【鹿児島県十島村 最新版】移住や2拠点生活をする場合の支援制度について解説

鹿児島県十島村は、屋久島と奄美大島の間に位置し、有人島7島と無人島5島、合わせて12島で構成されている多島村です。
十島村では琉球文化と大和文化が交わり、独特な文化が存在しています。都市の喧騒から離れて、自然を見ながらゆったりと過ごせるでしょう。
この記事では、鹿児島県十島村でデュアルライフをより充実させるための移住支援制度や、支援金について解説していきます。
鹿児島県での二拠点生活や移住を検討されている方はぜひこちらの記事も参考にしてみて下さいね!
鹿児島県のおすすめ情報
気になった市町村がある方は、自治体ごとの特徴や支援制度について情報収集をしましょう!
実際に移住や2拠点生活をされている方のインタビュー記事を読むことで移住後のイメージが湧きますよ。
十島村の特徴
2拠点生活を始めるにあたって、十島村は以下の点で非常に優れています。
- 自然豊かで喧騒とは無縁の住環境
- 新鮮な地元産の生鮮品と整っているライフライン
それでは、一つずつ紹介していきます。
自然豊かで喧騒とは無縁の住環境
十島村は離島のため、都市の喧騒から遮断された悠々自適な2拠点生活を送れます。
鹿児島港からは週2日のペースで定期便が出ているため、本土に行く際も計画を立てやすいでしょう。島間は、不定期のチャーターで高速船が運航しています。
人口は約650人のため、満員の交通機関や人混み、車の渋滞に悩む必要はありません。自然が豊かで、空気も海もきれいなので、ストレスフリーなデュアルライフの実現ができるでしょう。海水浴やダイビングなど、マリンスポーツも楽しめます。
新鮮な地元産の生鮮品と整っているライフライン
十島村は年間平均気温が20度と、暖かい気候に恵まれています。きれいな海や豊かな緑に恵まれているため、畜産業や漁業、農業が盛んです。
島らっきょうや島バナナ、大名筍は、島外へ出荷される農作物として知られていますが、本土に出荷されずに現地でしか楽しめない味もあるでしょう。新鮮かつ珍しい生鮮品を楽しめるのは、十島村民の特権と言っても過言ではありません。
また、有人島はライフラインが充実しているため、デュアルライフの際も困りません。十島村内の有人島の施設は以下のように整っています。
- 口之島:出張所、診療所、郵便局、商店
- 中之島:出張所、診療所、郵便局
- 諏訪之瀬島: 出張所、診療所、郵便局
- 悪石島:出張所、診療所、郵便局
- 平島:出張所、診療所、郵便局、商店
- 宝島:出張所、診療所、郵便局、商店
- 小宝島:出張所、診療所、郵便局
携帯電話は、日本の3大キャリア中のドコモとソフトバンクが使用でき、auも将来使用できる予定です。
十島村の移住支援制度
十島村の移住支援制度について、詳しく解説します。移住を考えている方は、ぜひ利用しましょう。
移住支援制度に関する情報
十島村には移住支援制度として、定住促進生活資金交付金の制度があります。「生活資金助成金」は単身世帯 5万円から、家族世帯は10万円からが助成されます。
条件は転入日から3年経過した方、Iターンの場合は50歳以下の方、Uターンの場合は55歳以下の方で、所得が160万円以下の方です。
詳しい内容や条件は、十島村の公式HPをご覧ください。
十島村が行っている支援制度一覧
十島村で行っている支援制度を紹介します。移住をお考えの方はぜひ参考にしてください。
支援制度名 | 支援制度内容 |
中学生以下への生活支援金 | 支給額:1人につき月1万円 対象者:中学生以下の子ども 補足事項:3人目以降は、1人につき月1万円加算 |
入学祝い金 | 支給額:住所を定めた日から入学日までの年数に、1万円を乗せた額 対象者:学校へ入学前の子ども 補足事項:詳細は、十島村役場への確認が必要 |
住宅取得助成金 | 支給額:取得に要した費用(上限 100 万円) 対象者:十島村へ移住してきた方 補足事項:詳細は、十島村役場への確認が必要 |
十島村体験保育費助成 | 支給額:十島村船舶使用料条例に規定する2等往復運賃額 対象者:十島村に住所を有し、村外保育機関で体験保育を受ける未就学児の保護者 補足事項:必要書類の提出が必要 ※原則、島民割引を利用したときの額とする |
詳しい内容については、十島村支援制度ページをご覧ください。
まとめ
鹿児島県十島村に、移住支援金制度はありませんが住まいの取得に関する支援金を最大100万円支援しています。
「都会では感じられない静かな自然環境」は十島村の良い点でしょう。
自治体によって移住者に対して特に力を入れているサポートは様々。
本サイトでほかの自治体に関する移住支援制度や、自治体ごとの特徴について情報収集して納得のいく移住・二拠点生活を実現してくださいね!
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