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宮崎県で二拠点生活したい方へおすすめの地域6選と支援制度を解説

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宮崎県で二拠点生活したい方へおすすめの地域6選と支援制度を解説 | 二拠点生活

「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」

そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!

政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。

 

二拠点生活を考えている方の最大の関心ごとどこに住むかだと思います。この記事を読んでいるあなたは、下のような状況なのでは?

  • 漠然と多拠点生活に興味があるけど、具体的には特に決めていない
  • いつかは、、と思っているけど情報収集がなかなか進まない
  • 住みたい都道府県は何となく決めているけど、どの市町村にするかまで絞れていない

実際に住むところを探すとなると生活環境や家賃の相場など、調べておくべき情報はたくさんありますよね。しかし、生活に関する情報が全然まとめられていない!

宮崎県は、都道府県別の幸福度ランキングで2年連続で1位を獲得するなど、実はとても移住先として人気なスポットなのです。(出典:都道府県SDGs調査2020)九州の南に位置しており、名産品マンゴーやサーファー好きにはたまらないビーチなど南国のイメージが強いと思います。温暖な気候で、南国ムードを味わえるここ宮崎を二拠点目の候補として検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、宮崎県の特徴や暮らしやすさおすすめの二拠点生活先6選自治体の支援制度について説明していくので、二拠点生活を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

宮崎県のおすすめ二拠点生活先6選

宮崎県は大きく「高千穂エリア」「延岡・日向エリア」「椎葉・美郷エリア」「西都・高千穂エリア」「小林・えびのエリア」「宮崎エリア」「都城エリア」「日南・串間エリア」の8つに分かれます。

ここからは、宮崎県のおすすめ二拠点生活先6選を紹介します。支援制度についても触れていますが、特に補助額が大きいものや、自治体独自のものを抜粋して記載しています。また、対象者などの条件について詳細は自治体のHPでご確認ください!

大きなエリアの特徴はこちら!

子育て世帯におすすめ!教育環境充実なまち

都城市

©都城市
©都城市

都城市は、約16万人が暮らし宮崎県内では宮崎市に次いで2番目に人口の多い都市です。鹿児島県に隣接しており、九州の各地へのアクセスも良いため南九州の拠点都市でもあります。また、平均気温が17度と温かく、自然も豊かななまちで、畜産業は日本一の生産量を誇ります。

生活環境は、自然豊かで野菜や果物、肉、魚などが新鮮で安く手に入ります。市内には、大型の商業施設をはじめ、色々なお店があってショッピングを楽しむことができるのに加えて、中心市街地の再開発を進めており、魅力あるまちづくりに取り組んでいます。駅周辺に住めば生活に必要なものが徒歩圏内で揃うこともありそうです。そのほか、運動施設、文化施設、温泉施設などもあります。医療面は、市内には夜間急病センターが設置されており、24時間365日の救急医療提供体制が整っており、安心して暮らせるでしょう。

教育環境は、保育所66か所、幼稚園16園、小学校37校、中学校19校、高校も8校あり、特別支援学校なども2校あります。また待機児童はゼロで幼児期から高校まで安心して子育てができそうです。

交通利便性は、市内のJR都城駅から博多駅まで約3時間、大分駅まで約4時間、鹿児島中央駅まで約1時間30分、宮崎駅まで約1時間というアクセス環境です。そのほか、もう1本鉄道路線があり、主要地方道も通る交通の要衝。宮崎空港、鹿児島空港の2つの空港までも近く東京をはじめ全国各地へ旅行もしやすいでしょう。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の一部が助成されます。また、不妊治療費や児童手当が支給される制度があります。そのほか、子育て支援センター、児童館・児童センター、病児・病後児保育、放課後児童クラブといった共働き世帯も安心して子育てができる環境が整備されています。

住まいに関して、転職を機に市内に転入する人に対し、引越し代金が最大40万円、家賃補助が最大60万円の計100万円が支給される制度があります。

仕事に関して、新規就農支援や農業後継者への支援が手厚く月額12万円の給付金が出るケースもあります。

お試し移住に関して、都城市でお試しで暮らしを体験する際は、宿泊費、レンタカー代が最大10泊まで経費の半額が支援されます。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から引っ越し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

延岡市

延岡市
延岡市

延岡市は、城下町として栄え約12.5万人が暮らしています。宮崎県北部エリアの中核都市でもあり、旭化成を中心とする大企業の工場をはじめ農林水産業などの多彩な産業を有するとともに、環境省の「快水浴場100選」の中でも九州で唯一の「特選」に選ばれた下阿蘇ビーチや、ロッククライミングのメッカ・比叡山、奇跡の清流・小川でのカヌーなどの豊かな自然をおもいっきり楽しむことができます。

生活環境は、市内の移動は基本的に車になるでしょう。車があれば市街地を中心に幹線道路沿いにスーパーやドラッグストアなどが立ち並ぶので日常生活に不便はありません。医療面は、県立延岡病院にドクターヘリの発着場を備える救命救急センターを併設していたり、延岡市医師会病院には夜間の救急受信ができる夜間急病センターを併設していたりと、夜間・救急時に安心できる環境です。その他、病院16院、一般診療所84か所に産婦人科や歯医者など多数あります。

教育環境は、保育所36か所、幼稚園16園あり待機児童はゼロです。そのほか、小学校31校、中学校19校、高校7校、九州保健福祉大学という医療・福祉系の専門大学もあります。市内には大企業をはじめ多数の企業のオフィスがあるため、市内で出産~大学卒業~就職まで可能です。

交通利便性は、東九州自動車道・九州中央自動車道の開通により九州各県へのアクセスが飛躍的に向上しているほか、市街地を周遊するまちなか循環バスは、買い物や通院等の手段として市民に親しまれています。電車でのアクセスについてJR延岡駅からの所要時間は、JR宮崎駅まで約1時間、JR鹿児島中央駅まで約3時間、JR大分駅まで約2時間、JR博多駅まで約4時間です。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費が助成されます。18歳以下のお子さんがいる家庭は家賃補助が最大1万円×12か月間受けられます。その他、市独自の教育プログラム「はらはらわくわくふるさと体験事業」では子ども達のたくましく生きる力を育むため、自然を活かした農林漁業の産業体験や歴史・文化に親しむ特色ある体験活動を実施しています。

住まいに関して、移住者の物件の新築に最大80万円、中古物件の購入でも最大50万円が出ます。

仕事に関して、新規就農者確保・育成支援をはじめ延岡市内の企業の事業承継を行い移住する方に向けて事業承継推進補助金があります。

お試し移住に関して、延岡市でのお試し暮らし体験施設を無料で貸し出している他、延岡市までの旅費やレンタカー代の一部を補助しています。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から引っ越し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

延岡市の詳細記事はこちら

どっぷり田舎暮らししたい人におすすめ!自然が豊かなまち

日南市

日南市
日南市

日南市は、宮崎県の南部にあり約5万人が暮らすまち。美しい海岸線で知られる「日南海岸国定公園」があったり、歴史的町並みが残る飫肥(おび)や猪八重渓谷(いのはえけいこく)など、海・山・歴史があります。そのほか、栄松ビーチキャンプ場や、北郷温泉もあるので休日にマリンアクティビティをした後にふらっと温泉やBBQが楽しめそうです。

生活環境は、大型の商業施設や娯楽施設はありませんが、複合型のサピア日南ショッピングセンターという地元の商業施設にはドラッグストアや飲食店、産直市場などが入っています。その他、道路沿いにコンビニや、道の駅などありますので日常生活に困ることは無いでしょう。温暖な気候と豊かな自然で育まれる海の幸・山の幸は新鮮でとてもおいしく、自然を満喫したい方や、定年後に穏やかな生活をしたいという方にも暮らしやすいまちです。医療面は、病院10院、一般診療所36か所、小児科4院、産科3院、歯科医院23院とまずまずです。

教育環境は、保育所13か所、認定こども園11園、幼稚園1園あり待機児童はゼロ。小学校15校、中学校11校、高校3校と市内で高校卒業まで可能です。しかし、大学進学時は近隣に通学圏内の学校はほとんどありませんので、地元を離れる選択をする可能性が高いでしょう。

交通利便性は、宮崎駅までJR日南線で約70分かかるため通勤や通学は厳しいでしょう。鹿児島中央駅や、博多駅、小倉駅、大分駅など市街地まで出るには、基本的に宮崎駅から特急列車に乗車するため、少なくとも3時間は要します。公共交通機関の利便性はあまりよくありません。かといって、車で市街地に出やすいかというと、その点も主要な都市まで3時間程度は覚悟しておく必要があるでしょう。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の一部が助成されます。また、学生の通学費を月額最大半額が補助されます。その他、病児・病後児育や、子育て支援センター「ことこと」では、保育士が常駐しており育児の不安解消や一時預かりも実施しており、子育て家庭の交流の場となっています。

仕事に関して、新規就農者に対して最大5年、年間最大150万円(4年目以降は120万円)が支給される支援制度があります。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から引っ越し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

日南市の詳細記事はこちら

えびの市

えびの市
えびの市

えびの市は、約1.7万人が暮らす田舎まち。宮崎、鹿児島、熊本の県境にあるので県内外へ車で気軽にアクセスできます。たくさんの温泉に囲まれながら暮らすことができ、スポーツが楽しめる豊かな自然があるので、毎日のどかな自然に囲まれながら、仕事終わりの疲れた時にふらっと温泉に立ち寄れるでしょう。

生活環境は、歴史遺産や自然公園、澄んだ渓谷美のクルソン峡、花の名所である八幡丘公園、えびの高原など、とにかく美しい自然が魅力。なのでショッピングを楽しめる商業施設はありません。最低限のスーパーや道の駅、コンビニが数店舗あるだけですので利便性はあまり期待してはいけません。医療面は、病院2院、一般診療所13か所、小児科3院、産科1院、歯科医院11院と最低限あります。

教育環境は、保育園5園、認定こども園4園、幼稚園1園、小学校5校、中学校4校、高校2校あり待機児童はゼロ。都市部への通学圏内の学校がほとんどないため進路の選択肢は限られています。

交通利便性は、宮崎市へ車で約1時間、鹿児島空港まで車で約40分でアクセスできます。鹿児島空港まで行けば、大阪、名古屋、東京などの都市圏に旅行もできます。またえびの市は、特に宮崎・鹿児島・熊本という3県の県境、南九州のちょうど真ん中といえる場所にあるため、宮崎市、鹿児島市、熊本市までは、いずれも高速道路を利用して車で約1時間で行ける点が魅力です。週末のショッピングや、ご当地グルメめぐりの拠点としては素晴らしい立地です。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の一部が助成されます。その他、ファミリーサポートセンター、子育て支援センター、乳児家庭全戸訪問、放課後児童クラブなどが整備されています。また、お子さんが借り入れした奨学金も、市内の事業所への就職や起業した場合、奨学金の返還を年額14万円以内とし、5年総額で72万円を限度に補助してくれます。

住まいに関して、新婚世帯の場合最大月額1.4万円の家賃補助を最大3年間受けることができます。また、住まいの新築には最大50万円の補助金が出ます。

仕事に関して、保育士・幼稚園教諭・看護師・介護福祉士が市内で就職した際、20万円の支援金が支給されます。また新規就農者には毎月12.5万円(150万円/年)最長2年間が支給される支援制度があります。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から引っ越し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

仕事も利便性もバランスよく!とかいなかなまち

三股町

三股町
三股町

三股町は、約2.5万人が暮らしお隣に前述した県内2番目に人口の多い都市である都城市のベッドタウンとして発展を続けており、人口は増加傾向にあります。町では、豊富な地下水や温暖な気候を活かし、農林業が盛んで、肉用牛を中心とした畜産、米をはじめとする農作物の栽培がおこなわれています。一方で宮崎県で最も年少人口の割合が高く、子育て世代に人気のある町です。

生活環境は、北東部には豊かな自然、中心部には商業施設や医療機関があり、生活に必要な機能、施設がコンパクトに収まって います。日常生活に必要なお店や買い物を楽しめる商業施設もお隣の都城市にすべて揃います。注意点は、バスが一時間に1本しかない路線が多いため、車が必要な点です。駅の近くに住めば不自由が無いと思われる方もいるかもしれませんが、車が無ければ日常生活は大変不便でしょう。医療面は、病院8院、小児科2院、助産院1院、歯科医院7院と問題ないでしょう。

教育環境は、保育園7園、認定こども園8園、放課後児童クラブ16か所、小学校6校 中学校1校、高校1校あり待機児童はゼロ。町内の高校の数は少ないですが都城市などの都市部も通学圏内なので選択肢も豊富といえます。

交通利便性は、お隣の都城駅まで町内の三股駅から約5分と非常に近いです。また、宮崎駅までは約55分で移動できます。宮崎県の2大都市である宮崎市、都城市への通勤や通学、ショッピングにも便利な環境です。

支援制度

子育てに関して、中学校卒業までのお子さんの医療費の一部が助成されます。その他、特定不妊治療費助成金給付があります。

住まいに関して、町内の対象地域に住まいを構える際に購入や転入、定住の奨励金が出ます。

仕事に関して、町を挙げてコワーキングスペース 「あつまい」を運営している珍しい自治体。快適なインターネット環境や副業、作業などにも便利でしょう。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から引っ越し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

1人暮らしにもおすすめ!利便性の高いまち

宮崎市

宮崎市
宮崎市

宮崎市は、約40万人が暮らす県庁所在地。海、四季折々の花や緑に彩られ、雄大な自然と温暖な気候に恵まれています。有名なのは複数の球団がキャンプ地として訪れることでは無いでしょうか。リーグ戦開始前の調整に多くの有名選手が訪れます。市街地と自然が近く、都会的な暮らしも自然の中の暮らしも実現できるでしょう。

生活環境は、都市機能だけでなく文化的な施設も多く県立の文化公園が建設され、公園内に芸術劇場・美術館・図書館と少し離れに博物館などがあります。日常生活に必要なものは大型の商業施設が多数駅周辺に集まっているので不自由は無いでしょう。

教育環境は、保育所81か所、認定こども園69園、幼稚園19園、小学校48校、中学校33校、高校17校、その他特別支援学校や大学も多数あります。また、待機児童はゼロです。進路選択の選択肢で、子供たちをのびのび遊ばせることができる公園も豊富なので、教育環境も良いといえます。

交通利便性は、宮崎空港まで中心部から車で約15分とアクセスが良く、乗り合いバスも複数路線運行されているため市街地近郊であれば車が無くてもある程度生活に支障は無いでしょう。宮崎空港まで移動すれば全国各地どこへでも旅行に出かけることができます。

支援制度

子育てに関して、育て親子の交流支援、子どもの一時預かり支援のほか、ファミリー・サポート・センターみやざきでは、育児支援を図るために子育ての手助けをして欲しい人(依頼会員)と子育ての協力を行いたい人のマッチングを行っており子どもの習い事等の送り迎えなどを支援しています。

仕事に関して、保育士など対象の職種の方には最大1.5万円の家賃補助があります。市内で新たに事業を開始する場合は最大20万円の経費補助をはじめ、家賃などにも補助金が出ます。その他、就農支援も手厚いです。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方(東京圏から引っ越し就業・起業した方等)は最大100万円の支援を受けることができます。

宮崎市の詳細記事はこちら

宮崎県で海と自然に囲まれ生活する

趣味満喫

美しい風景、豊かな大地、心あたたかい人々など、田舎暮らしに不可欠な要素がそろった宮崎は、二地域居住にも移住先としても、とても魅力的な場所。趣味の釣りやサーフィンを満喫したい方には特におすすめの地です。

自然に囲まれた地で子育てをしたいと転入や、2拠点目を構える若い家族や、定年退職を機に移住しようと、現役のうちからセカンドハウスを構えて二地域居住をする人などが増えています。

また都会で働く若い世代で農業への関心が高まっている人も多く、日頃は最先端の企業で働きながら、週末は田舎で農業をして過ごすなど、二地域居住というライフスタイルは人生設計の上での一つの選択肢となっています。

宮崎県のそのほかの市町村の特徴や支援制度についても別の記事で解説しているので、二拠点生活を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

宮崎県のおすすめ情報

実際に熊本県へ2拠点生活された方のインタビュー記事を読むことで、イメージが鮮明になります。

気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!

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