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岡山県で二拠点生活したい方へおすすめの地域12選とその特徴を解説

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岡山県で二拠点生活したい方へおすすめの地域12選とその特徴を解説 | 二拠点生活

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岡山県で二拠点生活したい!でも、実際に住むところを探すとなると生活環境や家賃の相場、仕事事情など、調べておくべき情報はたくさんありますよね。

岡山といえば、桃太郎やきび団子を思い浮かべる人が多いかもしれません。「晴れの国」と呼ばれるほど気候が温暖で災害が少なく、住みやすさは抜群。鉄道や高速道路などの交通網が整備されているため、通勤・通学にも便利

この記事では、岡山県の特徴や暮らしやすさおすすめの二拠点生活先12選自治体の支援制度について説明していくので、二拠点生活を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

岡山県のおすすめ二拠点生活先12選

ここからは、岡山県のおすすめ二拠点生活先12選を紹介します。支援制度についても触れていますが、特に補助額が大きいものや、自治体独自のものを抜粋して記載しています。また、対象者などの条件について詳細は自治体のHPでご確認ください!

(出典:岡山晴れの国ぐらし)

1人暮らしにもおすすめ!利便性の高いまち

早島町

早島町
早島町

早島町は、約1.2万人が暮らしています。県内で最も面積が小さく人口密度は最も高いです。岡山市と倉敷市に挟まれているため、両市のベッドタウンとして住宅地の開発が進み、町内には生活に必要な商業施設が揃っています。特に利便性の高い街として注目を集めており人口も増えています。また、町の南には干拓地の田園風景が広がるなど、自然豊かな風景も魅力の一つです。

生活環境は、JR早島駅周辺は大型の駅ビルや商業施設は無いですが、都市部のような喧騒が無く、落ち着いた雰囲気です。コンパクトな町内には商業施設やコンビニ、野菜などが購入できる青空市やスーパーがあり、不便さをちょうど感じないくらいです。町内には桜の咲く公園があったり、自然に触れるスポットもあり落ち着きのある生活が送れそうです。医療面は、複数の医療機関があり車やコミュニティバスを利用して近隣の都市の充実した総合病院へも気軽にアクセスできる点も魅力です。

教育環境は、保育所は3か所あり、幼稚園もありますが待機児童が2022年19人出ています。人気のエリアで子育て世帯が多く引っ越しているためでしょう。小学校1校、中学校1校と町内での進学は選択肢が少ないです。ベッドタウンとして近隣の学校へ通うことを前提として移住されている方も多いようで、岡山市、倉敷市には学校や大学もあるので進学面は問題無いでしょう。

交通利便性は、町内のJR早島駅からJR岡山駅へは快速電車で約10分、JR倉敷駅へは約35分で移動できます。瀬戸中央自動車道早島ICがあり、山陽自動車道を経由し関西や四国、広島方面への移動もとても便利です。車で岡山市や倉敷市へは20~30程度で移動できるので、休日のお出かけやショッピングにも非常に良い立地です。町内は無料のコミュニティバスもあるので、駅近の物件に住むと車が無くても生活が送れるでしょう。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業まで医療費の助成が受けられます。新婚の方の引っ越しに関しては、町内で利用できる商品券の10万円分交付や、家計が苦しい家庭へ学用品や給食費などの学校納付金の一部を援助する制度があります。

住まいに関して、空き家のリフォームへ最大30万円、不用品の廃棄にかかる経費を最大20万円助成しています。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

岡山市

岡山市
岡山市

岡山市は、岡山県の県庁所在地であり、政令指定都市で約72万人が暮らしています。岡山市は、医療や行政の都市機能やスーパー・百貨店などの商業機能が充実しています。中心にある岡山駅は山陽新幹線と瀬戸大橋線に近く、中国地方や四国地方を結ぶ交通インフラが整備され、東瀬戸経済圏の中心都市として発展してきました。

生活環境は、市内で日常生活に不便さを感じることは無いでしょう。必要なものはすべて市内で揃いますし、娯楽施設や居酒屋、お洒落な飲食店やカフェなども充実しています。岡山駅近くにある複合商業施設「イオンモール岡山」は中国四国地方で最大規模を誇り、大手雑貨店や、有名アパレル店などのテナントをはじめ映画館なども入っています。医療面も大きな病院が市内にいくつもあり、病院の新設や増設も最近になって増えています。

教育環境は、保育所から大学院まであるので進学面は問題ないでしょう。国内でも高いレベルの学校も多くあり、近隣の市町村からの通学者だけでなく、留学生も多く市内に住んでいます。

交通利便性は、ターミナル駅である岡山駅があり、在来線は四国や山陰方面へ7路線あります。新幹線は、東海道新幹線と山陽新幹線があり県内外への移動に非常に便利です。また、市内に路面電車も通っており市内に住めば車が無くても問題なく暮らせる環境です。さらに岡山空港(岡山桃太郎空港)も市内にあり東京や札幌、沖縄だけでなく海外へもアクセスできます。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業まで医療費の助成が受けられます。

住まいに関して、賃貸物件で岡山市での暮らし始める方に向けて、最大3.3万円の家賃補助、仲介手数料や家賃保証保険保証料のそれぞれ最大1か月分を支援してくれます。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

岡山市の詳細記事はこちら

子育て世帯におすすめ!教育環境充実なまち

総社市

総社市
総社市

総社市は、約7万人が暮らしている岡山市と倉敷市に隣接する、都会的な利便性がありつつも、田舎の田園風景を残したまち。「子育て王国そうじゃ」をキーワードに行政や市民団体が連携して活動を行ってきたことにより、全国屈指の福祉文化先駆都市としての地位を築いており、人口は12年連続増加となっています。地元や行政の方の努力の賜物といえます。

生活環境は、町内に史跡が多く残る歴史のあるエリアや、山間部には桃太郎伝説に出てくる国の史跡「鬼城山」といった歴史と自然が溢れます。また、24時間スーパーやコンビニも充実し、医療機関も多く、子育てをしながらの生活でも不便は無く、車で10分圏内でほとんどの生活に必要なものは揃うような環境です。

教育環境は、保育園などが19施設あり待機児童はゼロ。小学校15校、中学校4校、高校2校、大学1校あり、対象の幼稚園・小学校・中学校が連携し、一貫した英語教育を受けられる教育特区もあり、教育に力を入れている市でもあります。、また、0歳から3歳までのお子さんを育てている世帯が交流を持てるよう、「つどいの広場」という場所が市内に4か所あり、無料で子ども達が遊べるスペースもあるので、遊びを通して他の子育て世帯と交流を図ることができます。

交通利便性は、JRで倉敷駅まで10分、岡山駅まで25分で行くことができます。岡山空港までは車で25分と近く、市内には鉄道の駅が7駅あり、新幹線でのアクセスも良好なため、関西圏だけでなく、首都圏へのアクセスも良いです。また、岡山総社ICが市内にあるため、中四国や近畿地方にも気軽に移動できます。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業まで医療費の助成、不妊・不育治療費の助成が受けられます。

仕事に関して、空き店舗などを活用した創業をする場合、最大50万円の補助金が出ます。

お試し移住に関して、総社市での暮らしを1泊2千円で最大2週間にわたり体験できます。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

総社市の詳細記事はこちら

和気町

和気町
和気町

和気町は、山・川・田畑など自然あふれる約1.4万人が暮らす小さな田舎まち。瀬戸内海地方の温暖な気候、地震、台風などの自然災害の少なさや、電車・高速道路などの交通アクセスも良好で、移住者受入体制の整備も進み若い移住者が多いことでも注目されています。

生活環境は、町内のどのエリアにもスーパーがあるので車で15分ほど移動すればたどり着きます。その他、ドラッグストアやコンビニなどもあるので田舎暮らしの楽しみと、利便性を両立できる環境です。ただし、町内での日常生活での移動は車が無いと不便です。また大型の商業施設は無いので近隣の都市で済ませる必要があるでしょう。

教育環境は、保育園が3園、幼稚園3園、小学校3校、中学校2校、高校もあり町内で子育てもできる環境です。また、和気町公営塾(無料)という珍しい支援を行っており、町内の小学5年生〜中学3年生を対象に、英語学習ができる環境を提供をしています。地域おこし協力隊や地元の大学生が主体となって、英検対策指導や外国人講師との英会話プログラムを町内2か所で実施しています。

交通利便性は、JR山陽線の和気駅や山陽自動車道の和気ICがあり、岡山市へ電車で約30分でアクセスできます。休日などを利用してショッピングを楽しみたい際もちょうど良い距離感です。

支援制度

子育てに関して、高校卒業までのお子さんの医療費が無料です。その他、幼稚園(預かり保育料含む)が無料、給食の地産地消(保育園、幼稚園、小学校、中学校)を導入しています。

仕事に関して、起業支援、就農支援、空き家改修補助金空き店舗などを活用した創業をする場合最大50万円の補助金が出ます。

住まいに関して、町内の物件の取得に対して家屋分の固定資産税を5年間にわたり半額助成する優遇制度があります。空き家をリフォームする際には、最大50万円の補助金が出ます。

お試し移住に関して、家賃3万円/月で最長2か月にわたり和気町での暮らしを体験できるお試し住宅があります。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

どっぷり田舎暮らししたい人におすすめ!自然が豊かなまち

矢掛町

矢掛町
矢掛町

矢掛町は、約1.3万人が暮らすコンパクトな田舎まち。小田川・美山川などの河川や周囲の山々といった豊かな自然をはじめ、町内には300年以上変わらない街並みが残され優れた景観が保全されています。年間の平均気温は14.3℃であり、温暖な気候を活かして果物、米、野菜などの品質の高い農林水産物の生産も盛んです。

生活環境は、スーパー4店舗、コンビニ4店舗、ホームセンター3店舗、ドラッグストア2店舗と人口に対して、まずまず揃っているといえるでしょう。町内では車が無ければ生活が厳しいためその点は注意しておきましょう。

教育環境は、認定こども園1園、 保育園3園、 小学校7校、中学校1校、 高校1校と町内で進学できます。進路の選択肢はやや狭まりますが、近隣の都市へ通学することでカバーできます。ちなみに待機児童はゼロです。

交通利便性は、町内には鉄道井原線が通っており電車で倉敷駅まで約40分、福山駅まで約50分でアクセスできます。また、東西を国道が走っており山陽自動車道のICまで約15前後、岡山市街地まで約1時間、福山市街地まで約1時間と交通の利便性に優れています。

支援制度

子育てに関して、高校卒業までのお子さんの医療費が無料です。新婚世帯には、結婚祝い金が10万円支給されたり、引っ越しや家賃等へ最大60万円の助成金がでます。

住まいに関して、空き家を購入してリフォームした際、最大100万円の補助金が出ます。

お試し移住に関して、家賃1千円/日で最長10日間にわたり矢掛町での暮らしを体験できるお試し住宅があります。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

仕事も利便性もバランスよく!とかいなかなまち

倉敷市

倉敷市
倉敷市

倉敷市は、人口は約47万人が暮らす中規模都市です。市内中心部には白壁の町並みが残る倉敷美観地区に指定されており、県内でも有数の観光地として知られています。都会的な利便性の色が濃いですが、街並みや少し郊外に行けば田園風景も眺められ、都会的な喧騒は少ないため静かな暮らしが送れるでしょう。

生活環境は、倉敷駅を中心に百貨店「天満屋 倉敷店」や、「三井アウトレットパーク 倉敷」や「アリオ倉敷」などがあり、通勤や通学の帰り道に買い物ができます。市内の幹線道路沿いにもスーパーやドラッグストアなど一通り揃っているので不便は無いでしょう。また、医療面も、倉敷中央病院をはじめ大規模な総合病院が複数立地し安心です。

教育環境は、幼稚園から大学まで市内にありますが、待機児童は2022年28人カウントされています。子育て世帯に大変人気があり、移住者が多い地域のためでしょう。しかし、幼児期以降の教育環境は、市内に普通科のある高校が8校、工業高校が2校、商業高校が2校のほか、被服や医療福祉を専門とする高校も多数あり、進学・就職のどちらでも安心して進路を決められます。さらに市内に11の大学などがあり非常に充実した教育環境といえるでしょう。

交通利便性は、市内にJRの駅が8駅ありながら高速道路のICも4か所あるため、高い交通利便性があります。また、新幹線も乗り入れるため関西圏・九州圏・関東圏へもスムーズに移動ができます。この他、瀬戸大橋を渡る瀬戸中央自動車道も利用でき四国へふらっと温泉に行くこともできます。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。

お試し移住に関して、家賃1千円/日で最長1ヵ月間にわたり倉敷市での暮らしを体験できるお試し住宅があります。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から移住し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

倉敷市の詳細記事はこちら

他にもスローライフに最適な町

瀬戸内市

岡山 移住 デュアルライフ

瀬戸内海に面した美しい景観とアートスポットが魅力。小豆島や直島などの離島もアクセスしやすく田舎暮らしができます。また、県都岡山市に隣接し、JR赤穂線が市内を走っているので利便性も高いです。

瀬戸内海に面しているので、新鮮な海の幸が安価に楽しめます。沿岸漁業や牡蠣などの養殖が盛んですが、農業も盛んです。

勝央町

勝央町
勝央町

自然に恵まれた町で、田園が広がり穏やかな日本の原風景を楽しめます。中国自動車道が町の中央を走るので、近畿の都市圏へ2時間以内でアクセスできます。美術館や温泉といった観光スポットも多数ありつつ、昔ながらの日本の原風景の中でのんびりスローライフができます。

美作市

美作市の風景
美作市

北は鳥取県、東は兵庫県と接する非常に面積の大きな町。市内には、豊かな山々と、川の流れ、平野部に広がる田園などが調和した日本ならではの風景が広がります。

その反面、JR姫新線、智頭線の駅が計6か所あるので、京阪神からもアクセスがしやすいです。

市内には、F1が開催された岡山国際サーキット、湯郷温泉など豊富な観光資源に恵まれ、多くの観光客が訪れています。

井原市

井原市
井原市

西側が広島県に接する人口3.9万人の町。井原鉄道井原線が走り、田舎ならではの鉄道風景も楽しめます。温和な気候と豊かな自然に恵まれ「ぶどう」や「ごぼう」といった農産物だけでなく、「デニム」などの産業も栄えています。

高梁市

高梁市
高梁市

高梁市は、山々に囲まれた風光明媚なのどかな田舎町。赤い町並みの吹屋地区は幻想的な街並みで、日本遺産にも認定。そのほか、備中松山城や、自然が育む新鮮な野菜やフルーツなど、魅力がたっぷりです。

笠岡市

笠岡市
笠岡市

気候が温暖で災害が少なく、海・島・山に囲まれ魅力的です。中でも、瀬戸内海に面しているため海の幸が豊富。そのほか、四季折々の美しい花スポットが豊富で、干拓地の花畑は圧倒的なスケールを誇り、菜の花やヒマワリ、コスモスなどが無料で観賞できます。

岡山県で季節の移ろいを感じながら自然と歴史を満喫する

(©岡山県観光連盟)

日本三名園に数えられる岡山後楽園や倉敷美観地区は一見の価値ありです。アートに興味があるなら大原美術館もおすすめ。スポーツ好きな人は、瀬戸大橋付近でサイクリングを楽しめますよ。

岡山県は広島県・兵庫県に挟まれており、関西観光の通過点になりがち。観光地としてはそれほど目立ちませんが、見どころもあるのです。

たとえば西日本でも有数の温泉地として知られており、湯原・湯郷・奥津が有名。機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

(©岡山県観光連盟)

また、くだもの王国”岡山には、おいしいフルーツが目白押しです。清水白桃にマスカット・オブ・アレキサンドリア、そしてピオーネ。一度は味わってみたい名物でしょう。

二拠点生活を考えているなら、温暖な気候に恵まれた岡山県はおすすめです。ぜひ候補地に加えてみてください。

岡山県のおすすめ情報

実際に岡山県へ二拠点生活された方のインタビュー記事を読むことで、イメージが鮮明になります。

気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!

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