岐阜県中津川市が移住におすすめな理由|東海の住みたい田舎 第1位
目次
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中津川市はどんなまち?
中津川市は岐阜県の東南部に位置し、東側には木曽山脈、南側には三河高原が広がり、市の中心部を木曽川が流れる自然に恵まれた、人口7万人ほどの街です。
岐阜県内で6番目の広さで、街のシンボルとして知られる恵那山をはじめとした山々に囲まれた、豊かな自然環境を有する中核都市でもあります。古くから東山道、中山道、飛騨街道などの交通の要衝として栄え、近年は中核工業団地の完成により多くの企業が進出し、商工業都市としても発展を遂げてきました。
江戸時代に賑わいを見せた3つの宿場町をはじめ、数多くの名所や旧跡が残されており、休日になると観光客で賑わいます。また、将来的にはリニア中央新幹線の駅設置が予定されているため、街の環境が大きく変化することが見込まれています。
「田舎暮らしの本」2023 年 2 月号(㈱宝島社)の第11回「住みたい田舎」ベストランキングで、中津川市は東海エリアの総合部門で1位を獲得し、若者世代・単身者部門、子育て世代部門で1位、シニア世代部門で2位にランクインしました。
出典元:『中津川市 報道発表資料 令和5年1月4日 』
中津川市が住みやすい理由
・生活に必要な施設が市内に一通り揃っている
・都会や観光地へのアクセスが良好
・子育てに適した環境が整備されている
・都会と比較して住居費を抑えられる
・駅周辺には、中津川市民病院をはじめとした多数の病院やクリニックが点在
子育て環境について
中津川市は、子育て世帯に嬉しい支援が充実しています。豊かな自然もあり、公園やスポーツ施設のほか、室内での遊び場も揃っていてのびのびと子育てできます。
医療・子育て支援
・中学校3年生修了までの子どもの医療費を助成
・病後児保育や一時預かり保育などのサポート体制が整備
・同じ子育て世代との交流の場となる子育て支援センターなどの施設が充実
教育支援
・高校生のバス通学定期券購入費を助成。
・域学連携制度により、市外からの学生の地域活動参加を支援(1団体あたり100万円の補助金)
・世界的に著名な教授陣による「岐阜サマー・サイエンス・スクール」で、市内外の中学生に理科教育を提供
・県内トップクラスの奨学金貸与制度(大学生は最大60万円、高校生は最大36万円まで)。
子育て中の方は、移住前に中津川市の「安心・子育てガイド」をチェックしておきましょう。
どんな仕事がある?
中津川市は製造品出荷額が県内5位を誇る、製造業の盛んな街です。古くは製紙業が中心でしたが、現在は中核工業団地をはじめとした各地の工業団地に多くの企業が進出しています。
参考記事:『中津川市定住情報ポータルサイト「中津川に住もう!」』
就職支援
就職の際には、ハローワークに加えてワーカーサポートセンターでも就職支援や相談を行っており、働くための環境が整えられています。
ワーカーサポートセンター
市が独自に開設した、カフェスタイルの勤労者向け相談支援センターです。きめ細やかなマッチングによる職業紹介も行っています。
就職情報配信事業「ジョブなビ」
中津川市で働きたいと考えているU・Iターン希望者などに向けて、市内企業の求人情報などを提供するサービスです。
新規就農希望者への支援
就農を希望する人に対して、行政、JA、生産者組合が連携して相談・支援を行っています。本格的な研修期間中は、住居費の助成(上限2万円)も受けられます。
交通利便性は?
市内の主要な交通手段は自動車となっています。中央自動車道の中津川インターチェンジを利用することで、名古屋方面や東京方面へのアクセスが可能です。
特急電車を使えば約1時間で名古屋まで行くことができ、名古屋から新幹線に乗り換えれば、東京や大阪へも容易にアクセスできます。
将来的にはリニア中央新幹線の開業により、さらに利便性が向上することが期待されています。
お買い物しやすい?
中津川市の暮らしやすさを支えているのが、市内に充実した買い物施設があることです。日用品からグルメまで、市民の生活を支えるコンビニやスーパーが市内各所に点在しています。大型ショッピングセンター「ルビットタウン中津川」では、ファッションや雑貨、レストランなど幅広いジャンルのお店が集まっており、まとめ買いにも便利です。
公共交通機関としては、市内9地区でコミュニティバスが運行しており、1回200円で乗車できます。
中心部から離れた場所に住む場合でも、マイカーがあれば、日常の買い物や通院など、生活するうえで不便を感じることはほとんどないと言えます。
中津川市には移住支援制度がある?
移住支援金
東京23区に居住していた方や東京圏に居住し東京23区に通勤していた方を対象に、移住支援金を用意しています。単身の場合は最大60万円、2人以上の世帯であれば最大100万円の支援金を受け取ることができる可能性があります。
空き家バンク・民間空き家紹介
市内の信頼できる不動産業者等22社と提携し、空き家情報の提供を行っています。市が運営する空き家バンクに登録された物件だけでなく、民間の空き家物件情報もあわせて紹介してもらえます。移住希望者のニーズに合った物件探しを、多角的にサポートしてくれる仕組みです。
U・Iターン者住宅
中津川市では、Uターン・Iターンで移住する方や若者向けに、市内11団地73戸のUI ターン住宅を用意しており、家賃負担を抑えながら新生活をスタートできる環境が整っています。
住宅耐震化・リフォーム助成制度
移住先として中古住宅の購入を検討する際は、建物の耐震性が気になるところですが、中津川市では、無料の耐震診断を行っています。また、耐震補強工事が必要と診断された場合は、工事費の一部を補助する制度も用意されています。
勤労者住宅資金融資制度
中津川市内の事業所に勤務する方は、住宅資金融資制度を活用できます。最大2,000万円まで融資を受けられるので、マイホーム購入の夢をサポートしてくれる心強い味方です。
中津川市の暮らしを楽しむには?
中津川市は大自然に囲まれた魅力的なエリアです。東には中央アルプス、南には恵那山、北西には御嶽山が連なり、雄大な山並みを眺められます。さらに、日本三名泉の一つ下呂温泉にも隣接しているので、温泉を楽しむこともできます。
自然だけでなく、歴史ある街並みも中津川市の魅力です。中心地には中山道の宿場町として栄えた中津川宿が今も残っており、江戸時代にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気を味わえます。恋人や夫婦におすすめなのが馬籠宿です。石畳の坂道を歩きながら古い街並みを散策でき、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
中津川市には、子連れで楽しめるスポットもたくさんあります。自然の中でのびのび遊べる体験施設や、パワースポットなど、家族で訪れたい場所が満載です。
郷土芸能、催し物
中津川市には古くから受け継がれている伝統芸能や祭りがあります。なかでも有名なのが、蛭川地区の「杵振り踊り」。県の重要無形民俗文化財にも指定されているこの踊りは、五穀豊穣を願う人々の思いが込められているそうです。約300年前に雨乞いの祈願として始まった「おいでん祭」で行われる風流踊りや、秋には「中津川ふるさとじまん祭・菓子まつり」も見逃せません。
郷土料理や特産品
全国的に有名な栗。栗きんとんをはじめとする加工品は、訪れた人へのお土産としても喜ばれます。うまみ濃厚なトマトやナスなどの野菜、清流で育ったアユなどの川魚も特産品のひとつです。
名物の五平餅は、一般的な「わらじ型」や「小判型」ではなく、丸い団子状のご飯を串に刺し、味噌とクルミを使ったタレに浸して焼き上げるのが中津川流で、香ばしい香りとほどよい甘辛さが後を引く美味しさです。
和菓子処としても名高い中津川。昔から中山道を歩く旅人を癒やすために、工夫を凝らした和菓子が作られてきました。「からすみ」もその一つです。
そば好きにはたまらない「おいしい信州そば」の産地でもあります。白い胡麻をまぶした「胡麻そば」など、ユニークなメニューもあります。
中津川市への移住はどんな人におすすめ?
中津川市は、岐阜県の中央部に位置し、豊かな自然環境と歴史ある街並みが調和した魅力的なエリアです。周囲を中央アルプスや恵那山、御嶽山などの山々に囲まれ、清流が流れる自然豊かな土地柄は、日常生活に安らぎと癒しを与えてくれます。
江戸時代には中山道の宿場町として栄え、その面影は現在も中津川宿の街並みや中山道歴史資料館などに残されています。
喧騒から離れ、静かで平和な生活を望む人にとって、中津川市は最適な移住先の一つといえます。騒音に悩まされることなく、自然に囲まれた環境の中で健康的な暮らしを送りたい人におおすすめの街です。
中津川市(岐阜県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
岐阜県中津川市は【全国版】おすすめの移住先:利便性も兼ね備えた地方都市(人口5万~10万人)、3位に選ばれています。
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