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【北部九州エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング

公開日:2023.01.19 最終更新日:2023.02.24
【北部九州エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング

この記事を読んでいるあなたは、漠然と「地方で自然豊かな土地へ移住したい」といった気持ちを抱いているのではないでしょうか。

「働き方改革」という単語が、ある時期から注目を浴びるキーワードになって久しいですが、2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により働き方はもちろんライフスタイルの変化を余儀なくされた方も多いことでしょう。

都市部から北部九州エリアで移住・二拠点生活する場合、どこの地域がおすすめなのでしょうか?

今回は月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した、「2023年版第11回 住みたい田舎ベストランキング」の結果を参考に、それぞれの市町村を自治体の人口規模別に紹介していきます。

ちなみに、全国の総合ランキングはこちら

それではさっそく見ていきましょう!

目次

北部九州エリア おすすめの田舎ベスト10

1位 豊後高田市(大分県)

豊後高田市
豊後高田市

豊後高田市は、約2万人が暮らす国東半島の西部にある田舎まち。かつては海運と商業の街として栄え、最近では昭和レトロな商店街の街並みが注目され、年間40万人が訪れています。

宝島社から出版されている「田舎暮らしの本」で発表される「住みたい田舎ベストランキング」で豊後高田市は2023年1月発行されたランキングを含めて11年連続ベスト3の評価を得ています。

市のHPには「全国トップレベル、本気の子育て支援」と大きく標榜し、様々な施策がとられています。

例えば、誕生祝い金という支援制度。第1子、第2子に10万円、第3子に50万円、第4子以降は100万円を贈呈されています。第5子にはなんと200万円!

その他にも、保育料、幼稚園授業料がすべて無料、市内保育園・幼稚園・小学校・中学校の給食費がすべて無料、妊娠中の医療費も無料、お子様の医療費も無料!

「経済的な支援」という側面から見ると、子育て世代に選ばれないわけない!そんな自治体です。

ちなみに、子育て支援が非常に手厚いため、われわれが独断と偏見で選んだ「子育て支援制度が充実している移住先」ランキング第1位に選ばせていただきました!

2位 宇佐市(大分県)

宇佐市
宇佐市

宇佐市は、約5.5万人が暮らす自然豊かな歴史あるまち。自然環境は、海・平野・山と豊富で変化に富んだ地形を有しており、平野部は県内最大の穀倉地帯、山間部には西日本有数のブドウの産地と、農業環境に恵まれています。

宇佐市の市街地はコンパクトに必要なものがぎゅっと集まり、市内各地に温泉もあるので、歴史的な寺院めぐりや温泉も楽しめます。市内の中心部に大型スーパーや量販店が複数あるので車での生活がメインでしょう。

他にも日常生活に必要なドラッグストアやコンビニ、新鮮なお野菜が売られている産直市場、銀行なども一通り揃っています。

子育てに関して、高校卒業までのお子さんの医療費助成、保育料の無償化、副食費の無償化があります。また、出産祝い金が5万円、それ以降小学校入学に3万円、中学校入学5万円、高校等入学・就職等で5万円と都度経済的な支援があります。さらに、2022年度から子育て世帯の移住者にはマイカーの購入費を最大100万円補助してくれる制度があります!

住まいに関して、子育て世帯の住宅の購入とリフォームに対して最大200万円(移住応援給付金+移住奨励品等)を補助しています。また空き家のリフォームに最大100万円の補助金があります。

3位 臼杵市(大分県)

臼杵市
臼杵市

臼杵市は、約3万人が暮らす小さなまち。臼杵城跡を中心とした城下町エリア、臼杵湾を囲む海エリア、肥沃な大地が広がる山エリアと自然に囲まれながらも、通勤・通院・買い物などコンパクトにまとまったまちです。

生活環境は、市内には地元のスーパーをはじめ中規模のショッピングセンターや総合病院、コンビニ、産直市場と車があれば生活には困らないコンパクトシティです。また、市が全面的に有機農業を推進しており安心・安全で新鮮な食材が安価に手に入るでしょう。

子育てに関して、子育て世帯の引っ越しに伴う不動産仲介手数料を最大5万円、引っ越し費用を最大5万円補助しています。保育料の軽減制度や、中学校卒業までのお子さんの医療費の無償化があります。

4位 国東市(大分県)

国東市
国東市

大分県北部の国東半島東部にある国東市は、約2.8万人が暮らす海や山を身近に感じられるまち。

瀬戸内海国立公園や国東半島県立自然公園、国指定名勝に指定されるなど、風光明媚な自然に囲まれています。近年では国東市を含む国東半島宇佐地域が「世界農業遺産」に認定され、農業が盛んな里山の風景が残ります。

国東市市内には、コンビニや地元のスーパーなど最低限の生活に必要なものは一通り揃っています。

子育て環境については、待機児童数はゼロで中学生まで医療費が無料で、交通利便性も大分空港が国東市にあるため大分空港まで車で約15~20分と全国各地へ旅行も気軽に行けますよ。

5位 五島市(長崎県)

五島市
五島市

五島市は、 約3.7万人が暮らすまちで年間200人を超える人が移住している人気のまち。特に30代以下の若い世代の移住が目立っており、移住先でのコミュニティなどには先輩移住者が多くいるため困らないでしょう。島の中には空港があり福岡まで約40分、長崎へ約30分でアクセスできます。

五島市の特筆すべきは、ぐるりと海に囲まれた自然。市内では、海のレジャーがおすすめで、サーフィン、SUPといったマリンスポーツが人気。また、魚種が豊富かつ新鮮で、四季を通して地元の野菜も産直市場で安く手に入ります。島での暮らしといえど、移住体験者からは「島内で生活必需品は揃う」との声もあるため不便は無いでしょう。しかし、映画館や娯楽施設は無く、日常静かでのんびりとした暮らしを送ることになるでしょう。

教育環境は、保育所が21か所あり待機児童はゼロで18歳までのお子さんの医療費が助成されます。

そのほか、空き家リフォーム費用の助成、子育て世帯の引っ越し費用の助成があり、お試し移住に関して、最長3か月無料で滞在できる短期滞在施設があります。

6位 大分市(大分県)

大分市
大分市

大分市は、約48万人が暮らす大分県の県庁所在地。都市機能も自然の豊かさもハイレベルに兼ね備えた東九州を代表する中核都市です。街の中心部には多くの商業施設が立ち並びますが、農林業も盛んな郊外や里山、漁師町も広がる沿岸部もあるので、あなたに合ったライフスタイルを選びやすいまちでしょう。

大分駅には、大きなアミューズメントプラザ「JRおおいたシティ」と呼ばれており、ショッピングモールやレストランなど商業施設が豊富。また、JRの路線は3線が走り、高速道路も市内をほぼ東西に横断しており、博多駅まで特急で約2時間、北九州市にある小倉駅まで約1時間30分です。また、大分駅から大分空港まで高速バスが出ており約60分で移動できるため、全国各地への旅行も可能です。

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が補助されます。また幼稚園や認定こども園の預かり保育をする場合、利用料が一定の金額まで無償となります。

住まいに関して、移住者が市内で住宅を新築した際最大100万円の補助金が出ます。

大分市の詳細記事はこちら

7位 日田市(大分県)

日田市
日田市

大分県西部に位置する日田市は、人口約6.5万人の都市。令和3年度の県外からの移住者は175世帯269人と6年連続で大分県内第1位という名実ともに人気の地域。

市内には多くの水路が流れ込んでおり「水郷(すいきょう)」と呼ばれる河川や湖沼が多くある景勝地がたくさん点在しています。周囲を山に囲まれた盆地で、寒暖の差が激しいことも日田市の特徴。

日田市のきれいな河川や街並みは一朝一夕で造られたものではなく、市を挙げて「水と緑があふれ未来輝くまち~水郷ひた~」をスローガンに河川づくり、森林づくりに注力しています。

そんな日田市には、新婚さんの新生活を経済的な支援で応援する制度(最大30万円)や日田市空き家バンクに登録されている物件に入居することで、経済的な支援を受けることができます。

お試し移住体験にも力を入れているので、日田市への移住を視野に入れている方は宿泊費用の補助を受けることができます。

8位 杵築市(大分県)

杵築市
杵築市

杵築市は、東に伊予灘、南に別府湾と、東南部は眺望の美しい海岸線を有しています。また、北は両子山から連なる山々、西部は鹿鳴越山系、雲ヶ岳など、なだらかな山々に囲まれた自然豊かな地です。

市は、坂道に囲まれた全国的にもめずらしい城下町の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に認定されています。伝統ある多くの神社・仏閣があり、身近に歴史文化に触れることができます。

一方で、市内中心部から大分空港まで車でわずか20分で移動でき、東京まで90分と県外へのアクセスが非常に便利です。自宅から羽田空港まで2時間半もあれば十分に移動できるでしょう。JR杵築駅からJR小倉駅まで特急ソニックで1時間4分。温泉で有名な別府・湯布院へも車で30分でアクセスできます。

そんな、杵築市は中学生までの医療費がすべて無料で待機児童もゼロ。休日保育や一時預かり保育をはじめ、子育てほっとクーポン、ファミリーサポートセンター、病児保育もあります。

中古住宅購入について、200万円以上の中古住宅を購入した方へ20万円(子育て世帯30万円)補助があります。空き家バンク物件を取得した人は、200万円以上の物件の購入または改修で、最大100万円の補助があります。家財処分費を上限10万円まで補助します。

9位 北九州市(福岡県)

北九州市
北九州市

北九州市は、政令指定都市であり人口は九州地方のなかで福岡市の次に多い95万人です。北九州市は日本海に面した九州の玄関口でもあるため、訪れる人も多く街も整備されています。エリアによっては釣りやサーフィンなどを楽しめる自然が身近に感じられる面もあります。

生活環境は、2022年にオープンしたTHE OUTLETS KITAKYUSHUをはじめ、大型の商業施設が豊富です。いろいろな飲食店や流行のアパレルショップ、お洒落なカフェも多数あるので飽きません。

教育環境は、11年連続で待機児童0人であり、保育所や認定こども園などの数が充実しているのはもちろん、1歳児五人に対し保育士1人という基準を設けており、質の高い保育サービスを提供しています。また、子どもが遊べる施設として「子育てふれあい交流プラザ」「子どもの館」「親子ふれあいルーム」「放課後児童クラブ」も市内に点在しているので子育てしやすいでしょう。

体験移住に関して、お試しで市の雰囲気や環境を移住前に体験できる制度があるため、移住前に活用しましょう。

北九州市の詳細記事はこちら

10位 佐伯市(大分県)

佐伯市
佐伯市

佐伯(さいき)市は、約7万人がおり市域の一部は日豊国定公園に指定されており、日本でも有数の美しい海と海岸を有しています。九州最大の面積を誇り、市内のエリアによっては、歴史深い町やサンゴがいる海、里山、蛍も生息する渓流など、さまざまな特徴を持ちます。

生活環境については、車があれば市街地まで気軽にアクセスでき地元のスーパーや各所に点在するコンビニ、ドラッグストアなどで一通り日用品は揃います。

支援体制は、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。そのほか、空き家バンクや、お試し滞在補助、18 歳未満の子どものいる世帯30万円の補助金や空き家の活用に最大100万円の補助などがあります。

【そのほか、都道府県の記事】

地方の移住先を選ぶポイント

まずは仕事があるか

生きていくためにはお金が必要です。もちろん、自分で農業するなど工夫をすれば、都会に比べて固定費はかなり安くなるのでたくさんのお金を稼ぐ必要はありません。

しかし、学費や車の車検、自然災害などにより突発的な出費があります。

その地域でどういった仕事があるのか、その仕事は自分に合っているかという点は、最優先で調べましょう。

都市部の企業に勤めてリモートワークをされている方やフリーランスの方も、確実な安定収入といえるまでは最悪の場合を想定してリスクヘッジをする意味でも、移住先の仕事について調べておくことがベターです。

地域おこし協力隊に着任するというのも1つの手段です。

興味がある方やそもそも地域おこし協力隊について知らない方はこちらをチェック!

地方での仕事探しについてまとめ記事はこちらです!

子育てを安心してできる環境が整っているか

地域の治安や病院の数、共働きの場合は託児所などのチェックは言うまでもありませんが、地域や近隣の方々も積極的に子育てをサポートしてくれる地域の風土や環境があるかは大事です。その点、すでに移住者が多い地域は移住者同士のコミュニティがあるため、子育てに関する悩みや相談をしやすい環境ですよ。

経済的なサポートだけでなく子育てに関する心理的な悩みにも寄り添ってくれる自治体かという視点も忘れないようにしましょう。

また、人気の移住地は「待機児童が0」と謳っていることも多いでしょう。しかし、移住した土地に高校が無かったり、偏差値が低かったりとお子さんの教育環境が想像していたことと違うケースもしばしば。

幼児期以降の高校進学までを想定して移住地を選ぶことも心がけましょう。

【合わせて読みたい記事】

高齢になり運転ができなくなっても大丈夫か

年齢とともに車を運転することができなくなるタイミングが、その土地にずっと定住しているとおとずれるでしょう。

そんな状況になっても、生きていける環境があることはとても大事なことです。

例えば、最低限の移動手段を確保するために下記のようなこともチェックすると良いでしょう。

  • 少し歩けば市バスが通るバス停まで行くことができる
  • 乗合タクシーがある

そうは言っても、「遠い将来のことは分からない!」そんな声も聞こえてきそうですが、頭の片隅に置いておくことが重要だと感じます。

特に物件を購入する場合は、簡単に物件を引き払うこともできないケースがあります。引っ越しをしても、物件の維持費や固定資産税が余分にかかることもしばしば。

そのため、頭の片隅に置いておくことで、大事な選択を迫られた場合にしっかりご自身で考えることにつながるはずです。

移住の前にまずはお試し滞在から

地元に帰省するIターン移住ならまだしも、U・Jターンでの移住の場合は、ご自身が住んだこと無い、良く知らない地域であることが多いでしょう。

移住は豊かな自然環境といった目に見えるメリットもありますが、実際に住んでみないと分からないことが多いことも事実。暮らすように長期滞在することで、その土地が自分の理想のライフスタイルに合っているかを判断でき、失敗や後悔するリスクを減らすことができます。

「移住したい」「自然豊かな土地で暮らしたい」という気持ちがある方の多くは、具体的にどのように行動へ移せばよいか分からない方も。

こちらの記事では、移住するうえでのステップをまとめています。

                 

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