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離島暮らししたい方におすすめの町8選|島暮らしのメリットやデメリットも解説

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離島暮らししたい方におすすめの町8選|島暮らしのメリットやデメリットも解説 | 二拠点生活

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読了目安:3分30秒
 

朝起きて海沿いを散歩したり、夕方は波の音を聴きながら本を読む解放的なライフスタイルは誰しも憧れると思います。

しかし、離島での生活の魅力はそれだけではありません。

この記事では、海に囲まれ、都会の喧騒から離れた穏やかな生活を送りたい方のために、選りすぐりの美しい離島8選を紹介します。

離島暮らしのよさ

離島暮らしの良さは、何よりも自然の中に溶け込んで生活ができる点です。

離島は島自体の面積が小さく、急峻な山が島の中心部にあり、山・川・海といった環境が広がっています。

また、海水浴やレジャーを楽しめるような離島では特に、夏場を中心に人が集まりやすいため、広い範囲にわたって商業施設が並んでいる島も多く、生活に必要なお店は島の市街地にぎゅっと密集しているため、便利な生活も送りやすいでしょう。

浜辺でたたずむ女性

海を眺める女性

海沿いの住居に住むメリットとしては以下のようなものがあります。

マリンスポーツを楽しむことができる
景色がきれい
・のんびりスローライフを楽しめる
・新鮮な魚介類を楽しめる
・田舎ならではの密な人間関係を築ける

島に住むメリットは家にいながらリゾート気分を味わえる点にあるといえるでしょう。さらに、採れたての新鮮な魚介類を安い値段で食べられる点も魅力です。

これらのことも踏まえて、それぞれの暮らしのリアルな側面も見ていきましょう。

 

島暮らしのデメリット

豊かな自然に囲まれた暮らしに思いを馳せる人は多いと思いますが、常に自然と隣り合わせであるということです。時には、自然の脅威にさらされることも。

そこで、海暮らしでどのような現実が待ち受けているのか、みていきましょう。

 

島暮らしのリアル

自然災害のリスク
都会の平野に比べ、島暮らしの最大のデメリットは自然災害へのリスクが高まることでしょう。非常時の備えをしっかりすることは必須となるでしょう。

・近年は大型の台風による被害
・海沿いの家は強風高潮に注意
・地震による津波の被害

塩害に悩まされる
海の近くに住むにあたって避けられないのが、潮風による被害です。自転車や車、バイクは当然のこと、住宅やインフラといったものの維持、メンテナンスするためのコストが必要です。また、破損のリスクも高まります。

・住宅の壁の塗装を塗り替える頻度が高
・車の価値がすぐに下がる
洗濯物を外に干すことができない

強風に悩まされる
離島は、島の周囲に遮るものがなく海がよく見えます。そのため、風を遮るものがなく普段から強い風が吹いています。

・強い海風によって砂が運ばれ、洗濯物が汚れる
・部屋の中にもが入り床がざらざらする

離島暮らしにおすすめの島8選

八丈島(東京都八丈町)

八丈島

八丈島



東京都に属する八丈島は、伊豆諸島の火山島で、火山活動度ランクCの活火山でもあります。温泉やダイビングスポットでも有名で自然に囲まれた環境で、リラックスした島暮らしを楽しめます。島は年間を通じて温暖な気候ですが、雨も多く高温多湿。

都心から約1時間の飛行時間で行ける八丈島は、都市部へのアクセスも良好です。ダイビングや釣り、トレッキングが楽しめます。年中ウミガメが見られたり、綺麗な海水浴場があったりとアクティビティも満載。

八丈島(東京都八丈町)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

佐渡島(新潟県佐渡市)

佐渡島

佐渡島



佐渡島は歴史と自然が共存する魅力的な島で、佐渡弥彦米山国定公園、佐渡ジオパークに含まれます。野生動物や温泉地も豊富で、のんびりとした島暮らしを楽しむことができます。

金山やトキの生息地として知られる佐渡島は、四季折々の自然と歴史的な建造物が魅力。海釣りやサイクリング、スキーなどのレジャーも楽しめます。生活環境としては、大型スーパーや病院もあり、新潟市との定期船・航空便もあります。

佐渡島(新潟県佐渡市)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

小豆島(香川県小豆島町、土庄町)

小豆島

小豆島



瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、オリーブやしょうゆ作りで有名です。温暖な気候と美しい海岸線が魅力の島で、移住者にも人気があります。

アートイベントなど、地域を盛り上げる活動も多く行われており、歴史的な文化と現代アートの融合も楽しめます

生活面では、商業施設や医療機関も充実し、中国・四国地方へのアクセスに大変優れています。

写真は、エンジェルロード(天使の散歩道)と呼ばれており、潮の満ち引きによって現れる砂の道。このような、雄大な自然に囲まれた生活が日常になるでしょう。

小豆島(香川県小豆島町土庄町)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報

土庄町へ移住された方を取材しました!参考→25歳、東京から瀬戸内の離島へ移住。古民家宿を経営する高室夫婦の生活

奄美大島(鹿児島県奄美市、龍郷町、大和村、宇検村、瀬戸内町)

奄美大島の風景

奄美大島の風景



南国ムード漂う奄美大島は、サンゴ礁の海と亜熱帯の自然が広がり、サトウキビ畑や美しい海があります。ダイビングや釣りなどのアクティビティも楽しめます。

ダイビングやトレッキングが楽しめます。また、独特の文化や方言が残る地域でもあります。生活環境は都市部ほどではないものの、最低限必要なお店や施設は揃っています。

奄美大島へは、飛行機かフェリーを利用していくことになり、 飛行機では、東京、大阪、福岡、鹿児島、沖縄からが直行便が出ています。意外とアクセスが良く非常に訪れやすい地域であるため、東京と奄美大島でデュアルライフを送る人も結構いるそうです。

奄美大島(鹿児島県奄美市龍郷町大和村宇検村瀬戸内町)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はそれぞれの市町村名をクリック!

 

屋久島(鹿児島県屋久島町)

鹿児島県 屋久島町

鹿児島県 屋久島町



屋久島は世界自然遺産にも登録されている美しい島です。豊かな自然環境を楽しみながら、ゆったりとした暮らしを送ることができます。

温暖な気候も魅力で、ハイキングや釣り、ダイビングといったアウトドア活動が楽しめます。生活環境としては、小さなスーパーや病院もあり、一定の生活基盤は確保されています。

鹿児島から屋久島へは、鹿児島市から毎日出港しているフェリー屋久島を利用します。 所要時間は4時間とそれなりにかかるため、多拠点生活やデュアルライフには向いていないですが、移住者はとても多く、島でカフェや飲食店を開業する方で活気もあります。

屋久島(鹿児島県屋久島町)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら

石垣島(沖縄県石垣市)

沖縄県 石垣市のビーチ

沖縄県 石垣市のビーチ



言わずと知れた有名な離島石垣島。一度訪れたことがある方も多いでしょう。美しい海やサンゴ礁に囲まれた石垣島は、ダイビングやシュノーケリングなど海のアクティビティが盛んです。1年を通して南国の雰囲気を楽しむことができます。

また、伝統文化も魅力で郷土料理を楽しめます。生活環境としては、市街地にはスーパーや病院などがあり、基本的な生活が可能です。

交通アクセスは、飛行機のみで那覇空港だけでなく、全国から直行便が出ています。

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宮古島(沖縄県宮古島市)

宮古島の風景

宮古島の風景



宮古島は美しいビーチやエメラルドグリーンの海が魅力の島です。サンゴ礁やダイビングポイントも豊富で、海を楽しむことができます。

透明度の高い海が広がる宮古島は、ダイビングや海水浴、釣りなど美しい海を満喫することができます。また、独特の伝統文化や料理も楽しむことができます。市街地には生活に必要な施設が整っています。

交通アクセスは、飛行機のみで那覇空港だけでなく、全国から直行便が出ています。

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神奈川県から宮古島へ移住された方の体験談をご紹介!
移住先を選ぶ上での絶対条件は”きれいな海の近くに住む“という事でした。当時の私達は、きれいな海=沖縄だったので、2ヶ月程かけて沖縄を見てまわりました!
神奈川県横須賀市から沖縄県宮古島へ移住された、さわさんのライフスタイル~離島暮らしの魅力と注意点もご紹介~

西表島(沖縄県竹富町)

西表島のビーチ沿い

西表島のビーチ沿い

西表島は八重山諸島に位置し、亜熱帯の植物やマングローブが広がる美しい島です。ダイビングやシュノーケリング、カヌーなどのアクティビティも楽しめ、自然を満喫できます。

国立公園に指定されている自然豊かな西表島。マングローブや独特の生態系が保護されています。ダイビングやカヌー、トレッキングなど、自然を満喫することができます。一方で、生活環境は充実しているとはいえず、自然と共生する生活を求める人に向いています。

これらの離島では、自然に囲まれた環境でゆっくりとした島暮らしを楽しむことができます。移住を検討している方は、ぜひ一度訪れてみてください。

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3つのテーマから考える理想の暮らし

PCと海

PCと海

実際に二拠点生活を行っている方や移住した方に話を聞いてみると、例えば、朝はサーフィンや釣りをするみたいなライフスタイルや、ハイキングや川遊びなどで体を動かすといった、海や山ならではの趣味やアクティビティに興じていないことが分かりました。

「豊かな自然だけではなく、その風土に育まれた人や文化を魅力に感じた」といった声が多く挙がりましたが、具体的にどういうことかみていきましょう。

①その地域に住む人

小さな田舎の漁港

小さな田舎の漁港

二拠点生活や移住をする際、地域の人やコミュニティとの交流が必要になります。

自然のそばで暮らしを営む人たちの中には、漁業や農業、林業などの一次産業に従事されています。時に厳しく、時におおらかな表情をみせる自然とともに生きている中で培われた気質や正確、価値観を持つ人たちに囲まれた暮らしで、大切な何かを学べるかもしれません。

また、地域内の中でも、住居を構える場所によっては接する人や環境が変わってきます。その上でも、コミュニティは大切な地元の人たちとの接点となるでしょう。面倒見の良い商店街のおばさんや移住の先輩などを介して、地域の集まりや祭りに積極的に参加することで、その地域の人たちとの相性も確かめることが大事です。

②その地域特有の自然

海と子供

海と子供

山や海で暮らすことの醍醐味はなんといっても豊かな自然です。

自然の中でのアクティビティは無数にあり、休日も思う存分楽しめるでしょう。上記にも書いたリスクなども踏まえて備えをすることが大切なのはいうまでもありません。

また、山や、海は子供たちにかけがえない経験を与えてくれます。都市での生活に比べると習い事の選択肢などは少ないかもしれませんが、動植物や昆虫との命の触れ合いや、豊かな農産物、海産物を通じた食育など、都市では得られない多くの学びがあることでしょう。

そして、特に高齢化が深刻な山間や海辺の街にとって子供はエネルギーの源。

たくさんの地元の方々が子育てをサポートしてくれるでしょう。

③その地域伝統の文化

埼玉県杉戸町で開催される大落古利根川灯篭流し祭りの景色

埼玉県杉戸町で開催される大落古利根川灯篭流し祭りの景色

年に1度の夏祭りから、日々の食卓にまで、地域の人たちが育んできた特有の文化がいたるところに感じられることも、山暮らし、海暮らしの魅力でもあります。

季節ごとの行事などに参加することで、その土地の歴史や大切にしてきた文化をより深く知れることはもちろん、地域の伝統を後世につなぐ役割をになっているという実感が、よりその地域への帰属意識を芽生えさせることに繋がるでしょう。

終わりに

北海道中札内村の有名な桜の景色と田舎の道
都会の喧騒を離れ、「いつかは理想のライフスタイルを叶えたい」そう思っているなら、その気持ちを忘れないように持ち続けることも大事です。

また、今後どのようなライフスタイルを送りたいのか
・「はっきりしていない!」
・「現状の働き方では無理!」

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