仕事に関して、就農に関する制度があります。
1人暮らしにもおすすめ!利便性の高いまち
おいらせ町
おいらせ町は、県内で最も人口の多い町で約2.5万人が暮らします。青森県内の主要な都市へのアクセスが優れているため、近隣都市のベッドタウンでもあり、県内でも数少ない人口が増加している勢いのある町です。
生活環境は、大型イオンモールやスーパーが多数出展しており町内で生活に必要なものはすべて揃い、映画館もあります。しかし、町内の買い物は基本車となるでしょう。
教育環境は、認定こども園13園、幼稚園1園があり待機児童はゼロ。そのほか、小学校5校、中学校3校、高校1校あり、近隣都市も通学圏なので進路の幅が広がります。
交通利便性は、青い森鉄道の駅が2駅あり電車でも近隣都市へアクセス可能。また、車で三沢空港へ20分、青い森鉄道三沢駅まで15分、JR八戸駅まで25分なので、八戸市・十和田市・三沢市へ30分以内で到着します。また、町内には本数は少ないですが町民バスも運行しているので高齢になっても安心できます。
支援制度
子育てに関して、小中学校の給食費無料をはじめ、第3子以降の保育料無料化、中学生以下の子どもの医療費無償化、児童館、放課後児童クラブの利用料の無料化など手厚い支援があります。
住まいに関して、おいらせ町の一部区域へ移住され住宅の取得や実家のリフォーム等を行った方へ補助金が出ます。
青森県で海と山に囲まれ生活する
春のさくらまつり・夏のねぶた・秋の奥入瀬渓流・冬の十和田湖と、四季折々の表情を楽しめる青森県。
青森の起点となる青森空港やデッキから米軍や航空自衛隊の航空機を見渡せる三沢空港、新幹線でアクセス可能な青森駅・八戸駅・七戸十和田駅と交通機関も整っています。
デュアルライフの場所として、青森県も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
自然に囲まれた地で子育てをしたいと移住してくる若い家族や、定年退職を機に移住しようと、現役のうちからセカンドハウスを構えて二地域居住をする人などが増えています。
また都会で働く若い世代で農業への関心が高まっている人も多く、日頃は最先端の企業で働きながら、週末は田舎で農業をして過ごすなど、二地域居住というライフスタイルは人生設計の上での一つの選択肢となっています。ぜひ、参考にしてみてください!
青森県のおすすめ情報
実際に青森県へ2拠点生活された方のインタビュー記事を読むことで、イメージが鮮明になります。
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。