想いをつなぎ資源を循環させる自立した地域への挑戦

NPO法人愛のまちエコ倶楽部の取組み OUR CHALLENGE

NPO法人愛のまちエコ倶楽部は、地域で菜種の生産～搾油を行い、廃食油は回収してせっけんや燃料へリサイクルする
「菜の花エコプロジェクト」を運営し、資源循環型の地域づくりに取り組んでいます。
“エネルギー”と同じく、生きるために欠かせない“食”も地産地消することで、地域が自立し、持続可能な暮らしを未来へつないでいくことを目指しています。

想いをつなぎ<br>資源を循環させる<br>自立した地域への挑戦 | まちづくり・地域貢献

菜の花を中心とした
地域の資源循環の取り組み
「菜の花エコプロジェクト」の運営

地域に40年以上続く
廃食油を活用したせっけんづくりの
見学会などイベントの実施

誰でも気軽に地域の資源循環を学び
体験できる見学ツアーや
体験プログラムの提供

ここにある日常 EVERYDAY LIFE

ナカの人の想い OUR THOUGHTS

2023年にUターン。大学・大学院のあった山梨県都留市から、地元東近江に戻ってきました。
地域のなかで教育・学習に携わりたい思いをもっていたことから、菜の花館の研修・体験を主に担当しています。そのなかで、草の根の活動である「菜の花エコプロジェクト」をテーマに、じぶんたちの地域や環境のことを考える営みの力を感じています。
”いまはまだない生活のあり方”を、気軽に、そして真摯に考えられる場です。ご興味のある方は、ぜひご連絡ください。

坂本良哉 Uターンした人

NPO法人愛のまちエコ倶楽部スタッフ
こことの関わり：菜の花エコプロジェクトを中心となって運営しているスタッフです。菜の花館にとどまらず、地域の小中学校へ環境学習の授業に出向くことも。

https://www.instagram.com/ai.eco.nabakari/

菜の花エコプロジェクトにおいて、初めて菜種の栽培にチャレンジした集落の農家です。当時、農村での環境への取り組みはまだあまり見られませんでしたが、これからのこの地域のためにできることがあればと思い、長年協力してきました。東近江に移り住む人、東近江でチャレンジする人を全力で応援、協力しますよ！

福永久嗣地域出身の人

農家
こことの関わり：この地域の特産である「愛東梨」、また菜の花エコプロジェクトにおいて菜種を初期から栽培してくれている農家さんです。いつも全力で私たちの活動を応援してくれています！

10年ほど前に東近江市に移住し、政所（まんどころ）茶の栽培に携わるようになりました。無農薬有機栽培をしている茶産地のため、肥料に愛のまちエコ倶楽部さんの作る菜たね油「菜ばかり」の搾りかすを産地のおばあちゃんたちと共同購入して使わせてもらっています。
何か新しいチャレンジをしたいと思う時、手を差し伸べてくれる人の顔がたくさん思い浮かぶ、人と人とのつながりや協働の心強さを感じられるだけでなく、琵琶湖に注ぐ同じ川の流域で資源の循環も実感できる地域です。

山形蓮移住した人

茶生産販売「茶縁むすび」代表
こことの関わり：東近江市内の歴史ある政所茶の農家さんで、菜の花エコプロジェクトの中で菜種油生産の副産物として生まれる油かすを肥料にしたものを購入いただき、施肥することで長年プロジェクトにご参加いただいています。政所は東近江市の山間部にあり、原木のお茶の木がぽこぽこと並ぶ、美しい景色に癒やされる場所です。

https://www.instagram.com/cha.en.musubi/

わたしたちの拠点 OUR BASE

NPO法人愛のまちエコ倶楽部は、1998年に始まった地域の資源循環システム「菜の花エコプロジェクト」を運営するために立ち上がった団体です。指定管理者として、東近江市「あいとうエコプラザ菜の花館」で活動しています。
滋賀県では過去、琵琶湖の環境を守るために合成洗剤からせっけんへの切り替え、回収した廃食油からせっけんを作る住民主体の環境保全運動が行われてきました。こうした住民たちの想いを引き継ぎ、「菜の花エコプロジェクト」を行いながら、自立した地域を作っていくことを目指して活動しています。

営業時間：9:00～17:30
定休日：火曜日、祝日、年末年始

「あいとうエコプラザ菜の花館」
滋賀県東近江市妹町70番地

アクセス：八日市駅よりちょこっとバスで「マーガレットステーション」もしくは「愛東支所」下車すぐマップを開く

http://ai-eco.com/nanohanakan/