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子育てをきっかけに東京から兵庫県の淡路島へ地方移住した小林さんのライフスタイル

公開日:2022.08.14 最終更新日:2022.11.23
子育てをきっかけに東京から兵庫県の淡路島へ地方移住した小林さんのライフスタイル

結婚や転職、子育てなどのライフステージの変化によって、暮らしを見直す人も多いのではないでしょうか。

今回は、子育てをきっかけに家族で地方移住を決意した小林さんに移住後のライフスタイルを聞いてみました。

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目次

子どもたちとの過ごし方を逆算しての決意

Q:移住のきっかけはなんだったのでしょうか

新潟県新潟市の田園風景の中で育ち、東京都新宿区で働いていた小林さんが、兵庫県の淡路島に移住したのは2021年4月のこと。

移住前は、エンジニアとしてシステム開発に携わっていたと話す。「大規模システムの開発チームに入っていた時は、朝から晩まで仕事の毎日でしたね。」と小林さん。

そんな中で第一子が誕生し、夫婦で子育てをする生活が始まった

「当時はコロナウイルスの影響もあり、在宅でのリモート勤務に切り替わりました。ちょうど子育ても始まっていたので、妻のサポートや子どもと過ごす時間が増え、今後の働き方を見直すきっかけになりました。」

家族と話す中で、生活にかかる固定費を削減し、働く時間を減らして家族との時間を増やすためには「地方移住」という選択肢があるのではないかと考えたそうだ。

「子どもたちと密に過ごせる時間を考えると、進学や就職で巣立つ18歳頃まで…いえ、部活動や友人たちとの時間を振り返ると、中学生くらいまでかもしれない。人生トータルで見ると、案外少ないことに気付いて、なんとかしたいなと思いました。」

移住でも、人生を長期視点で俯瞰し、送りたいライフスタイルを目指して逆算することが大切だと語る。

現地の人経由で情報を集める

Q:どのようにして移住に関する情報を収集されたのでしょうか

「たくさんの人にお世話になりながらの移住でした。」と小林さん。

移住前の準備では、移住相談窓口が集まる都内の「ふるさと回帰支援センター」を訪ねるところから始めました

事前の下調べでは、移住候補地として兵庫県や長野県に興味があったそう。ふるさと回帰支援センターで移住相談をした後、現地の移住相談員を紹介してもらい、移住先の情報収集を始めたとのこと。

「移住してみて感じますが、インターネットで調べられることには限界がありましたね。やっぱり現地の方の話や、実際に訪れて分かることって本当に多くて…。移住先の人にその土地を紹介してもらいながら話を聞くのがとても参考になりました。」

淡路島への移住の過程では、移住相談員を通じて「子連れ移住をした人」や「地域おこし協力隊経験者」など、自分の属性に似ている人や経験を持っている人を紹介してもらい、情報収集を進めました。

「淡路島は温暖で少雨の瀬戸内気候なんですが、住んでいる人に聞いてみると『西海岸の冬の風は思った以上に冷たく、なかなか大変だよ』や『直売所はスーパーより安く食材が手に入るから、覚えておくと良いよ』というような、住んでいないと分からないローカル情報が手に入ります現地の人とつながるのが重要でしたね。

移住先を知るには、現地の人と縁を作ることから始めると良いでしょう

子育てがしやすい環境へ!実家との距離感も重視したJターン移住

Q:移住先を選ぶポイントはどういう点だったのでしょう

移住先を淡路島に決めたのは、子育てがしやすいと思ったからですね。妻の実家が比較的近いのもポイントでした。

中心市街地に行政や医療、スーパーなどの生活拠点がコンパクトに集まっていて暮らしやすいですね。海や里山と市街地の距離も近くて、子どもたちを伸び伸び育てるには良い環境だと感じました。

また、第二子の出産も控えていた小林さんご家族。移住先選びでは、子育てにおける実家のサポートの有無も考えました

もともと、将来的には妻も実家の近くに戻りたいという気持ちがありましたし、二人目が生まれることもあって、実家との距離感も意識しました。実際、二人の子育てをしてみると、実家が頼れる距離で本当に良かったと感じています

地方移住を考える時に、どこに移住するか迷う人は多いでしょう。小林さんの場合は、子育て環境を重視して移住先を選んだよう。

小林さんが移住した兵庫県洲本市は、株式会社宝島社が発行する「田舎暮らしの本」(2016年4月号)の「20代・30代が暮らしやすい田舎」ランキングで1位を獲得しています。

子育てをきっかけに地方移住を考える家庭も多いのではないでしょうか。小林さんのように「実家との距離感」で移住先を絞るのも1つの手

地域おこし協力隊制度を活用しつつ複業スタイルに

Q:移住後のお仕事はどうされましたか

地域おこし協力隊制度を使い、直近の3年間は収入を安定させて移住に踏み切りました。

家族で移住するので、その後の生計が成り立つのかを慎重に考え、固定報酬がある地域おこし協力隊を選びました。

移住前より収入は落ちてしまったものの、最低限の生活支出は賄うことができています。

移住先での収入と仕事が手に入る地域おこし協力隊制度については、家族連れの場合、地域おこし協力隊一本で生計を立てるのは正直厳しいですね。

わたしも実際にそう感じてから、WEBライターの仕事に挑戦しました。今は、ライターで月5万~7万円の副収入が作れるようになってきたので、収支は改善してきました

リモートワークなどの普及で転職なき移住が進んできてはいるものの、まだまだ移住に伴って仕事や収入が障壁になる方も多いのではないでしょうか

小林さんは総務省の地域おこし協力隊制度を活用し、自治体からの委託業務をしながら個人事業主として、月22.5万円の固定報酬があるそう

移住先では、いくつかの収入源をかけ合わせる複業スタイルで生計を立てている人も多いのです

都内に比べて格安の物件に住めるのが地方のメリット

Q:お住まいはどのように探されましたか

今は賃貸アパートに住んでいますが、将来的には古民家に移り住む予定です。家賃は7LDK+庭・倉庫付きで月3万円です(笑)

地方移住の大きなメリットとして、家賃が安くなる点があげられます。空き家も増えていることから、古民家での田舎暮らしを期待する移住検討者も多いと思いますが、、。

良いと思う空き家に出会えるかは別問題。

特にすぐ住めるような状態の良い空き家は、市場に出てこないことが多いです。身内や知人など、人づてに情報が流れていって限られた人間関係の中で買い手がつくので、地域外の移住検討者にはなかなか優良物件の情報は降りてこないですね。

地域に住みながらも、良い物件が見つかったら住み替えたいと思っている現地の住民や先輩移住者もいるので、いきなり目当ての住まいを見つけて購入するのは難しいかもしれないです。

賃貸でも良いので、一度地域の近くに移住する二段階移住が無難だと考えています。地域の情報網の中に入ってしまえば、見聞きする情報量は増えますし、荷物の片づけさえやれば、ほとんどタダに近い金額で手に入る物件もあります。そういう物件に巡り合うための人脈を作るという意味でも、二段階移住がオススメですね。

田舎の優良物件に巡り合うためには、地域の人の情報網に入り込むことが重要なようです

劇的に生活収支が変わるわけではないが自分でコントロールできる範囲が広がる田舎

Q:移住後のお金の不安などは実際のところどうでしょうか

移住に踏み切るには、移住先で生活が成り立つのかを心配する方も多いと思います。

移住して1年経ちますが、移住したからといって生活費のあれもこれもが安くなって、お金がなくても暮らせます!という状態にはならないですね。むしろ移住初期は、その土地に資産(金融資産だけではなくて、信頼や人脈、農地など)があるわけでもないので、車の維持費や町内会費などの新しい支出が目立ち、支出が増えたと感じることも多いと思います。

でも田舎暮らしを長期的にみると、都会に比べて支出をコントロールできる範囲が広く、自分で改善する余地が広くなっているとも思います。

人脈が広がれば農地も借りられて、自分で家庭菜園もできます。というか、自分で野菜を作らずともおすそ分けで野菜を買わなくなる状態にもなりますね。わたしの場合は移住してからの1年半の間、お米と玉ねぎ(淡路島の特産品)を買ったことがないんです(笑)

田舎なら生活費が安くなるだろうと、安易に移住するのは注意が必要でしょう。

移住するなら今からできることに目を向けて前に進もう

Q:移住を検討されている方に先輩移住者としてメッセージをお願いします!

移住の時に一番のハードルになるのは『仕事と収入』だと思うので、移住前から柔軟な働き方をどんどん取り入れておくことが重要かなと思います。

リモートワークができる仕事に挑戦したり、個人で副業に挑戦してみたり、移住前にできることはあるはずなので。

移住は、働く場所も出会う人も変わり、暮らし方がガラリと変わります。

でも、それは決して不安なことばかりではなくて、ワクワクすることもたくさんあります。人生一度きり。わたしたちは、今よりもっと楽しく暮らせるように人生と向き合うべきだと思いますし、いろいろ考えた結果、『移住』したらそれが実現できるかもしれない…と思ったなら、思い切って飛び込んでも、決して後悔しないと思いますよ。

脱サラ移住を経験し、地域おこし協力隊と個人事業主の複業スタイルで移住後の生計を立てている小林さん。実際に、家族で移住した後の生活収支の厳しさを体験し、改善策を模索して行きついたのがこのワークスタイルになったようですね。

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