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ワーケーション補助金の申請方法と注意点〜新しい働き方をしよう〜

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ワーケーション補助金の申請方法と注意点〜新しい働き方をしよう〜 | 二拠点生活

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リモートワークが浸透する現代社会において、仕事と旅行を両立する「ワーケーション」が注目され、政府や自治体がワーケーションを積極的に促進するべく、補助金制度を設けていることがあります。本記事では、ワーケーション補助金の申請方法や注意点について解説します。

実際にワーケーション体験した方が感じた声や体験談も紹介しているのでぜひお読みください。

ワーケーション補助金とは何?

ワーケーション補助金の概要

ワーケーション補助金とは、テレワークやリモートワークを行うために、旅行費用や宿泊費用を補助する制度のことです。主に地方自治体が実施しており、新型コロナウイルスの影響による働き方の変化や地方活性化を促すために導入されています。

補助金の対象や条件は様々であり、申請方法や利用方法については詳細が異なります。

ワーケーション補助金が設けられた背景

新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークが普及したため、地方の宿泊施設や観光業などの活性化にもつながる、ワーケーション支援制度が導入されました。

また、ワーケーションを機に訪れた都市部の方が、地方に移住するケースも増えており、地方の人口減少を防ぐためにも今後ますます注目されるでしょう。

エリア別ワーケーション補助金がある地域

リモートワーク

北海道地方

①函館市

函館
函館の街並み

函館市では、定期的に「函館市ワーケーション体験ツアー」の募集をしています。

仕事だけでなく休暇もしっかり取れるようプランニングされた、3泊4日もしくは6泊7日の「ワーケーション」を体験できます。

対象者:道外の企業に勤務する方(個人事業主も可)

期間:3泊4日、または6泊7日

補助額:
・3泊4日の場合〜16,500円
・6泊7日の場合〜33,000円
*参加者負担(移動交通費+市負担分以外の費用)

函館市のワーケーション紹介サイトはこちら

②富良野市

北海道 移住 デュアルライフ
富良野市

富良野市では、市内の宿泊施設に滞在し、テレワークや研修などをする方へ、宿泊費やレンタカー利用料の一部を助成しています。

対象者:細かい条件があり、4泊以上滞在やレンタカーを借りる地域、SNSで拡散すること等が条件です。 

期間:最大7連泊分

補助額:
・宿泊費(素泊まりor朝食付)5,000円(1泊/1人)/10,000円
・レンタカー利用料2,500円 

富良野市のワーケーション紹介サイトはこちら

東北地方

③秋田県

秋田県

東北地方では、秋田県が「ワーケーション実践団体奨励金交付事業」を行っています。

対象者:県外に本社がある企業や団体であることをはじめ、秋田県内で、仕事と余暇活動を組み合わせて滞在することや、3泊以上することなど簡単な条件をクリアすれば申請できます。

交付額:1企業または1団体につき10万円

秋田県のワーケーション紹介サイトはこちら

関東地方

④日光市

栃木 移住 デュアルライフ
日光市

日光市では、「ワーケーション実施支援補助金」を交付しており、1泊以上のワーケーション(市内宿泊)を実施した場合に補助金がでます。対象者の制限もほとんど無いので、都内の方は利用しやすい制度でしょう。

対象者:民間企業またはその社員

補助額:1泊につき宿泊費の1/2を補助(上限5,000円)

日光市のワーケーション紹介サイトはこちら

⑤逗子市

神奈川県 移住 デュアルライフ
逗子市

逗子市は、神奈川県の海沿いのまちで都心在住者にとっては利用しやすい立地なのでおすすめです。

ビーチでのんびり、ゆったりリフレッシュでき、マリンスポーツ体験やサイクリング、低めの山でハイキングなんかもできますね。アクティビティやコンテンツも豊富なので下の紹介動画も参考までに!

補助対象:テレワークの活用を通して柔軟な働き方を推進している法人 *条件あり

ワーケーション補助額:

①〜④のような経費がほじょされ補助率50%で上限20万円!
①ワークスペース利用費
②交通費
③宿泊費
④アクティビティ利用費など

逗子市のワーケーション紹介サイトはこちら

近畿地方

⑥京都府

京都 移住 デュアルライフ
京都市

京都府では「多様な働き方推進事業費補助金(テレワークコース)」を企業向けに用意しています。個人が利用するというよりかは、企業や個人事業主向けとなります。

補助対象事業:中小企業の従業員が新たにテレワークを実施する企業

補助対象経費:
旅費、消耗品費、印刷製本費、教育研修費、役務費、委託料、備品購⼊費など

補助額:
中⼩企業者等:補助対象経費の2分の1以内(上限50万円)
⼩規模企業者:補助対象経費の3分の2以内(上限50万円)

京都府のワーケーション紹介サイトはこちら

⑦奈良県奥大和

春の大和

奈良県の奥大和地域では、ワーケーション利用者に向けて「レンタカ-助成」を行っています。

対象者:指定のレンタカー会社とワーケーション施設を利用し、アンケートに協力OKの方
助成額:レンタカー1泊につき2,000円(上限1万円)

※令和4年3月まで延長されていますが、直近の状況はお問い合わせしてみてください

奥大和のワーケーション紹介サイトはこちら

中国・四国地方

⑧広島県

移住広島
(写真提供:広島県)

広島県では、広島でのワーケションとして「ちょっと広島県 短期プロジェクト」する場合、かなりの補助率で様々な経費を補助しています。こちらは個人で利用するというより、企業向けの支援策ですね。

対象者:社員が4人以上の企業等

助成例:
①コワーキングスペース使用料 *最大3ヶ月分50%助成
②交通費 *交通費の50%助成
③ホテル宿泊費 *宿泊費の50%助成

広島県のワーケーション紹介サイトはこちら

九州地方

⑨佐賀県

佐賀市
佐賀市

佐賀県では、「お試しテレワーク移住補助金」を交付しており、佐賀県へのテレワーク移住を希望・検討している方へ支援を行っています。

期間:15日(14泊15日)以上3か月以内

補助額:1人当たり15万円上限(対象経費の3/4 ※宿泊費、交通費、施設利用料、レンタカー費用)

 佐賀県のワーケーション紹介サイトはこちら

ワーケーション補助金の対象者や申請方法

ワーケーション補助金の対象者

ワーケーション補助金は、基本的に以下のような条件を満たす人が対象となります。

・対象の地域外の居住者
・テレワークを行う人

また、最終的に移住や企業のオフィスの移転にもつなげたいという狙いもあるので、そういった意向についても確認されることがあります。

必要な書類と申請先の情報

ワーケーション補助金の申請方法は、自治体によって異なりますが、一般的には以下のような手順になります。

①申請書類を入手する

申請書類は、自治体のホームページからダウンロードするか、直接窓口に取りに行くことができます。

②必要書類を用意する

必要書類は、自治体によって異なりますが、一般的には以下のものが必要となるケースが多いでしょう。

  • 申請書
  • 旅行代金の領収書
  • 宿泊費の領収書
  • 自己負担分の領収書

※基本的に利用者金額に応じて補助金額が決まるので、領収書などを誤って捨てないよう気を付けましょう。

③申請書類を提出する

申請書類は、窓口に提出や郵送など自治体によって異なります。提出方法については、自治体のホームページで確認してください。

④審査結果を待つ

申請書類が提出された後、審査を受けます。審査結果は、自治体から直接申請者に連絡されます。

⑤受け取り

提出書類の中に口座振替の書類も含まれているので、そちらに記載した口座へ認められた経費に対して補助金が振り込まれます。

ワーケーション補助金の注意点

チェクポイント

さて、最後にワーケーション補助金を受けるにあたって、下記のような注意点は事前に把握しておくとよいでしょう。

・補助金の額や申請期限などは事前に確認
・支給条件には、仕事の内容や期間、宿泊施設の制限などがあるため要チェック
・補助金は支払った金額の一部を補助するものですので、基本的に全額補助されない
・必要な書類の提出や審査、申請期間なども設けられているので余裕をもって申請を

以上が、ワーケーション補助金についての概要や申請方法、注意点に気を付けてお得にワーケーションを行いたいですね!

補助金を利用して実際にワーケーションした人の声

ワーケーション体験した方が感じたメリットやデメリット

ワーケーションは、自由度が高く実際に行った方の声を見ても、良いコメントが多いです。以下に、ワーケーションのメリットとデメリットをまとめています。

メリット

・場所を選ばない自由度が高いのが良い

・(補助金を利用したことで)移動時間や交通費を節約できた

・リラックスできる環境で仕事ができた

・見知らぬ土地の文化や暮らしを経験できた

・これまでにはない価値観や仕事をしている方と出会えたり交流できた

・家族や友人と一緒に過ごすことができ新たな一面が見えた

・ストレス解消やモチベーションアップにつながった気がした

デメリット

・労働時間が増加した(余暇を満喫しすぎたのかも)

・ネットワーク環境が不十分な場合も

・生産性の低下につながるケースも

ワーケーションを計画する前に、自分にとっての最適な方法を考え、計画を立てましょう。

ワーケーション先の選びの注意点

最新情報は要チェック

自治体によっては、感染症予防などの理由から、募集を一時中断したり、年度によって実施していなかったりする場合もあります。事前に各自治体のホームページや電話、メールなどによる問い合わせを利用し、最新の実施状況を確認することをおすすめします。

移動時間や交通費も考慮

ワーケーションをするうえで、見過ごされがちなのが移動時間やコストです。ワーケーションの補助金が活用できる経費が宿泊代だけであったり、レンタカー代のみということも多いようです。その地域まで行くまでの交通費が対象で無い場合は、その費用が高くつくケースもあるので、今の住まいから近すぎず、遠すぎずという距離感もコストを抑えるという点では、大切でしょう。

ワーケーションの補助金制度を活用して旅をしながら仕事をしよう

ワーケーションについての概要や、エリア別に補助金がある地域を紹介しました。補助金の内容や対象者は自治体によって異なるので最新の情報を知りたい場合は、各自治体のホームページや、観光協会などでチェックしてみて下さい。

ワーケーションは、仕事をしながら観光やレジャーを楽しむことができる最新の旅行スタイルです。新しい環境で働くことで、日常のルーティンから解放されます。そして、創造力が刺激され、何か新しいアイデアが思いついたり、業務の効率化にもつながります。

ご自身のスタイルに合わせて、ワーケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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