【福岡県福岡市 最新版】移住や2拠点生活をする場合の支援制度について解説

福岡市は、人口約148万人の都市で九州の中枢都市として知られています。多岐にわたる国内交通網のほか、福岡空港や博多港による国際ネットワークの拠点としても重宝されているまちです。
今回は、そんな福岡市の基本情報と移住するにあたって知っておきたい市の特徴や支援制度について解説していきます。
福岡県での二拠点生活や移住を検討されている方はぜひこちらの記事も参考にしてみて下さいね!
福岡県のおすすめ情報
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
実際に移住や2拠点生活をされている方のインタビュー記事を読むことで移住後のイメージが湧きますよ。
福岡市の特徴
福岡県の県庁所在地である福岡市は2拠点生活を始めるにあたって、以下の点で非常に優れています。
- どこに行くにも交通のアクセスが便利
- 「コンパクトシティ」で生活に必要なものは市内ですべて完結する
では、一つずつ確認していきましょう。
移動に不便しない福岡市でデュアルライフを満喫
福岡市は、大都市なだけあって市内はもちろん、県外への移動も便利です。まず、市内には地下鉄の空港線・箱崎線・七隈線があり、どこへ行くにも楽にアクセスできます。
博多駅から天神までも地下鉄を利用すれば約5分です。また、空港から博多駅までも地下鉄で約5分の距離にあります。東京までの飛行機も1時間に3〜5本ほどあるため、距離や時間にもとらわれません。
九州でのデュアルライフで移動の利便性を重視するなら、福岡市ほど便利な場所は少ないでしょう。
生活に必要なものはすべて揃うコンパクトシティで快適な2拠点生活
福岡市は、行政サービスや商業施設などの生活で必要なものが市内に揃っている「コンパクトシティ」として知られています。飲食店が多くあり、ショッピングエリアである博多駅周辺や天神周辺も距離が近く、便利に移動できます。
商業施設や飲食店などが多く立ち並ぶ福岡市ですが、街の中心から山や海までも車で30分ほどです。そのため、福岡市での2拠点生活は都会の利便性と自然の良さ両方を楽しめるでしょう。
福岡市の移住支援制度
これまでは、デュアルライフをするにあたって知っておきたい福岡市の特徴についてご紹介しました。
ここからは、いざ移住する際に便利な市の移住支援金制度等をご紹介します。
移住支援制度に関する情報
福岡県では3大都市圏から県内への移住を考えている方に向けて移住支援金制度が設けられていますが、福岡市にはこの制度が適用されません。
そこで今回は、福岡市外から転入する方に適用される「福岡市空き家活用補助金」の制度についてご紹介します。対象者は以下の通りです。
- 福岡市外から転入する方または世帯分離により市内移動される方のいずれかに当てはまるうえで、空き家を取得・借りるの方法で市内に住む方
- 空き家を10年以上活用する予定の方
- 市外に居住する方は居住地における市区町村税の滞納がない方
これに 加えて、対象となる空き家は申請日から遡って1年間以上居住者または利用者がいない空き家となります。福岡市の空き家活用補助金制度に申請したい方は、市のホームページにて詳細をご確認ください。
福岡市が行っている支援制度一覧
福岡市では「福岡市空き家活用補助金」以外にも支援制度があります。それぞれ簡単にご紹介するので、福岡市への移住を検討している方は目を通してください。
支援制度名 | 支援制度内容 |
長期優良住宅の建築等計画の認定制度 | 住宅の構造や維持保全などについて長期優良住宅の認定を受けることで、新築住宅においての住宅ローン減税、登録免許税などの税制上の優遇 |
就学援助 | 市内の市立小・中学校に通学する子どもを持つ世帯のうち、経済的な理由で支払いが難しい家庭に金銭的な補助 |
特別支援学級の児童生徒に対する学用品費等の援助 | 小・中学校の特別支援学級あるいは院内学級に就学している児童がいる家庭の経済的な負担を減らすための金銭的補助 |
子ども医療費助成制度 | 市内に居住し、健康保険に加入する中学3年生までの子どもに対し、医療費の助成 |
ひとり親家庭等医療費助成制度 | 母子家庭の母および児童、父子家庭の父及び児童と父母のない児童で一定の所得額未満である方に医療費の助成 |
支援制度の詳しい内容や申請の方法に関しては、福岡市の支援制度ページをご確認ください。
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