【北海道中富良野町 最新版】移住や2拠点生活をする場合の支援制度について解説

北海道の中富良野町の移住・定住支援制度についてご紹介します。北海道の中富良野町ってどんなところ?移住・定住支援制度は? そんな疑問に答えます。
北海道での二拠点生活や移住を検討されている方はぜひこちらの記事も参考にしてみて下さいね!
北海道のおすすめ情報
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
実際に移住や2拠点生活をされている方のインタビュー記事を読むことで移住後のイメージが湧きますよ。
中富良野町の特徴

中富良野町は北海道のほぼ中央に位置し、全国的にも「ラベンダー」で有名で、毎年多くの人が観光を目的に中富良野町を訪れています。
人口は約5,000人ほどの小さな町、11月には初雪が降ります。スキー場もあるためウインタースポーツが好きな方にはうれしい町かもしれません。
しかし、北海道の中央にあるため都市部とのアクセスは不便といえるでしょう。二拠点生活には不向きかもしれませんが、この小さな町は魅力が満載。
ふるさと納税ではメロンが知られており、そのほかにも豊かな自然がもたらした特産品があります。
中富良野町のサイトはこちら
中富良野町の移住に関する支援制度
そんな、中富良野町の移住に関する支援制度を解説していきます。
様々な支援制度が用意されているので、ぜひ最後までチェックしてみて下さいね。
住まい
空き家バンク成約引越費用補助金
町内の空き家等の活用や移住者を増やすために、中富良野町の運営する空き家バンクに登録された空き家に住まれる方には補助金を出しています。
【補助金額】
・補助対象経費の半額(上限5万円)
対象者には細かい条件があります。
お問い合わせはこちらまで
企画課定住促進係 0167-44-2133
太陽光発電システム設置補助金
住まい関連で、太陽光パネルの設置費用についても補助金を出しています。新築または既存住宅に限らず補助されるようですよ。ただ、全員が全員利用したい支援ではなさそうですね。
【補助金額】
- 1 kw当り5万円を補助(上限20万円)
建設水道課建築住宅係 0167-44-2123
住宅リフォーム促進事業補助金
こちらは、住宅のリフォーム工事を行った移住者へコストの一部を補助制度になります。ただし、5年以上の定住を希望する方限定です。
【補助金額】
町の商工会会員の事業者の場合:上限は50万円(工事費の30%)
町の商工会会員ではない事業者の場合:上限は25万円(工事費の15%)
結婚新生活支援事業補助金
移住される新婚夫婦の賃貸住宅の家賃を補助してくれる制度。引っ越し費用も含めて支援してくれる制度になっていますよ。
【補助金額】
①敷金:家賃1 ヶ月分(上限5 万円)
②家賃:対象経費(家賃月額-住宅手当等支給額)-30,000 円=基本額
- 基本額×賃貸月数が補助金額になります。
- また①は1度しか支給されません
新定住応援促進事業補助金
新築住宅を建てる方へ最大100万円の補助金を準備してくれています。100万円の補助は大きい!新築物件を取得される方は要申請ですね。
【補助金額】
- 100万円(うち70万円を現金、30万円を町商工会商品券)
新合併処理浄化槽設置整備事業補助金
新築住宅に合併浄化槽を設置する場合の設置費用を補助しています。
【補助金額】
- 5人槽:33万円
- 7人槽:40万円
- 10人槽:47万
・居住を目的とした新築住宅に補助(店舗兼用住宅及び共同住宅のうち居住部分に係わる分)
・設置場所の居住者でない場合は、住民登録を異動(転居)すること
・販売等の事業目的での設置でないこと
・町に納める各種税金、使用料等が未納となっていないこと
・年度内に補助申請並びに事業が完成すること
【補助金額】
税務住民課生活環境係 0167-44-2124
詳細はこちら
結婚・子育て
高等学校通学費等補助事業
お子さんの通学に必要な交通費を、通学の距離に応じて補助してくれている制度です。
通学距離 | 補助金額 |
10㎞未満 | 月額2,000円 |
40㎞未満 | 月額3,200円 |
40㎞以上 | 月額4,700円 |
教育課学校教育係 0167-44-2204
詳細はこちら
奨学資金貸付事業
経済的に就学困難なお子様に奨学資金の貸付を無利息で行う制度になります。ただし、成績優秀者に限るようで対象者は中富良野町の公式HPでチェックしてくださいね。
【貸付と返還について】
- 高校の場合:月額1万5千円以内(無利息)
- 専修学校、大学、大学院等:月額4万円以内(無利息)
- 償 還 貸付終了から1年経過後、貸付期間の3倍以内の期間で毎月償還(返還)する
※1年経過前であっても償還を開始
幼稚園就園奨励費補助事業
お子様への教育に対する経済的な負担を減らすため、所得状況に応じて幼稚園を通じ保育料等を減免する支援を行っています。
【援助の対象となる費用】
- 入園料と保育料の一部を補助
児童生徒就学援助事業
経済的な理由により就学が困難なご家族へ学用品費や給食費などを援助する制度になります。
意外と学校生活を送る中で突発的な出費が家計に負担を与えますよね。補助の対象となる項目もたくさんあります。
【援助の対象となる費用】
・学用品費 ・新入学学用品費(小学・中学1年生)
・給食費
・修学旅行費
・校外活動費
・体育実技用具費
・クラブ活動費、生徒会費、PTA会費
・卒業アルバム代等
各種検診事業
各種検診(健康診査・がん検診・子ども健診・歯周疾患検診)の料金の全額および一部を助成する制度。対象の検診リストはこちら!
- ①健康診査:若年健診(20 歳~39 歳)・お達者健診(75 歳以上)
- ②がん検診:肺がん(40 歳以上)、胃がん(30~79 歳)、大腸がん(30 歳以上)、乳がん(30歳以上女性)、子宮がん(20 歳以上女性)、前立腺がん(50 歳以上男性)
- ③ 骨粗鬆症検診(20~64 歳女性)
- ④ 日帰り健康ドック(30~64 歳)
- ⑤ エキノコックス症検査(小3 以上)【全額助成】
- ⑥ 肝炎ウイルス検査(40 歳以上)【全額助成】
- ⑦ 子ども健診(小5・中2)【全額助成】
- ⑧ 歯周疾患検診(40・50・60・70 歳)【全額助成】
福祉課健康推進係 0167-44-2125
詳細はこちら
定期予防接種費用補助金
里帰りなどで、町外に滞在する親族の方が定期予防接種に要した費用を補助する制度。
【補助金額】
・接種費用の全額
・接種日において中富良野町に住民登録を有する者で、予防接種法施行令第1条の3に定める年齢の者
【補助金額】
幼児口腔検診・フッ素塗布事業
町内の歯科医院で口腔検診・フッ素塗布を受ける方へ費用を補助する制度
【補助金額】
- 口腔検診
- フッ素塗布にかかる費用全額
福祉課健康推進係 0167-44-2125
新生児聴覚検査費用補助金
新生児聴覚検査を受けた方へ補助しています。
【補助金額】
- 聴覚検査に要した額(上限5,000 円)
妊婦健康診査費補助金
妊娠された方が医療機関等で受ける妊婦健康診査の費用を補助してくれています。
任意予防接種事業
各種任意予防接種(おたふくかぜ・ロタウイルス・インフルエンザ)の接種料金を補助しています。
CT肺がん検診費用補助金
中富良野町立病院でCT肺がん検診を受けた方の費用を最大5,000円補助します
なかふっこ託児応援事業
託児サポート(集団託児)を利用する際に、1人1時間あたり200円の軽減をしてくれる制度です。
北海道医療給付事業(重度心身障害者、ひとり親家庭等、乳幼児等)
中学生以下の医療費無償化!突発的な医療費の負担を抑えることができるのはとても嬉しいですね。
チャイルドシート普及促進事業補助金
チャイルドシートを購入した際、上限1万円を補助制度です。
仕事
町内での新たな事業をはじめるかたへは特に手厚い支援を用意しています。
ふるさと納税スタート事業補助金
中富良野町へのふるさと納税へ新たに取り組む事業者への補助になります。技術開発、実用化、機械導入、パッケージ等に必要と町長が認める経費を1事業50万円補助してくれます。
チャレンジショップ支援事業補助金
町内市街地の1年以上利用されていない空き地で、起業する事業者に対して支援しています。
【補助金額】
- 上限200万円
商工観光みらい応援事業補助金
新規事業へ、補助金限度額は個人100万円、団体200万円での支援を用意しています。
産業担い手サポート事業補助金
農業・商工観光業の後継者、意欲を持った新規参入者や農業生産法人など、多様な担い手の育成・確保、雇用の場の確保を推進に対し補助します。
交通
予約型乗合タクシー事業
高齢者や障がい者、妊婦、乳幼児等の通院や買い物など暮らしを支える交通移動手段の確保のため 町内全域一律料金で運行しています。
重度障害者タクシー乗車券等給付事業
・身体障害者手帳及び療育手帳の交付を受けている重度障害者の方へ、富良野沿線ハイヤー協会に加盟している会社で使用できるタクシー乗車券、または町と契約を締結しているガソリンスタンドで使用できる自動車等給油券を交付します。
高齢者支援
身体障害者等住宅改修支援事業
住宅の改修にかかる費用から日常生活用具事業または居宅住宅改修費の支給限度基準額を差し引いた額(上限額18万円)
インフルエンザ予防接種(高齢者)
インフルエンザ予防接種の接種費用の全額または一部を助成します。
その他
なかふらの自主企画講座
町民の学習や地域の活性化を図るためのに上限10万円を自主的な企画・立案・運営する活動等に対して支援しています。。
出会いの場創出事業
町内の事業者や団体による出会いを創出するイベント費用を補助しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自治体によって移住者に対して特に力を入れているサポートは様々。本サイトでほかの自治体に関する移住支援制度や、自治体ごとの特徴について情報収集して納得のいく移住・二拠点生活を実現してくださいね!
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